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ヘキカキカク2015 in NEPALをクラウドファンディングで実現!

創造の面白さを伝えたい!旅する壁画プロジェクト【ヘキカキカク2015 in NEPAL】

【ヘキカキカク】は、美術作家・岡田杏里が旅をしながら描く壁画を中心に、その土地で出会った住人と旅人を繋げていく企画です。世界中の人々と“創造の面白さ”を共有するきっかけを作ります。

FUNDED

このプロジェクトは、2015年4月15日23:59に終了しました。

コレクター
50
現在までに集まった金額
228,000
残り日数
0

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このプロジェクトは、2015年4月15日23:59に終了しました。

Presenter
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PRESENTER
長谷部 美紅

1989年生まれ、埼玉育ち。「非営利団体ヘキカキカク」コーディネーター。愛着あるモノを自分の手で創造するDIY精神に魅了され、2014年春に世界中のモノづくりを巡る旅に出る。現在は日本で会社員。夢は【エコで幸せなモノづくり文化の共創】を実現させること。

このプロジェクトについて

【ヘキカキカク】は、美術作家・岡田杏里が旅をしながら描く壁画を中心に、その土地で出会った住人と旅人を繋げていく企画です。世界中の人々と“創造の面白さ”を共有するきっかけを作ります。


第一弾【ヘキカキカク in GUATEMALA】にて

こんにちは、はじめまして。
旅する壁画プロジェクト【ヘキカキカク】コーディネーターの長谷部美紅です。
中米旅のある宿で偶然出会った美術作家・岡田杏里と共に、企画を運営しています。

早速ですが、まずはちょっとだけ、本企画を立ち上げたきっかけについてお話しいたします。

2014年8月中旬、中米グアテマラの旅の途中。
はじまりは“あそこに壁画が描けたら素敵だな”という岡田の一言でした。
のんびりと散歩中、偶然行き着いた小学校の壁を見て、ぐっと心が惹かれたそうです。
小さい頃から絵を描くことが大好きな彼女は、世界中の色んな土地に自分色の壁画を描くことで “創造することの面白さ”を伝えたいと思っており、たまたま見つけたグアテマラのその壁を第一歩として、壁画を描く企画の立ち上げを決意しました。

そこではじめの協力者として声をかけられたのが私、長谷部です。
彼女の作風にすっかり惚れ込んでいた上、彼女の話す夢や想いに強く賛同。
もともと“世界中の人々がお互いの文化や生活を知るきっかけを作ること”に興味があった私は、たくさんの人が関わるこの企画の立ち上げを喜んで手伝うことにしました。

壁画のイメージを構想中です(美術作家:岡田杏里)

何もない壁を白く塗るところからはじめました

第1弾【ヘキカキカク2014 in GUATEMALA】

カタコト現地語での壁画制作許可の交渉、慣れない土地での制作材料集め、知り合ったばかりの旅人たちに制作協力の依頼など、やること全てが未知、1つずつ手探りです。
さらに期間も限られているため、全ての準備は猛スピード。企画立ち上げから3日後、第1弾となる【ヘキカキカク2014 in GUATEMALA】をスタートさせました。
日差しが厳しい上、雨季に差し掛かる季節の変わり目の時期。
明日は天候に恵まれるのだろうか、手伝いに来てくれる旅人はいるだろうか、予定通り完成させることはできるのだろうか、土地の住人たちは喜んでくれるだろうか、“創造の面白さ”を伝えられているだろうか、と色々なことについて正直不安だらけでした。
しかし・・・
「今日は何するの?」「私はここが好きなの!」と目を輝かせて話しかけてくる子供たち
「こういう作業はすごく楽しい!」と喜んで色塗りをする旅人たち
「チョコバナナで休憩しましょう!」と優しく迎い入れてくれる土地の住人たち
様々な形で関わってくれるたくさん人々の笑顔や気遣いに、日々救われたことは言うまでもありません!
また日が経つにつれて、子供達を含めた土地の住人たちと旅人たちの距離間が近くなり、とても和やかな雰囲気で作業を進めることができました。

