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「ホコリコンピューティング」メディアアートビエンナーレWRO進出をクラウドファンディングで実現!
アートハッカソンで結成した私たちの作品が、ポーランドのメディアアートビエンナーレWROの展示に選出されました。初めての海外の展示にみんなで行きたい!是非ご支援をお願いします!
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私達のチームは、アーティストとエンジニアが集まるハッカソンで出会い、2018年3月に日本科学未来館で作品「たち仄こる」を展示しました。5名のチームメンバーは、互いの年齢も、活動拠点も、学んできた分野も全く異なる背景を持っていたにも関わらず、「ホコリ」という奥深い素材に惹かれ、ただ「ホコリを動かしたい」という共通の目的を掲げて集まりました.
アートハッカソンで結成した私たちの作品が、ポーランドのメディアアートビエンナーレWROの展示に選出されました。初めての海外の展示にみんなで行きたい!是非ご支援をお願いします!
はじめまして!私達は「ホコリコンピューティング」というチーム名で活動しています!
このクラウドファンディングに興味をもって頂き誠にありがとうございます!
まず、名前を見て「え、ホコリ?」と不思議に思われるかもしれません。私達は大真面目にそのホコリをアートにしようとしています!
きっかけはハッカソン
チーム結成のきっかけは、アーティストとエンジニアが集まるハッカソンでの出会いでした。その時に制作した作品『たち仄こる』を、2018年3月に日本科学未来館で展示しました。
得意分野も背景もバラバラなメンバー達
5名からなるメンバーは、互いの年齢も、活動拠点も、学んできた分野も全く異なる背景を持っていたにも関わらず、「ホコリ」という奥深い素材に惹かれ、純粋に「ホコリが生きている様に見せたい!」という目的を掲げて仲間となりました。ホコリという未知の存在と、それを動かす手段として使う「静電気」に対して、メンバー全員が専門外であり未開拓の分野であるため、完全に手探りの状態で、少しずつ理解しては何度も失敗を重ね、挫折しそうになった事が何度もありましたが、初めてホコリが動いた日は全員で歓声を上げたほどです。
海外展示というチャンス
こうした紆余曲折の活動を1年以上続けてきた経験が実を結び、海外での国際メディアアートビエンナーレのチャンスを手に入れる事ができたのです!
石川達哉 エンジニア、アーティスト。高校から映像を、大学からプログラムを学び始めて現在に至る。東京芸術大学 大学院映像研究科 メディア映像専攻 修了
斎藤帆奈 アーティスト。ガラス造形や、生物、有機物等を用いて作品を制作している。主なテーマは、私たち自身がその一部でありつつ、観測者でもあるものとして「自然」や「生命」を表現すること。
ノガミカツキ 92年製アーティスト。新潟県長岡市出身。モントリオールのコンコーディア大学Topological Media Labのメンバー。ベルリン芸術大学でオラファーエリアソンに師事。武蔵野美術大学卒業
堀部和也 大学院生。生物を対象とした理論的な研究を行なっている。現在は主に脳の形と機能の発達についての研究に従事している。
三宅律子 ペンや墨汁など黒の点描ドローイングを手法に、白黒の反転や両極性により視点が変わる事で不快感と快感を行き来するような「感覚の逆転」が主なテーマ。女子美術大学卒業
WROはポーランドで最大級の国際芸術祭であり、今回で記念すべき第30回目を迎えます。私達の作品は、世界各国から1700を超える応募のうち70作品のひとつに見事選出されました。
しかし、その喜びも束の間、私達に与えられた渡航費は2名分のみでした・・・
さらに、メンバーの中には学生もいるため、ヨーロッパへの渡航費を余裕を持って捻出できる者ばかりではありません。そのため、5名全員での渡航を実現するために今回の応募となりました。
そして、今年から札幌国際芸術祭とWROが、連携・協力をしていく協定を結んだことを知り、さらなる舞台として札幌国際芸術祭も目指して行きたいです。私達にとって今回のポーランドでの展示の成功は未来への扉を開ける事に他なりなません!
