ひなちゃんから勇気をもらった話
vol. 16 2026-07-27 0
みなさま、いつもひなちゃんを見守っていただきありがとうございます。
もし、ひなちゃんと出会っていなかったら。
あの日、私は2匹の亀を助けることはできなかったと思います。
いつものように、ひなちゃんを撮影していた日のこと。
目の端に3匹の亀が井戸端会議のように集まっているのが見えました。
「ケンカでもしているのかな?」
そう思いましたが、ひなちゃんがどんどん先へ進むので、追いかけていきました。
撮影を終え、ふと「あの亀たちはどうしただろう?」と気になって戻ってみると、そこには1匹だけ。
しかも、ひっくり返って必死に手足をバタバタさせていたのです。
6月とはいえ炎天下。
亀が逆さまになったままでは、命を落としてしまうこともあります。
「どうしよう…。」
私は爬虫類が苦手です。カメを見るのは平気でも、触るのは正直怖い。
でも、この日は違いました。
私は撮影を通し、ひなちゃんから「覚悟」を教えてもらっていたのです。
立ち入り禁止の柵を越え、滑りやすい岩を伝って池に入ります。
木の枝でカメを戻そうとしますが、重くてうまくいきません。
意を決して、噛まれないよう甲羅に手をかけ、一気にひっくり返しました。
亀はしばらく動きませんでしたが、その後、元気よく泳いでいきました。
「よかった……。」
そう思って振り返ると、
「ええ?!なんで?」
なんともう1匹ひっくり返っていたのです。
この日は池の水位が低く、甲羅干しをしていた亀が池へ戻るときに、着地に失敗して仰向けになってしまったようです。
2匹目もひっくり返し、無事に泳いでいきました。
靴はびしょ濡れで泥だらけ。
それでも、心は晴れやかでした。
あの日、勇気を出してすぐに行動できたのは、間違いなく、ひなちゃんのおかげです。
ちなみに当のひなちゃんは、私が池に入った瞬間、一目散に逃げていきましたが(笑)。
ひなちゃんの物語を、これからも一緒に見守っていただけたら嬉しいです(*^^*)
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