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世界的振付家マルセロ・エヴェリン新作×日置あつし日本舞踊をクラウドファンディングで実現!
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京都出身の振付・舞踊・音楽家 日本舞踊とコンテンポラリーダンスを融合させた『ナルカミナ』『Orang Moss』『ゑみいさな』等がfifoo.program(ウィーン)、京都国際ダンスWSフェスティバル20周年ガラコンサートなどの国際舞踊フェスティバルに招聘され上演。ブラジルの世界的振付家マルセロ・エヴェリンより新作の為に日本舞踊講師依頼を受ける。ドイツの新鋭パウラ・ロソレン新作『パペッツ』に出演し世界各国で公演中。日本舞踊を故西川千麗に師事し欧州公演等に出演。アンジェ仏国立現代舞踊センター(CNDC)にて研修。https://www.facebook.com/atsushihekiinfo
日本舞踊を用いたコンテンポラリーダンス作品が評価されている気鋭の振付家日置あつしが、その才を買われ、世界的振付家マルセロ・エヴェリン新作の為にブラジルまで日本舞踊を教えに行くプロジェクト!その為の渡航費などが必要です!
2016年6月、 日置あつしとマルセロ・エヴェリンと言う二人の振付家は、フランクフルト(ドイツ)にあるMousonturm劇場で出会います。
日置あつしはダンス作品のリハーサルでフランクフルトに滞在し、その劇場で稽古をしていました。また同時期、マルセロ・エヴェリンはProject Brazilというフェスティバルでドイツ国内を巡回し、自身の作品の公演と新作の為のレジデンスでちょうどその劇場に滞在していました。
運命の巡り合わせで二人はProject Brazil主催のダンスアーティストが交流するイベントで初めて顔を合わせる事になります。そこでエヴェリン氏から日置に日本舞踊のレクチャーかワークショップを彼らの為に行って貰えないかと相談があり、後日、特別に日本舞踊のワークショップを提供する事となりました。その内容に非常に感銘を受けたエヴェリン氏が新作の為にブラジルへ日本舞踊を教えに来て貰えないかという話が生まれました。
*私達は、京都で10月に再会しました。エヴェリン氏が次回の作品のために東北へリサーチをしに来日していた期間の少ない空き時間で私達は皆さんへのメッセージを撮影しました。
*この時は5週間の滞在計画でしたが、諸事情により現在は2週間の滞在計画です。
簡単にエヴェリン氏を紹介しましょう。 ブラジル・テレジーナ出身のエヴェリン氏はヨーロッパでダンスを習得。ピナ・バウシュ(ヴッパタール舞踏団芸術監督・京都賞受賞)の元でも踊り、その後ヨーロッパ各地、アメリカでダンサー・振付家として活躍。オランダ・アムステルダムでダンスを教えていた2003年頃、出身都市テレジーナの若手アーティスト達の強い要望もあり拠点をテレジーナに移します。
■マルセロ・エヴェリン作「BATUCADA」記録映像
ブラジルは経済、人、物の サンパウロ一極集中。中心より遠く離れたテレジーナはアート不毛の地でした。(実際4000km離れていて日本からモンゴル間くらいの距離でしょうか。)年中40度を超える気温、海からも遠い陸の孤島のようなテレジーナは観光客もなく、これと行った産業もない貧しい街。その地での若手の育成と共作から生まれた彼の作品が持つ、ヨーロッパ中心主義に疑問を抱いていた彼の、植民地側からの、しかもその国の中心からも遠い街から発せられる強いある種の危機感と反発。シンプルで力強い物が多くあります。
さらに2016年春、ブラジル大統領の不正を巡る弾劾によりブラジルの政治はストップ。芸術関係の予算もメドがつかなく、一時、全国の文化施設(文科省の施設のようなもの)も閉鎖される事態に陥るなど混乱を極めました。
こうしたブラジルで感じる危機はブラジルだけのことではなく世界中に潜んでいます。芸術の分野だけでなく日常生活の中にも。
■京都国際舞台芸術祭2013参加作品「Suddenly everywhere is black with people」マルセロ・エヴェリン
新作は、そうした現代社会の危機に対するものとして、初期の舞踏と日本舞踊の女型に着目し着想を得たものでした。
ブラジルに拠点を置く世界的振付家のマルセロ・エヴェリンが作る新作には、どうしても日置あつしの日本舞踊の技術と彼の持つ思想が不可欠だと、彼は出会ってすぐに直感します。
その作品のクリエイションは、テレジーナにあるエヴェリン氏が主宰する Demolition IncorporadaのスタジオCAMPOで2017年1月から行われることが決まっています。日置あつしはテレジーナに赴き、そこで非常に重要な最初の約2週間に日本舞踊のワークショップを彼らに提供する計画です。そして日本舞踊も含めた日置あつしのソロパフォーマンスを実演する事で、さらなる創作への刺激をもたらすことができるでしょう。
渡航計画は2017年1月19日に日本を出発し、2月4日に帰国する予定です。
■日置あつし 日本舞踊ワークショップ風景
