【本と川と街 プログラム紹介 その1】
vol. 2 2021-10-13 0
本と川と街のプログラムとそのクリエイターさんについて、ご紹介していきます。今回はこちらの作品です。
Social Distancing Tokyo 2020-2021/Aki Fujita Taguchi
来日するロックバンドを撮影し、英文レビューを執筆する刺激的な日々は、未知のウィルスの襲来により突然断ち切られた。心に穴が空いたまま、夜の深川を彷徨い歩いた。人の消えた街は悲しく、不思議と美しくもあった。そのなかで休業を余儀なくされた商店の張り紙が胸を打った。未曾有の事態に、すべての言葉が違っていた。驚き、戸惑い、悲しみ、コロナ終息への願い……今回、1冊のみ写真集を作成し、何枚か引き伸ばした写真を額装して展示する。深川の記録であるが、皆さんがそれぞれの思いを振り返り、また歩き出す機会になればと思う。
プロフィール:
Aki Fujita Taguchi/東京生まれのPhotographer。深川在住22年目。展示、メディア掲載多数。音楽、アート、時の積み重ねがある街、建物を好む。『深川福々』への寄稿を機に、展示を黒崎亜弓が企画。
- - - - -
街を巡るアートプロジェクト「本と川と街」を10月30日(土)〜11月28日(日)の1ヶ月開催します。本所・深川地区を街歩きをしながら点在する展示やライブ、ワークショップ、オンラインプログラムなど26作品を体験できます。
「本と川と街」楽しんで頂くためにPASSPORT BOOK(定価1600円)をご購入ください。プロジェクトのコンセプトや作品解説、また作品を無料・割引鑑賞ができます。
※プログラムは感染状況等によって、鑑賞方法や参加方法の変更、延期、中止などの可能性があります。ご来訪の際は、事前に本と川と街もしくはクリエイターのサイトで最新情報をご確認ください。