そして、合計 13日間に及ぶ壁画制作作業では、総勢24人の旅人、数え切れないほどの現地住人が毎日入れ替わり立ち替わり協力してくださり、無事に完成。
本当に、とっても嬉しかった瞬間です。
制作終了の翌日には、制作場所であった小学校校長の計らいで生徒や地域住人を前に壁画を披露する場を設けていただき、広くたくさんの人たちに向けて壁画に込めた様々な想いを伝えることができました。

そのほかにも“創造の面白さ”を伝えることに加え、“日本の文化”を伝えるため小学校生徒に向けたてるてる坊主作りワークショップを、“表現の自由さ”を伝えるため絵描き旅人・おがちゃんの似顔絵の展示を行い、【ヘキカキカク2014 in GUATEMALA】は大成功で幕を閉じました。

毎日、旅人たちと色を塗っていきます

繊細かつカラフルな色使いに、元気が出ます

土地の住人に協力してもらうこともありました

時にはたくさんの子供たちに囲まれての作業、楽しい時間です

子供達とてるてる坊主づくり「あめあめふれふれワークショップ

絵描き旅人・おがちゃんによる「Las caras de todos」

第2弾【ヘキカキカク2015 in NEPAL】

グアテマラでの壁画制作を無事に終え、次の候補地として挙げられたのが、 ネパール:カトマンズ
南アジア地域に属するネパールは多くの旅行者が訪れる魅力いっぱいの国で、その首都カトマンズにはたくさんの神様が住む場所と言われています。
しかし近年、人口増加と経済発展が急速に進んでおり、採光や換気が考慮されていない建物が多いものの、停電・断水や交通渋滞などが頻発してしまう、インフラ整備が追いついていない都市でもあります。そしてそれは学校も例外ではなく、太陽の光も電気もない暗い教室で勉強をすることがしばしばあるようです。
また、ネパールの教育方針は詰め込み暗記式。時間割を見てみると、算数や国語などのいわゆる勉強科目のみが並んでおり、美術や音楽などに割く時間を設けていない学校がほとんどで、子供たちがアートに触れられ時間は少ないそうです。
そこで今回、ネパールの学校の壁に壁画を描く【ヘキカキカク】を開催することで、特に子供たちに向けてなにか伝えることはできないか、と考えました。“創造の面白さ”はもちろん、アートで自分を表現する大人を見たり、暗い学校に描かれた壁画を見て明るい気持ちになったり、伝えたいことや感じてほしいことなどたくさんの想いを込めて壁画を制作したい!
現在はそんな気持ちが形になるよう、一歩ずつ開催に向けて準備を進めている段階です。

カトマンズのとあるストゥーパにて

ヘキカキカクのこと

その瞬間に出会えたからこそ生まれる壁画の制作を通して、土地の住人と旅人を繋げ“創造の面白さ”を共有するきっかけを作る企画、これこそが【ヘキカキカク】です。
たまたまその地を訪れた旅人と住人の文化交流の機会を作れたら、壁画に秘められたロマンを感じてもらえたら、表現の自由さを実感してもらえたら、1歩踏み出す勇気を与えられたら...
アートのチカラを信じて、世界中の人々に色々な“気づき”を与えることが私たちのミッションだと考えています。

ヘキカキカク開催にあたってのメインメンバーは2人、芸術作家:岡田杏里と、コーディネーター:長谷部美紅です。開催地によっては様々な分野のアーティストにご協力いただき、ともに企画を作り上げていくことも計画しています。 

基本的には芸術作家であり旅人の岡田がふらりと立ち寄った場所で、偶然出会った人々と共に壁画を描き上げるスタイルなので、活動拠点は世界中、年1〜2回の開催予定。

“ヘキカキカクFacebookページ”
で、随時活動をおしらせしていきます。

美術作家:岡田杏里のこと

美術作家 : 岡田 杏里(おかだあんり)