出典:WRO art center WROの様子
この作品は、各メンバーが得意とするスキルを最大限に活かしつつ、課題に対しては全員で解決に取り組む姿勢で制作しています。そのため、誰が欠けても完成できるものではありません!
展示を1ヶ月前にして実験を重ね作品を改良し続けている中で、海外で展示されるとあれば尚更のこと全員でポーランドへ行く必要があります。また、手塩にかけた作品が海外で展示されるのを一目見たいという思いは全員が同じ気持ちです!
出典: WRO art center 今年のメインビジュアル。かわいい。
全ての色が混ざると灰色になる。だからホコリは灰色ということが印象に残っていて、物質としてもイメージとしてもホコリに興味を持ちました。ミニマルになっていく生活の中で、ホコリはエラーのような物質で、取り除くべきものだったでしょう。しかし、そこには時間や人の老廃物などの痕跡が実はあったのです。
ノガミ案
齋藤案
この作品の面白さの一つは、その場で調達したホコリを使うことです!
ホコリが見つかる場所をイメージしてみてください。そこは部屋の隅っこだったり、家具や家電の隙間だったり、廃墟だったりしますよね。上に書いた通り、ホコリは意図的に作り出すものではなく、人の営みの痕跡であり、その構成は発生する場所にも由来しています。
もちろん、ポーランドでもその土地のホコリを集めて展示するので、それを伝えた時の現地の方の反応が楽しみです!
まずはホコリと触れ合ってみた
動きをみるために硅砂やシリカゲル、砂などを入れて見たり
使わなくなった部屋、駅のホームの片隅、自販機の下など至るところでホコリを探し
町のクリーニング屋さんから雑多に集まったホコリを調達し(ホコリの様なペットが可愛い)
ホコリと対になる人間に反応する静電気
人間の代わりとなるおそうじロボットと交わらせ
常にホコリが舞っているためメンバーはいつもマスクを
静電気のことを知るため企業に見学にいき
メンバーの手狭の部屋でひしひしと制作
遠方のメンバーはビデオ通話で参加
私達の作品は、昨年11月に開催されたWIRED主催の『CREATIVE HACK AWARD 2018』のファイナリストに選出され、「なにを、なぜ、いかにハックしたのか?」をテーマにプレゼンに参加しました。その時は受賞こそなりませんでしたが、作品が選ばれた事で再びチームメンバーが終結し、改めてホコリについて話し合うきっかけとなりました。
出典:CREATIVE HACK AWARD 2018 の会場にて。灰色の服装とヘアカラーで気合を入れるメンバー達
前作からよりコンセプトに近いかたちにするため、いまなお試行錯誤中です!!
ホコリという言葉は英語にはない。Dustで一括りにされ、ちりもホコリも同じものとされる。しかし日本語では、ちりは砂などの自然のもの、ホコリは自宅で生まれる人口物で区別されている。ホコリは,人の生活環境で生まれ,繊維,ふけ,あか,花粉,土,皮膚のかけら,病原菌の塊といった人工物と自然物を含めたありとあらゆる物質が盛り合わさり,構成要素がわからなくなった灰色の塊である.そしてホコリは人がいなくなった廃墟や電化製品の裏といった人の営みの少ない場所に自発的に集まり,誰も気づかない内に溜まっていくことで形成される.この人の営みとホコリの形成過程における表裏一体性と時間性に注目し,ホコリを人の生活の裏で共生する生命体と考えた.生命体としてのホコリは,自発発生場所での人々の暮らし,気温,湿度,風,地形といった環境によりその場所でしか生まれ得ない存在となる.このホコリの自発的な環境にさらされた性質はその語源である「立ち放こる」にも現れている.本展示ではホコリが帯電する特性を利用し,静電気により電場を発生させホコリの動きを生んだ.電場中のホコリはその塊具合,塊同士の引力・斥力,砂の地形,湿度,気温といった箱内環境との相互作用により我々に制御不能な振る舞いを示す.常に帯電し続けると安定状態に収束するため,帯電装置を無規則に走り回らせ,除電を位置特異的に実行することで環境を箱外に開き電場の時空間分布を与えた.その結果会場の人の流れにホコリが呼応する振る舞いが実現され人との表裏性を表現した.そうすることによって,ホコリ達が意思をもって開かれた環境と対峙する様を描き出した.ここにホコリが立ち放こった.なお,ここで展示されているホコリは私たちに身近なクリーニング屋でゴミとして廃棄される予定のもの,そして会場近辺で採集したものである.
