プロジェクトをブログやサイトで紹介
テキストエリアのコードをあなたのブログやサイトのHTMLに張り付けると、右にあるようなプロジェクトウィジェットが表示されます。
図案士・檜垣紀六が手掛けた外国映画のデザイン(ポスターや題字など)の軌跡をまとめる書籍をクラウドファンディングで実現!
人々の記憶に残る数々の映画広告をデザインした図案士・檜垣紀六が、外国映画のポスター、独自の発想で制作した題字(日本語タイトルロゴ)、チラシ、新聞広告について、狙いや制作過程を解説。全映画ファン、デザイナー待望の書。
テキストエリアのコードをあなたのブログやサイトのHTMLに張り付けると、右にあるようなプロジェクトウィジェットが表示されます。
1991年設立。代表取締役・岩本克也。ゲームをはじめ各種ソフトウェアの企画・開発を行うが、1996年にWindows用映画データベースソフト『シネマガイド96 全洋画』を発売し、以降、映画情報の提供を基本とする映像関連業務を拡大していく。1997年2月には『全洋画』をインターネットにて公開。2001年11月には、日本映画・アニメ・TVドラマ・DVD情報も加えた総合的な映像作品データベース『allcinema ONLINE』としてスタート。現在は『allcinema』としてサービスを提供している。登録作品数・登録人物数ともに映画データベースとしては日本最大。
人々の記憶に残る数々の映画広告をデザインした図案士・檜垣紀六が、外国映画のポスター、独自の発想で制作した題字(日本語タイトルロゴ)、チラシ、新聞広告について、狙いや制作過程を解説。全映画ファン、デザイナー待望の書。
「燃えよドラゴン」「ブレードランナー」「サスペリア」「ダイ・ハード」「ターミネーター」「ランボー」「ロボコップ」「ダーティハリー」「マッドマックス2」「時計じかけのオレンジ」「続・荒野の用心棒」……人々を熱狂させ、時代を彩ったいくつもの洋画作品。これらすべてのポスターをデザインした図案士・檜垣紀六が、その狙いや制作過程を解説。これまで語られることのなかった映画広告デザインの裏側に迫ります。
1. コンセプト
インターネットのない時代、人々は街に貼り出されたポスターや新聞広告を見て、これからどんな映画が公開されるのかを知り、期待に胸をふくらませていました。
本書は、その頃の映画広告がどんな役割を担い、またいかにして発想され作られていたのかを、檜垣紀六さんというデザイナーの仕事をとおして記録する一冊です。
檜垣さんは1960年に仕事を始めて以来、膨大な数の映画広告(ポスター、チラシ、檜垣さん独自の発想により制作した題字[タイトルロゴ]、新聞広告)を手がけてきました。多くの人が、知らず知らずのうちに檜垣さんのデザインに親しんできたのです。
今回対象とするのは、おもに1960年代から1990年代にかけての洋画(外国映画)作品、約600本です。あなたも見たことのある一本が、きっと含まれているでしょう。
2. 制作の経緯
映画に関する、あるトークイベントでのこと。登壇者の元・映画宣伝マンにうながされ、檜垣さんは「ランボー」(1982年)のポスター・デザインについて語りました。驚いたことに、ランボー(シルベスター・スタローン)の腕は檜垣さん自身の腕、機関銃は檜垣さんが調達したモデルガン、そして夕焼け空は檜垣さんが社員旅行で熱海へ行った際、部下に撮影させた写真だというのです。このときから、ポスターやチラシを少しずつ集め、あるいはお借りしては檜垣さんのもとへ持参し、お話をうかがう日々が始まりました。いつの日か一冊の本にまとめることを夢見て……。
それから8年が経ちました。この短くない歳月のあいだ、映画本の編集者として経験豊富な佐々木淳さんに助けていただきながら、本のかたちを模索してきました。出口が見えず困り果てていたところ、映画データベースサイト「 allcinema」を運営するスティングレイが、版元として手を挙げてくださりました(代表の岩本克也さんは檜垣デザインへの理解が深く、檜垣さんのデザインで映画ソフトをリリースしたこともあります)。
