プロジェクトをブログやサイトで紹介
テキストエリアのコードをあなたのブログやサイトのHTMLに張り付けると、右にあるようなプロジェクトウィジェットが表示されます。
2018年国内最大規模の国際哲学カフェ開催をクラウドファンディングで実現!
11月3日(土)に広島市内のカフェにて、東京・岡山から哲学対話の進行役3人を呼んで哲学カフェイベントを開催したい。キーワードは「争い」。世代・経験・立場・肩書き・国籍を問わない「より自由な対話の場」をつくりたい。
テキストエリアのコードをあなたのブログやサイトのHTMLに張り付けると、右にあるようなプロジェクトウィジェットが表示されます。
2017年4月から、毎月広島市内で「ひろしま哲学カフェ ~呼吸と哲学カフェ」や、不定期で哲学ウォーク、哲学パブを開催しています。このほか、広島市内で英語による哲学カフェや、高校生のための英語哲学対話イベントも企画・開催しています。全国的に哲学カフェの人気が高まる中、広島市内における哲学対話の機会を増やしてきました。「カフェフィロ」パートナー。
11月3日(土)に広島市内のカフェにて、東京・岡山から哲学対話の進行役3人を呼んで哲学カフェイベントを開催したい。キーワードは「争い」。世代・経験・立場・肩書き・国籍を問わない「より自由な対話の場」をつくりたい。
【このプロジェクト・イベントの余剰金は「平成30年7月広島県豪雨災害義援金」に寄付いたします / The surplus budget of this event will be donated to July 2018 Hiroshima Heavy Rain Disaster.】
2018年11月3日(土)に広島市内の「喫茶さえき」で開催を目指す、「ひとりひとりの『平和』を考える哲学カフェ」イベント。平和を考えるきっかけとして「争い」をキーワードに、最大45人の参加者が対話を楽しめる場をつくりたいと思っています。英語のグループを設け、国籍や世代、肩書き、経験を超えた人々が対話できるイベントを実現したいです。
◆イベントのポイント◆
◆イベントのプログラム◆
・第1部:進行役3人によるトーク「平和を哲学的に考えるって、どういうこと?」
・第2部:3グループに分かれて哲学カフェ…キーワード〈争い / Conflict〉
「平和」とは「争いのない状態」と考えることもできます。今回、平和について考えるためにきっかけとして、「争い」という切り口から対話を始めてみたいと思います。
・第3部:全体で、対話の振り返りと共有
はじめまして、私は広島市内で「ひろしま哲学カフェ」というイベントを毎月開催している、草間さゆりと申します。このたび、すっかり好きになってしまった広島で、「ひとりひとりの『平和』を考える哲学カフェ」というイベントを2018年11月に開催したく、クラウドファンディングを始めることになりました。
私は2016年秋に、転勤で広島市内に引っ越してきました。原爆投下という歴史をもつヒロシマには、「戦争はなくそう」「核兵器廃絶」といった伝え続けなければならない大事なメッセージがあり、一年を通してさまざまな平和関連イベントが開催されています。戦争を体験していない私にとって、イベントで聴くお話やメッセージには賛同することが多く、ひとつひとつのイベントがとても貴重なものだと感じていました。
しかし一方で、イベントでは誰かのもっている「答え」を聴いたり、一定のメッセージ性をもっていることが多く、平和について素直に、「自由に」対話できるイベントがあまりないようにも思っていました。
また、戦争を体験していない世代からすると、イベントで語られるのは他の人の経験であったり、「よく聞く言葉」であることが多い。自分の言葉や自分の経験から「平和」について考えることも大事で、そこにはおそらく十人十色の考え方やイメージ、理由付けがあると思うのです。
さまざまな考えをお互いに聞き合い、まったく異なる考えさえも理解しようとする。そんな形のイベントがあれば、これまでになかった視点から、自分にとっての平和を考えることができるのではないか――、と思うに至りました。
