劇中曲の笙の音色を特別公開!
vol. 8 2017-02-24 0
劇中曲の笙の音色を特別公開!
本日は劇中曲として笙の演奏をしていただいた大塚惇平さんをご紹介します。
笙というのは奈良時代からある雅楽の楽器でとても幻想的な音色がします。
映画『蹄』の劇中では沖縄の自然の音(こちらはまた次回にご紹介!)が主になります。
今回、監督がとても重要視するシーンは現実と非現実の狭間を表すとても複雑なシーンです。編集時にそのシーンにどんな音をつけるべきか悩む監督とスタッフが大塚さんの演奏と出会った瞬間に、全員の気持ちが一致しました。
”映画『蹄』にはこの音色が不可欠だ”
今夜は監督が聴き感動した、大塚惇平さんの演奏を実際にお聴き下さい。
笙 うた 奏者 大塚惇平
ヴォイスパフォーマンスの活動を通して笙の響きの世界と出会う。早稲田大学第一文学部卒業。音楽文化論を小沼純一氏に師事。田島和枝氏に笙の手ほどきを受ける。その後、東京藝術大学音楽学部邦楽科雅楽専攻卒業。笙、琵琶、右舞、歌物を専攻。現在、笙、右舞、歌物を豊英秋氏(元宮内庁式部職楽部首席楽長)に師事。雅楽古典の演奏・研究をベースにしつつ、現代音楽や即興演奏、他ジャンルとの交流を積極的に行う。最近では、日中韓芸術祭 平山素子作品「やおよろず」(2015)、信濃の国 原始感覚美術祭 2016「地は語る、水のかたりべ」(2016)、キッドアイラックアートホール 齋藤徹×ジャン・サスポータス×大塚惇平(2016)、目白庭園 秋の庭園ライトアップ「大塚惇平 雅楽コンサート」(2016)他、都内ギャラリー、アートスペースでの演奏、屋久島 益救神社、丹生都比売神社、高麗神社等の寺社にての奏楽奉仕等、精力的に演奏活動を行っている。
映画の本編ではシーンに合わせて大塚さんに即興演奏していただきました。
劇中で笙の音がどこで流れてくるかお楽しみに!
映画『蹄』制作支援プロジェクトも残すところあと5日となりました!
現在達成率64%と少し伸び悩んでいます。
どうか本プロジェクト達成に向けてご支援ご宣伝よろしくお願いいたします。
映画『蹄』製作委員会