【本と川と街 プログラム紹介 その6】
vol. 9 2021-10-19 0
本と川と街のプログラムとそのクリエイターさんについて、ご紹介していきます。今回はこちらの作品です。
カキノキ⇄ギフト/「時の蘇生・柿の木プロジェクト」実行委員会
1945年8月9日。原子爆弾により幾多の命が奪われた長崎の地で、辛くも生き残った柿の木。弱った木を蘇生させ2世を生み出した樹木医と、その思いと行動に共感する現代美術家との出会いから、物語は始まった。「柿の木プロジェクト」四半世紀の軌跡を振り返り、プロジェクトを立ち上げたアーティスト・宮島達男が柿の木に託す鎮魂の念と未来への希望、世界中で子どもたちとともに柿の木を育てる植樹地からのメッセージを伝える。植樹希望者からの相談も受け付け、新たな始まりを支援する。会期中、折り紙などのワークショップも開催予定。
プロフィール:
「時の蘇生・柿の木プロジェクト」実行委員会/「被爆柿の木2世」の苗木を植樹し、育てることを通して「戦争の愚かさ・平和の意味・生命の大切さ」を子どもたちと共に体感するアートプロジェクト。宮島達男が発起人となり1996年発足。現在までに世界26か国・300以上の箇所で植樹を行なっている。
- - - - -
街を巡るアートプロジェクト「本と川と街」を10月30日(土)〜11月28日(日)の1ヶ月開催します。本所・深川地区を街歩きをしながら点在する展示やライブ、ワークショップ、オンラインプログラムなど26作品を体験できます。
「本と川と街」楽しんで頂くためにPASSPORT BOOK(定価1600円)をご購入ください。プロジェクトのコンセプトや作品解説、また作品を無料・割引鑑賞ができます。
※プログラムは感染状況等によって、鑑賞方法や参加方法の変更、延期、中止などの可能性があります。ご来訪の際は、事前に本と川と街もしくはクリエイターのサイトで最新情報をご確認ください。