そして、これを実現する方法として、今回私は「哲学カフェ」という形をとり、イベントを開催したいと考え始めました。
一般的な平和関連イベントと異なり、このイベントでは結論を出したり、決まった方向性のメッセージを伝えたりはしません。ステレオタイプや「当たり前」を疑ってもよい対話の場をつくりたいと思っています。
哲学に関する難しい知識は必要ありません。
ここで言う「哲学」とは、人の考えを理解する・自分の言葉で考える・問うこと――。
それでは、現在考えているイベントの企画内容をお伝えしたいと思います。
第1部:進行役3人によるトーク「平和を哲学的に考えるって、どういうこと?」
「哲学カフェって、何?」というところから始まり、平和を哲学的に考えるとはどういうことか、進行役それぞれの考えを聞いていきたいと思います。「平和な社会を実現していく上で、哲学は何ができるのか?」という問いも投げかけてみたいです。
第2部:哲学カフェ…キーワード〈争い / Conflict〉
「平和」とは「争いのない状態」と考えることもできます。よって、今回は「争い」というキーワードを切り口にして、平和について考える対話を始めたいと思います。
「争い」とはたとえば、ケンカや口論、人間関係の対立、心の中での葛藤、資源をめぐっての争い、はたまた命の奪い合い――。「争い」とは一見よくないものと思われがちですが、一方で、デモや「権力との闘い」のような、「よい争い」もある? 「争い」が始まるもとには何があるのでしょう? 争いは平和をつくることができる? 当日は「争い」にまつわるみなさんの日常経験と問いを募集してから対話を行います。
第3部:全体で、対話の振り返り
他のグループではどんな対話が行われたのか、進行役の方々から簡単な振り返りをしてもらい、全体で共有します。
寺田俊郎●1962年、広島生まれ。高校卒業までを広島で過ごす。上智大学文学部哲学科教授。2000年以来哲学カフェを中心とする哲学的対話の活動を続ける。「カフェフィロ」正会員。特定NPO法人「こども哲学・おとな哲学 アーダコーダ」監事。お気に入りのカフェメニューは、夏でもホットコーヒー。 | |
松川絵里●1979年、大阪府生まれ。大阪大学コミュニケーションデザイン・センター特任研究員を経て、現在はフリーランスの〈てつがくやさん〉。現在は岡山を中心に、カフェ、公民館、社会福祉施設など地域のさまざまな場所で哲学対話を企画、進行役を務める。「カフェフィロ」副代表。お気に入りのカフェメニューはロイヤルミルクティー。 | |
Flavia Baldari●1984年、イタリア生まれ。東京大学法学政治学研究科博士課程を卒業し、現在は同科特任講師。「子どものための哲学」で日本語による進行役を務めたり、一般社団法人「哲学相談おんころ」の会員として、英語での哲学カフェ進行を務める。お気に入りのカフェメニューはマキアート。 |
でも、そもそも「哲学カフェ」って何? という方もいらっしゃると思いますので、
以下、哲学カフェとはナンゾヤを、Q&A形式で書いてみたいと思います。生粋の広島ジンではないので、多少方言が間違っていてもお許しください…!
◆Q1.「哲学カフェ」って、いつ始まったんかいね?
◇◇1992年にフランス・パリのカフェで生まれ、日本では2000年前後から全国で行われるようになってきたんよ。
◆Q2. ほうなんじゃ。どんな感じで進むんかいね? なんかルールがあるん?
◇◇進行役が一人おってね、だいたい10~15人くらいの参加者よ。1つのテーマについて2時間じっくり話すんよ。テーマのキーワードは「常識」「後悔」「かわいい」「親切とおせっかい」とかね。ルールは進行役によって異なるんじゃけど、たとえばこんな感じよね。
◆Q3. なるほど、ちょっとわかってきたわ。ほいで、目的は何かいね? どこが楽しいん?
◇◇一言で言うたら、目的は「対話を楽しむこと」よ。どこが楽しいか、ゆうて、これまで参加者から聞いた感想やら、私の考えを書いてみるけえ。
◆Q4. ほうねぇ。でも、他の話し合いの方法とどう違うん?