最後に、みなさんのお力をお借りしたいと思います。とくに映画ファンの方、デザイン関係の方、映画のグラフィックに興味がある方。このような方々(わたしたち編者も同じです)に読んでいただきたく、本書を制作してきました。ぜひご支援いただき、本を手に入れてください。よろしくお願いいたします。
(本書編者・桜井)
【書籍概要】
タイトル=映画図案士 檜垣紀六 洋画デザインの軌跡 ~題字・ポスター・チラシ・新聞広告 集成~(仮)
著者=檜垣紀六
編集=桜井雄一郎(映画雑誌「南海」)+佐々木淳
発行・発売=スティングレイ
【書籍仕様】
A4変型判/300ページ以上/上製本
【内容構成】
著者の語りおろしによる自作の解説と制作当時のエピソード
映画ポスター、チラシ、題字、新聞広告デザインの基礎知識
デザインのポイントや見どころをガイド
著者ロングインタビュー
時代背景をつかむためのコラム
映画広告デザインのこぼれ話・豆知識
著者デザイン作品リスト
関連年表
編集中の本文イメージ(実際の商品とは異なる場合があります)
クラウドファンディングでご支援いただいた資金につきましては、書籍やリターンの製造費・発送費などに使わせていただきます。
・印刷製本費
・編集費
・校正費
・デザイン費
・著者印税
・撮影費
・梱包/発送費
・宣伝広告費
・クラウドファンディング手数料
・リターン製造費
書籍本体
書籍を一冊お送りします。
一般発売後は書店などでも購入できますが、販売価格は9000円(本体)を予定しております。
リターンは8000円でご提供いたします。(内容はまったく同じです)
特製ステッカー
檜垣紀六がデザインした映画題字から6個ほどを選び、シート状のステッカーにします。
名づけて「特製ステッカー〈檜垣紀六の題字セレクション〉」。
シートのサイズはA4で、題字は一つずつ別々に剥がせるようにします。
リターンでしか手に入らない限定品です。
特製収納ケース(化粧函)
書籍本体を収納できる三方背の化粧函です。
檜垣紀六がアートディレクションを手がける、映画ファン必携のコレクターズ・アイテムです。
リターンでしか手に入らない限定品です。
アーカイブ冊子
編集の都合上、書籍に掲載できなかった著者デザインの映画広告を、冊子にアーカイブします。
名づけて「檜垣紀六デザイン拾遺録(仮)」。
B5サイズ、80ページ、並製。
リターンでしか手に入らない限定品です。
巻末にお名前掲載
書籍の巻末に、ご支援いただいた方のお名前を掲載いたします。
思い出と記念になること間違いなしです。
著者直筆サイン入り特製シート
檜垣紀六本人が一枚一枚、手書きでサインします。
サイズは書籍と同程度。限定50枚とさせていただきます。
リターンでしか手に入りません。
檜垣紀六(ひがき・きろく)
1940年、山口県徳山市(現・周南市)生まれ。広告図案士。
1960年、東宝に入社。『七人の侍』のポスターで知られるデザイナー・益川進氏のもとで、黒澤明監督『用心棒』、岡本喜八監督『日本のいちばん長い日』などの宣伝広告デザインに携わる。1962年、植木等主演『ニッポン無責任時代』で一本立ち。以降退社まで、『市民ケーン』『戦艦ポチョムキン』などのATG作品、『続・荒野の用心棒』などのマカロニ・ウエスタン、その他ほとんどの東宝作品のデザインに関わる。
1970年代に入ると、東宝の仕事と並行して洋画メジャー作品も担当するようになり、『燃えよドラゴン』『エクソシスト』『タワーリング・インフェルノ』などの超大作・話題作を手がける。また『ダーティハリー』(1971年)を皮切りに、『許されざる者』(1992年)までのワーナー配給によるクリント・イーストウッド作品のほとんどをデザイン。自作の広告に厳しいことで知られるスタンリー・キューブリック作品も『時計じかけのオレンジ』『フルメタル・ジャケット』ほかを担当。キューブリックからの「英語原題ロゴのデザインに忠実な日本語題字」という難しい要求に見事応えた。