昨今、AIの急速な発展により、知性があれば人間と呼べるのか、VtuberやSocialNetworksでの故人の扱いなど、生命の定義も揺らいでいる。デュシャンの"大ガラス"を撮影したマンレイの"埃の培養"でも、まるで生命かのように「培養」と題している。偶然性では無く必然性から生まれる、それが人工物だといえる要因だ。レディメイドであり家電や人間の痕跡であるホコリは、資本主義の影のようなものを予感させ、ウォーホルが提示した過剰な資本主義の、未来ともいえるだろう。全てがデータ化バーチャル化する現代で、物質として感じにくいエラーのような物質に着目した、同時代的な作品着想であった。
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1人分のブロツワフまでの航空券 13万円×3人=39万円
(手数料等で5万円弱差し引かれるので+47,800=437800円)
出典:Pixabay ブロツワフの旧市街
リターンには文字通り時間を閉じ込めたホコリや、ポーランドに関するもの。メンバーの作品などがあります。
ポーランドからホコリ付きポストカード:3000 円
ポーランドのホコリを閉じ込めた缶バッジ:4000 円
ノガミカツキの肌のスキャンデータ10日分:4000円
名所で集めたホコリのビン詰め:5000 円
ノガミカツキの、手書きスパムメール:5000 円
ホコリのイヤリング・ピアス:10000 円
額装したホコリ:10000 円
三宅律子のポーランドスケッチ:15000 円
実は建物や風景を描いた事がないのですがチャレンジします!雰囲気は下のスケッチを参考にして下さい!
ノガミカツキのセルフポートレート:30000 円
・ノガミカツキのセルフポートレートドローイングをプレゼント。140くらいのサイズです。
・2019年9月にお届け予定です。
ホコリアクセサリーまとめセット:30000 円
・ホコリのポストカード、缶バッジ、ペンダントの詰め合わせです
・2019年10月 にお届け予定です。
静電気体験会:50000 円
・バンデグラフを使って静電気の体験会を行います
・2019年07月 にお届け予定です。
三宅律子のホコリまみれのあなたの似顔絵。:50000円
・A4サイズ前後でホコリと融合したあなたの似顔絵を描きます。下は参考画像。
・2019年7月にお届け予定です。
メンバーの盛り作品セット:50000 円
・三宅律子のスケッチ、ノガミカツキのスパムメールと肌スキャンデータのセットです
・2019年09月 にお届け予定です。
報告会:60000 円
・WROの報告会を行います。トーク、レクリエーション、ご要望があれば!
