編集だより Vol.5
vol. 7 2020-03-27 0
今年はブルース・リー生誕80周年とのことで、特集上映(「ブルース・リー 4Kリマスター復活祭2020」)が行われるそうです。
上映される作品は4本。『ドラゴン危機一発』『ドラゴン怒りの鉄拳』『ドラゴンへの道』『死亡遊戯』とのことですが、このうち『ドラゴンへの道』をのぞく3本の広告デザインが、檜垣紀六さんの手になるものです。
このほかにも檜垣さんは『燃えよドラゴン』『ブルース・リーのグリーン・ホーネット』『ブルース・リー/電光石火』のデザインも手がけていますが、なかでも「檜垣流」が爆発したのが『電光石火』(1979年日本公開)です。
真っ赤な背景のなかでブルース・リーが大胆なポーズをキメていますが、実はこの腕(手)は、檜垣さんのもの。檜垣さんがこのポーズをして腕を撮影し、既存のブルース・リーの写真と組み合わせたのですね。『ランボー』の広告で自身の腕と機関銃を撮影し、スタローンの腕と差し替えたのと同じ手法が、ここでも使われています。
しかし、よくそれをやろうと考えましたね。「無い物は創る」というのが檜垣さんの信条。いい素材が無いなら、作ってしまおう。
新型コロナウィルスの影響で休館になっている映画館もありますが、ブルース・リーの特集上映が無事に開催され、一人の感染者も出ることなく誰もが映画を楽しめることを祈ります。私は『死亡遊戯』が見たいです。
(編者・桜井)
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