短篇アニメーション「火づくり」ご支援者の皆様へ(20.5.27)
vol. 37 2020-05-27 0
こんにちは!松浦です。
前回のアップデートから、また少し間が空いてしまい申し訳ありませんでした。
少しずつですが、着々と作業は進んでおります!
撮影の上がりも少しずつ集まってきて、自分の頭の中だけにあった世界が
見えてくる興奮に、毎日ワクワクしています。
スタッフ、関係各位の皆様、ありがとうございます!
そして、この作品の応援をしてくださっている皆様にも、改めて、
御礼申し上げます。ご支援をくださり、本当にありがとうございました。
「火づくり」は、異世界を舞台にした作品のため、その世界の中に存在する
「文字」については、僕のこだわりもあり、オリジナルでフォント(書体)を
作ることになりました。
普段、デザイナーをしている妻に、作ってもらい、このような感じのデザインで
仕上げてもらいました。
妻よ、ありがとう!
学校の授業風景や、駅の看板などに使っております。
本編では、数秒、ちらっと見えるだけですが、是非、注目して頂きたいです。
・・・
新型コロナウィルスの影響で、映画館やライブハウスなどの運営が厳しくなっている
状況を見て、自分も、この作品が完成した後、「どうやって作品を上映・公開していくか」という
課題に対し、日々、色々と考え、意見や情報を集めています。
ネット配信、という選択肢が可能性としては一番高いですし、確実ですが、やはり
「リアルな場所の体験、生の声を届ける」という発信の価値が消失しない以上、何かしら、
皆様と、直接お会いしたり、交流する場は作っていきたいと思っています。
「失った日常を取り戻す」という考え方も大切ですが、「取り戻せなくなった日常の中でも、
どうやって生きていくか」ということも考える必要があると思っています。
具体的に、即効性のある何かを提案できるわけではないですが、作品が完成した後、
時間がかかっても、この作品を、皆様や、まだ、作品の存在を知らない人に、届けていく
過程において、新しい何かや、アイディアが生まれるだろう、という淡い期待もあります。
変わっていく世界の中でも、作品が表現しているものは、変わりません。
むしろ、コロナ禍を受けて、テーマの強さに、確信を深めているところです。
当初の予定から、ずっと遅延を繰り返してしまい、本当に申し訳ないのですが、
僕個人は、全く諦めず、完成に向かって、日々、作業を進めています。
どうか楽しみに待っていてください。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
今後とも、短篇アニメーション「火づくり」を、どうぞよろしくお願い致します。
「火づくり」監督/松浦直紀