・2019年06月 にお届け予定です。
作品"たち灰こる"展示:100000 円
・インスタレーション作品"たち灰こる"を展示します。日程などは要相談ください。
・2019年07月 にお届け予定です。
メンバーの盛り盛り作品セット:100000 円
・三宅律子のスケッチと似顔絵、ノガミカツキのスパムメールに肌データ、ポートレートの全部セットです
・2019年12月 にお届け予定です。
"たち灰こる":2000000 円
・インスタレーション作品"たち灰こる"。メンテナンスなど要相談
・2020年03月 にお届け予定です。
・2018年3月:Art Hack Day「Being There-現れる存在」展(日本科学未来館)
・2018年11月:CREATIVE HACK AWARD 2018 ファイナリスト
・2019年3月:KDCC北九州デジタルクリエーターコンテスト2019入選
・2019年5月:WROメディアアートビエンナーレ(ポーランド)出展予定
クラウドファンディングの実地期間4/9~5/9
現地で作品の設営:2019/5/11~5/14
オープニングイベント: 2019/5/15~5/19
わざわざ5人で1人往復13万もかかる展覧会に自費でも行こうとしている事がリスクです。ですが、まだ作品で食う事ができない無名の作家でも、クラウドファンディングでその渡航費を補填できるかもしれないという事が、今の私たちにとって幸運であり希望だと感じています。特にこのビエンナーレの主題でもあるメディアアートというものは作品を売る工夫が必要で、なかなか作品だけで食っていく事は至難の技です。メンテナンスやサービスの終了など、時間に反映されやすいからです。私たちのホコリというメディアなんて特にそうです。このプロジェクトは、アーティストがどうやって生きていくか、発表していくかという事にも繋がるプロジェクトです。
資金が足りない場合は、不足の渡航費をメンバー全員で補填して全員でWROに参加します。よってこのプロジェクトは必ず実行されます。
海外での活動
今回の展示はこのメンバーでの初の海外展示となります。私たちの作品を多くの人に見てもらえることで、私たちの海外での活動がより活発になることが期待されます。またWROに展示される多くの作品にふれることで新たな作品作成の原動力となると信じています。
作品の改良
私たちのホコリに対するコンセプトの一側面は人間生活の裏側です。そのためホコリたちが自ら動き出すだけでなく鑑賞者との相互作用を”たち灰こる”に取り入れたいと考えています。その実現の一つの可能性として”たち灰こる”をパフォーマンス作品にアップデートしたいと考えています。今回のWROの展示によって直接鑑賞者からのフィードバックを受けられることはパフォーマンス作品化するために重要なヒントとなります。
みんなのコメント
石川:今回のプロジェクトについての詳細をここまで読んでいただきありがとうございます。 私は現在、エンジニアとして働きながら作品制作をしています。WROは界隈では有名なビエンナーレで、今回参加している友人も多くいます。そんな展示に自分も参加できることが嬉しく思うとともに、万全の状態で作品を展示したいと思っています。そのためにも現地に赴いて、ギリギリまで作品の調整をしたいです。
齋藤:今回、海外での展示は初めてなので、ぜひ現地に赴きたいと希望しています。現状出ているリターン以外で、何かリクエストがあったら教えてください。
ノガミ:僕は実はWROには3年前に参加していました。地元美大のブースの荒々しい勢いや、その後かなり話題になった作品群たちに、ビビビと電撃を受けていました。まだ大学を卒業したばかりで2作品も出品し、てんやわんやで大変だった記憶がありますが、また参加したいと思っていました。今回このホコリコンピューティングで再戦できるのがとっても嬉しいので、何とか現地に赴きたいです!!!
堀部:私は普段は実験をし結果を報告し論文を書くという科学的な営みをしています.そんな私がアート作品を作り展示するいうと周りの研究者の多くは驚き訝った目で私を見ます.でも私は最近,人が自ら考え問題を切り出し,それを表現するという営みは科学とアートに共通しそれが双方にとって極めて重要であることを実感しています.この自分が今感じていることを多くのアーティストに伝え議論するためにも是非とも現地に赴きたいです.
三宅:私個人での制作スタイルは黒色の点で絵を描くことですが、点を集積する事に対し、あらゆる物が分解してできるホコリは、まさに表裏一体のモチーフだと感じています。分野の違う仲間との制作もとても刺激的で、ポーランドで展示できるとあれば絶対に全員で現地に行きたいと思っています!ホコリコンピューティングの活動が今後は皆のライフワークになる様、全力で挑戦します!ご支援くださる方には絵描きならではのアートなリターンでお礼させて頂きますので、どうぞ宜しくお願いします!!!
3000 円
4000 円
4000 円
5000 円
5000 円
10000 円
10000 円
残り4枚
15000 円
30000 円
30000 円
50000 円
SOLDOUT
50000 円
50000 円
60000 円
100000 円
100000 円
残り2枚
2000000 円