◇◇「哲学カフェ」は、ひとつの答え・結論を出したり、合意形成を目指すことが目的じゃないんよ。
肩書きや知識の量に関係なく、問いに対して全員が対等に対話ができる場なんよ。反対の考えや質問がどんどんあってもええし、ゆっくり話してええ。
じゃけぇ、相手を説得するディベートやら、多数派意見が重視されるディスカッションとは違うし、日常会話やら会議とも違う。哲学カフェは 「より自由な対話の場」じゃぁ思うんよ。
自分とまったく異なる考えを話した相手に、「もうこれ以上話しとうない」「話しても理解し合えんじゃろうて」という態度じゃのうて、「なんでそう考えるん?」と、相手の考えを知ろうとする姿勢で対話が行われる。これは、平和的なコミュニケーションの方法のひとつといえるかもしれんじゃろ。
◆Q5. ほうなんじゃ。げに「自由な対話」なんかいね? ケンカは起きんのん?
◇◇哲学カフェでは、
対立する考えが出れば、それは対話を深めていく大事なポイントなんよ。「平和のために必要な戦争もある」という考えの方や、「小さい頃から平和のことばかり聞いて、平和アレルギーになった」のようなモヤモヤを持っとる人もおるかもしれん。
「平和」という概念について、例えば「家族で仲良くする」「心の中の平和」のような、もっと広い意味で捉える方もおるかもしれん。
そこに理由付けがある限り、ここで語っちゃいけないことはない。もしかすると、最初はまったく意見が異なると思っとった相手が、聞いていくうちに「意外と似とる部分もある」と思えてくるかもしれんよ。
◆ほうか、ちと参加してみとうなってきたわ!
次に、リターンについてご紹介します。次のA~Eの種類で、セットもご用意しています。
今回、クラウドファンディングに挑戦している理由は以下の2つです。
(1)「平和」のような、ある意味センシティブなテーマで行う際は経験豊富な方による進行がより適していると考えていますが、広島県内にはそうした進行役の方が少なく、東京など県外から進行役を招きたいからです。
(2)哲学カフェは特に東日本大震災以降、全国的に注目が高まっていますが、
広島では開催頻度が東京や大阪に比べると少なく、認知度もそれほどあるとはいえません。今回、クラウドファンディングに挑戦したり、この少し大きい規模での哲学カフェイベントを開催することで、広島で、哲学カフェの楽しさをもっと伝えていきたいからです。
今回の目標金額は25万円に設定しました。目標金額に達しなくても、企画の縮小・変更および、今後継続的に毎月開催する「ひろしま哲学カフェ」の余剰金による補填で、イベントは開催いたします。
予算の使い道については、以下のように考えています。
上記以外にも、告知物印刷費・マイクレンタル費・通訳関連費などがかかることを見込んでいますが、参加費から充てる予定です。イベント後に予算が余った場合は、「平成30年7月広島県豪雨災害義援金」に寄付いたします。
長文にもかかわらず、最後までお読みいただき本当にありがとうございました。
広島にとって新しい風になるよう頑張りますので、どうかどうか、よろしくお願いいたします!
ひろしま哲学カフェ主宰・草間さゆり●1989年、東京生まれ。慶應義塾大学文学部にて高等教育に関する哲学を学び、学生時代から哲学カフェに通う。哲学カフェ進行役の勉強会などを経て、2017年4月より、広島市内で毎月「ひろしま哲学カフェ ~呼吸と哲学カフェ」を開く。英語の哲学カフェの企画も行う。「カフェフィロ」パートナー会員。お気に入りのカフェメニューはチャイ。 |
|
|
※支援の方法やパソコンの操作などがわからない場合は、「hirophilocafe*gmail.com」(*を@に変えてください)までご連絡いただければと思います。
Illustration by mvchomaya
photos by Erika Abiko, Hozumi Masada, Steve Jarvis
Hiroshima dialect proof reading by Junpei Hirao
----English version is below-----
-----------------------------------------
Dear all,
My name is Sayuri Kusama. Since last spring, I have organized a monthly Philosophy Dialogue café in Hiroshima city. Although the café is usually in Japanese, there have been a few English sessions too.
Philo café is a public activity that has spread from Paris since 1992 and now enjoyed by lots of people around the world, even around Japan.
Now I am raising money to organize a larger Philo Dialogue café event: “Think Peace for Yourself: Philosophical Dialogue Session” on 3 November 2018 in Hiroshima city. The event will include one English-speaking group (out of three total groups), so speakers of both Japanese and English are more than welcome!
