短篇アニメーション「火づくり」ご支援者の皆様へ(21.4.1)
vol. 45 2021-04-01 0
こんにちは。松浦です。
2021年も、あっという間に桜の咲く季節になりました。
皆様、いかがお過ごしでしょうか?
「火づくり」の活動報告です。
まず、リターン品の制作が遅れてしまっていて申し訳ありません、、、!
順次準備を進めておりますので、もう少々お待ちください。
今年の夏までには全て終えたいと思っています。
ご報告に間が空いてしまい、申し訳ありませんでした。
・・・
作品の方は、現在、国内外の様々な映画祭に出品する活動をしています。
ノミネートや受賞になったら、皆様にもお知らせ致します。
一般公開もしたいと思っていたのですが、映画祭の応募条件との兼ね合いで
「すでに公開された作品は対象外」といったものもあるので、今年度いっぱいは、
一般公開の上映会などはできなさそうです、、、
また、お世話になっていた先輩や先生方にも見てもらったりして、
色々なご意見、ご感想を頂きました。
そういったコミュニケーションの中で、「より良く作品を届けるための方法」や、
そもそも「表現するに値する『価値』って何だろう?」ということを、
以前にも増して、考えるようになりました。
機材やソフトが安価になり、操作もどんどん簡単になって、
「誰でも映像やアニメを作れる時代だ!」って感じになりましたが、
だからこそ、「それを使って何を伝えるか」という部分が、
以前にも増して、本当に大切になってきているよなぁ・・・と感じます。
・・・
「火づくり」は、僕自身が長い時間をかけて企画を温めてきた作品ですし、
クラウドファンディングの実施から、作品の完成まで、約3年もかかった作品です。
かけた時間の長さが、そのまま比例して作品の価値になるわけではないですけれど、
たくさんの人に見てもらうには、相応の時間や手間暇がかかるんだな・・・と、
色々な事務仕事や社会的な手続きを前に、襟を正す想いになっています。
今日、久しぶりに本編を見返したのですが、
数ヶ月前に完成した作品なのに、すごく昔の自分と対話しているような気分に
なりました。制作当初と変わった部分もあれば、変わらない部分もあり、
「ああ、こんなこと考えていたっけなぁ・・・」と、些細な事を思い出したり
していました。
それもこれも、今となっては良い想い出です。
でも、この作品は、自分一人の中で完結する「想い出」で終わらせず、
たくさんの人の心に残る「想い出」になってほしい願っています。
そのために、今後の活動も、時間がかかっても、一つ一つ、丁寧に
取り組んでいこうと思いました。
今後とも、短篇アニメーション「火づくり」を、
どうぞよろしくお願い致します。
松浦直紀