広島で、これまでにない形で「平和」を考えるイベントをつくりたい。
2018年国内最大規模の国際哲学カフェ開催プロジェクト。

クラウドファンディングご支援者のみなさまへ

昨年11月3日のイベントから季節は一巡し、クラウドファンディング開始からも１年以上が経ちました。その後も哲学カフェにご参加いただいたり、引き続きの応援をありがとうございます。

９月１４日には、リターン「ひろしま哲学カフェ、あなたのところへ出張します！」として、広島県安芸太田町で哲学カフェ「価値があるってどういうこと？」を開催しました。開催場所は、日本棚田百選にも選ばれている「井仁の棚田」の目の前にある「棚田カフェイニミニマニモ」。１１人のご参加者のうち、町外・県外からの参加者は９人で、安芸太田町に初めて来た方がほとんどでした。

写真提供：棚田カフェ イニ ミニ マニモ

共同企画者であり、同町に住む方のご厚意で、「県北の郷土料理角寿司の手づくり体験」も行われ、４人の方がご参加されました。哲学カフェに参加をするとともに、地域の魅力を知ってもらう機会にもなったのは、うれしい結果でした。

近年、地域の人と対話してみたい、行ったことのない土地で考える時間を楽しみたい、などの理由から哲学カフェ参加のために旅行をする人が増えています。「哲学ツーリズム」という言葉も生まれているほどで、その可能性を感じた回でした。

写真提供：棚田カフェ イニ ミニ マニモ

対話はいつもよりゆっくり進み、窓の外には棚田があったせいか、沈黙の時間が何度もあったのがよかったです。やはり、こうした自然豊かなリラックスできる環境、目に緑が入る環境は、思考のペースにも影響するのだということを実感できました。
対話の振り返りは、ひろしま哲学カフェのFacebookページをご覧ください。
https://www.facebook.com/philocafehiroshima/

これで、このクラウドファンディングのリターン提供はすべて終了となります。
リターンのミニブックも、広島市立図書館や尾道図書館、県内の書店・カフェに置いていただいています。昨年のイベントがこうした形で世に残っていくこと、とてもうれしく思います。
今後の活動については基本的にFacebookページでアップしていく予定ですので、これからも見守っていただけると幸いです。

長きにわたる応援、本当にありがとうございました！

ひろしま哲学カフェ　草間さゆり