70年代後半から80年代にかけては『サスペリア』『キャノンボール』『ランボー』などを担当。その型破りなグラフィックは、作品の規模を超える興行価値を生みだし、東宝東和のユニークな宣伝方針を象徴するものとなる。
1987年に独立してからは『ロボコップ』『ダイ・ハード』『バットマン』などの大ヒット作品を手がけ、近年はカナザワ映画祭のアートディレクションや日本の若手監督作品のポスター、映画ソフトのパッケージ・アートなど、その手が休まることはない。
本年(2020年)、デザイナー生活60年を迎える。
阿佐ヶ谷美術専門学校 評議員。カナザワ映画祭 ビジュアル・アドバイザー。日本ヘラルドOB会 会員。
※写真はカナザワ映画祭2013のトークショーにて撮影
桜井雄一郎(さくらい・ゆういちろう)
本のデザイナー。ロウバジェット主宰。映画雑誌『南海』代表。
1984年生まれ。2008年より鈴木一誌デザイン事務所に勤務。
2014年、VHS関連の記事をメインにした映画雑誌「南海」を創刊。現在までに4号を発行。
2017年に独立。本のデザインを仕事の中心とする。
書籍のおもな仕事に『村山新治、上野発五時三五分 私が関わった映画、その時代』(村山新治著、新宿書房刊)、『昭和の子役 もうひとつの日本映画史』(樋口尚文著、国書刊行会刊)、映画広告のおもな仕事に『霊的ボリシェヴィキ』(高橋洋監督)、『虚空門 GATE』(小路谷秀樹監督)、『 ポゼッション 40周年 HDリマスター版』がある。
佐々木淳(ささき・あつし)
フリーエディター&ライター。
1961年生まれ。
1987年、日比谷シャンテシネのオープンと同時に同館のパンフレット担当となり、その後フリーに。現在まで32年以上映画パンフの編集を続けている。
また主な編書に『KIHACHI フォービートのアルチザン 岡本喜八全作品集』、『東宝/映画ポスターギャラリー』(共に東宝株式会社)、『別冊・香港電影通信』(プレノンアッシュ)、『楊徳昌電影読本 エドワード・ヤン フィルムブック(共同編集)』(フィルムアート社)、『唄えば天国 ニッポン歌謡映画デラックス(共同編集)』(メディアファクトリー)がある。
国立映画アーカイブニューズレターや、東京フィルメックス公式カタログも手がける。
2020年2月◆下準備
2020年3月◆インタビュー
2020年4月◆原稿執筆
2020年5月◆組版/校正
2020年6月◆クラウドファンディング終了/校了
2020年7月◆印刷・製本
2020年8月◆書籍完成
2020年9月◆リターン品発送
本書が扱うテーマは類書が極めて少なく、今後の映画、デザインその他の研究にとって大変意義深いものになると信じています。往年の映画広告デザインに携わった方々の多くが鬼籍に入られた今、貴重な証言を語り残すには待ったなしのタイミングです。
また出版界では、映画本は売れないと言われており、こういった書籍を企画すること自体が大きなチャレンジと言えます。そのような状況のなかで、読みたいと思う人がいれば、本が作られるというポジティブな流れを、本書の出版によって生み出していきたいと考えています。
ぜひ皆様のお力をお貸しください。
目標額に満たなかった場合……書籍本体やリターンの内容に大幅な変更はありませんが、用紙の種類や加工方法を少々グレード・ダウンし、制作費を抑えます。
目標額を大幅に上まわった場合……現状は現実的な目標額から逆算したギリギリ可能な仕様にしていますが、書籍本体のページ数を見直し、やむを得ず割愛した内容を加えるなど、ご支援にお応えするより良い方法を模索します。
※上記以外にも掲載している作品があります。また上記のうち未掲載になる作品があるかもしれません。
8000 円
9000 円
12000 円
15000 円
17000 円
SOLDOUT
20000 円