【本と川と街 プログラム紹介 その3】
vol. 4 2021-10-14 0
本と川と街のプログラムとそのクリエイターさんについて、連日ご紹介していきます。今回はこちらの作品です。
MADE IN HERE/鹿野貴司
荒川と隅田川に挟まれた墨田区・江東区は、かつて日本最大級の工業地帯だった。僕が鐘ヶ淵の高校に通っていた30年ほど前も、周辺には小さな町工場がたくさんあり、南下して江東区へ向かうと、それが大きな工場や倉庫へと変わっていった。製造拠点を郊外や海外に移した会社が多いものの、この一帯には今も大小さまざまな工場が稼働し、職人の技が息づいている。日本がものづくり大国と呼ばれるようになった源流を探すべく、両区のさまざまな工場や職人を撮影した写真を展示。
プロフィール:
鹿野貴司/1974年東京都葛飾区生まれ。多摩美術大学映像コース卒業。さまざまな職業を経て、フリーランスの写真家として広告や雑誌などの撮影を手掛ける。写真集に『山梨県早川町 日本一小さな町の写真館』(平凡社)など。公益社団法人日本写真家協会会員。
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街を巡るアートプロジェクト「本と川と街」を10月30日(土)〜11月28日(日)の1ヶ月開催します。本所・深川地区を街歩きをしながら点在する展示やライブ、ワークショップ、オンラインプログラムなど26作品を体験できます。
「本と川と街」楽しんで頂くためにPASSPORT BOOK(定価1600円)をご購入ください。プロジェクトのコンセプトや作品解説、また作品を無料・割引鑑賞ができます。
※プログラムは感染状況等によって、鑑賞方法や参加方法の変更、延期、中止などの可能性があります。ご来訪の際は、事前に本と川と街もしくはクリエイターのサイトで最新情報をご確認ください。