Please let me explain (1)WHY I would like to organize it, (2) the PROPOSAL of the event, (3) WHAT is ” Philosophy café”? and (4) Return.
Part 1: Talking Session by 3 facilitators (40 mins) *Interpreter for E-group (planning)
--What is Philosophical Dialogue?
--What does it mean, “Thinking of Peace Philosophically"?
--How could Philosophy contributes to fostering Peaceful society (or Peace)?
Part 2: Philosophical Dialogue Session separated to 3 groups (90-120 mins)
《Keyword : Conflict》
Among the possible definitions of peace we could say that peace is the absence of conflicts. So We would like to start the dialogue from the keyword "conflict".
But how can we define “conflict”? This can be considered as, for example, a quarrel or an argument, a conflict in your relationship, a conflict in your mind, a competition for resources, or a, eventually, lethal physical combat… Generally, “conflict” has a negative image, however, can we think of a “positive conflict for peace” as in demonstrations against oppressive power? What are the origins of “conflict”? The more we think, the more confused we get. Please bring your daily experience and question about “conflict”!
Part3: Entirely Reviewing Session by facilitators (15 mins) *Interpreter for E-group (planning)
Sharing briefly each group’s dialogue.
<Facilitators>
|
Toshiro Terada(寺田俊郎), was born in Hiroshima in 1962 and resided there until his graduation from high school. Professor for philosophy at Sophia University in Tokyo. Since 2000, he has been active in philosophical dialogue, primarily in philosophical café. He is a member of “Café Philo(カフェフィロ)” and the NPO “Philosophy for Children & Adult Ardacoda(こども哲学 おとな哲学 アーダコーダ)”. His favorite café menu is “Hot coffee even in summer”. |
|
Eri Matsukawa(松川絵里), was born in Osaka in 1979. After Specially Appointed Research of Center for the Study of Co* Design in Osaka University, currently "freelance philosopher". Living in Okayama, she organizes and facilitates a variety of philosophical dialogues in a café, local community center and social welfare facility etc. She is Vice President of “Café Philo(カフェフィロ)”. Her favorite café menu is “Royal milk tea”. |
Flavia Baldari, was born in Italy in 1984 and holds a Ph.D. from Graduate School of Law and Politics, the University of Tokyo, where is is currently Project Lecturer. She has facilitated in Japanese in “Philosophy for Children” and in English in philosophical café as a member of “Philosophical Counseling Oncolo(哲学相談おんころ)”.Her favorite café menu is “Macchiato”. |
Philosophy Cafe has been spread from Paris to the world since 1992. It is not a debate and discussion. It is a way to enjoy questioning and exploring our subconscious beliefs, stereotypes, ideas and assumptions, not in the form of an argument, rather by listening to and questioning opposing opinions.
It is often said that understanding each other is necessary for fostering peace, but what does mean by “understanding each other”? I believe one of the ways to do that is Philosophy Café.
Waiting for other’s words patiently, reacting to other’s idea, realizing the stereotype & assumption in our mind unconsciously and questioning is very important for the dialogue. Then philosophy cafe give us possibility to do that.
We usually tell tips (rules) in Philosophy Café as following:
++ Tips for Making A Community of Inquiry ++
In Hiroshima, I think there are few events like that people staying in Hiroshima from a variety of countries enjoy a dialogue in English. Don’t miss this chance and very welcome of your participation!
Please select "Reward A", including as following;
(Other rewards are written and spoken only in Japanese. Please check Japanese explanation above.)
※※If you don’t know how to use this crowdfunding site, don’t hesitate to ask me through email; hirophilocafe at gmail.com
Thank you very much for reading until the last.
Sayuri Kusama
Sayuri Kusama, was born in Tokyo in 1989 and graduated from Keio university as studying philosophy of higher education. She monthly has been facilitating philosophical dialogue cafe in Japanese in Hiroshima city since April of 2017 and also she has organized a number of Philo café in English. She is a partner of "Cafe-Philo (カフェフィロ)" .Her favorite café menu is “Spiced Tea”. |
3000 円
4000 円
残り17枚
5000 円
5000 円
6000 円
7000 円
残り4枚
10000 円
25000 円