1989年 埼玉生まれ。

東京芸術大学 美術研究科 壁画専攻 在籍。

2008年、東京芸術大学油画科に入学後、1年間休学しアジアを旅する。2013年、同大学大学院に進学後、2014年4月から1年間、石橋財団国際交流油画奨学生として中南米メキシコ、グアテマラにて滞在制作を行う。小学校やカフェでの壁画制作、個展を開催するなど精力的に活動。

作品の表現方法は様々で、アクリル、水彩、土を用いた絵画制作、モザイク、彫刻、版画、壁画など様々な容態を用いている。

近年では壁画制作に力を入れており、主に東京、長崎、メキシコ、グアテマラにて壁画を制作。

クラウドファンディングを選んだ理由

今回、クラウドファウンディングを選んだ理由は、主に3つあります。
① 第2弾【ヘキカキカク in NEPAL】開催にあたり資金提供の協力を募るため
② 広く様々な人に活動を知ってもらうため
③ どれだけの人にヘキカキカクのチカラを信じてもらえるかを知るため

上記の通り、2015年4月ネパール・カトマンズにて、第2弾ヘキカキカクの開催を決めました。
この土地では再度ゼロからのスタートなので、土地の住人や旅人と知り合うこと、壁画を描く場所を交渉することなど、やらなければならないことはたくさんありますが、まずはメインメンバーの2人が現地に行かなければ始まりません。また、現地で壁画を描くための画材や細かな備品を揃えるためにも、少なからず資金が必要になります。
このような諸経費を自分たちで捻出することも考えましたが、 広くたくさんの人を巻き込んで“創造の面白さ”を伝えることが私たちの最大のミッションです。白い壁をカラフルに変えたり、言葉を超えたコミュニケーションをしたり、アートを中心に人が集まったりと、様々な創造から生まれる様々な気づき。未知数の大きな企画ではありますが、1つの壁画制作を通して世界中の人たちに気づきを与えたいこの想いを、信じていただきたいのです。
そして、遠く離れた日本の地からでも色んな人の協力を得られる仕組みとして、資金提供という形を取り入れたいと考えました。クラウドファウンディングで募った資金は、画材購入費、壁画完成ブックレット及びポストカード制作費を中心に、日本−ネパール間の渡航費、現地滞在費などの諸経費を賄うため、大切に使いたいと思います。

想定されるリスクとチャレンジ

ヘキカキカクは「壁画を描く場所」と「その土地の人や旅人」があってこそ実現する企画です。
ネパールへ渡り、そこから場所を見つけ、土地の協力者を見つけ、制作を手伝ってくれる旅人を見つけるので、時期や場所が前後する可能性も十分にあり、現段階ではヘキカキカクを開催することしか確実ではありません。
しかしその分、たまたま出会った場所や人だからこそ生まれる面白さは計り知れず、世界で唯一の壁画を制作することができると思っています。

また、今回のように資金提供を募る形としたことで、ミッションを絶対に達成しようという想いがより一層強くなりました。私たちを信じてくださった方々の期待を裏切らないよう、 ネパールで人々を巻き込んで“創造の面白さ”を伝えることに全力を尽くしたいです。

旅人と子供たち、コミュニケーションのきっかけは壁画制作でした

さいごに

壁画制作に秘められたアートのチカラを信じ、“創造の面白さ”を共有することで、世界中の色々な人に“気づき”を与える。
何度もしつこいようですが、これこそがヘキカキカクの実現したいことです。
固定的な土地の住人と、流動的な旅人の組み合わせも、不確定だからこそワクワクしています。
すべての事がらが挑戦ではありますが、真剣に挑んで参りますので、どうぞご支援をよろしくお願い致します。

長い文章を読んでいただき、ヘキカキカクの企画に興味を持っていただき、 本当にありがとうございました。

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