テレジーナでの滞在計画は、日本舞踊を毎日数時間教え、彼らの新作クリエイションの現場にも付き合います。そして滞在期間中には日置あつしのソロパフォーマンスをスタジオCAMPOにて発表予定です。また普段日本文化に触れる事が出来ない地元の方達や子ども達にもワークショップを提供することや、日本舞踊のパフォーマンス等を通して「日本」を感じ取って欲しいとエヴェリン氏は考えています。これはまさに文化芸術交流ではないでしょうか。
そして、マルセロの新作に出演するダンサーやアーティスト達はブラジル各地やその他の国々からはるばるテレジーナにあるスタジオCAMPOに集まってきます。
そのクリエイションの最初のステップに、全く西洋と異なる身体の使い方と哲学を持つ日置あつしの教える日本舞踊が不可欠なのです。彼から教わる技術は世界中を回る予定がすでにある新作においてとても重要な役割を果たすこととなるに違いありません。
日置あつしは京都で生まれ育ち、現在も拠点として活動しています。
彼は独創的な手法で作品を創作し海外公演も行っていた、故・ 西川千麗の元で日本舞踊を学び海外公演にも出演していました。その現場には、河合隼雄(当時文化庁長官)や瀬戸内寂聴などがいました。そしてコンテンポラリーダンスを世界的に重要な施設の一つであるアンジェ仏国立現代舞踊センター(CNDC)にて研修し、ポンピドゥーセンター(パリ)で行われたクリエイションなどにも参加しました。その後、自身の作品や様々な振付・演出家の作品に出演などしてきました。
そのような経歴から現在は、日本舞踊の素養から導き出される身体・振付と、文化人類学的視点から日本・東南アジア海域世界の文化芸術の要素を織り交ぜることにより新たな価値観のダンス作品を創作し国内外で発表している気鋭の振付家です。
■日置あつし作品「ゑみいさな」
『ナルカミナ』『Orang Moss』『ゑみいさな』等の作品がfifoo. program(ウィーン)、Jogja Street Dance Festival 2014(ジョグジャカルタ)、京都の暑い夏/Dance Scape 2015 [文化庁 平成26年度次代の文化を創造する新進芸術家育成事業](京都)、京都国際ダンスワークショップフェスティバル20周年ガラコンサート(京都)、など国内外の舞踊フェスティバルに招聘され、2015年 琳派400年記念『繪舞台 琳派ロック』木村英輝プロデュース(京都)での『八咫烏』(振付・出演)や、KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭 2016 SPRING フリンジ「オープンエントリー作品」にて上演した、日本舞踊・ポールダンス・長唄を融合させた春分十六夜公演『つきのむら』が好評を得て新たな活動の広がりを見せている。ドイツの新鋭振付家パウラ・ロソレン新作『Puppets』[セゾン文化財団フライトグラント]ではダンサーとして世界各国で出演中。映画『躍る旅人 能楽師・津村禮次郎の肖像』京都初演でトークゲストとして津村禮次郎と対談。また、インドネシアの伝統音楽ガムランの様な音楽をDNA(塩基配列)から創り出す作曲手法を得意とする音楽家でもあります。 "Acropora digitifera" (Music by Atsushi Heki)
Photo by Shinya B
2017年1月6〜9日には京都にて 新作ソロ舞踊『極楽鳥の森』のアトリエ劇研での上演や、その後も自身の振付作品の上演や、海外での出演などが数年先まで決まっています。
日置あつしのウェブサイト: http://atsushiheki.wixsite.com/infomation
facebook page : https://www.facebook.com/atsushihekiinfo/
この様に様々な活動をしている二人の振付家ですが、今回の計画は二人の予期せぬ幸運な出会いでした。しかし、すでに決まった予算の中でマルセロは新作の準備をしていました。
日置あつしに出会うのが少し遅かったのです。なぜならすでに予算は残っておらず、ブラジルからしたらとても高額な日本からブラジルまでの渡航費をどうすべきかというとても高い壁にぶち当たりました。
私たちは様々な機関へ協力をお願いしたりしましたが、やはり予算が残っていなかったのです。さらには、ブラジルの大統領が辞めさせられたこともあり、文化芸術に対する国からの予算も全て白紙に近い状態になってしまっており、彼らはなすすべもありません。
その様な状況から私たちは、このクラウドファンディングで資金を集める事に切実な望みを掛けています。
どうしても、このプロジェクトを成功させたいのです。なぜならとても掛け替えのないダンス作品がこの世に創造されるだろうことを私たちは直感しているからです。そしてその作品は日本も含めた世界中の都市で上演されることが決まっています。
この素晴らしい未来を私たちは皆さんと共有したいのです。
私達には資金がありません。なので高価なものなどで気持ちをお返しすることは出来ないのですが、出来る限りの心がこもったお返しをしたいと考えています。
1.テレジーナからの活動報告とプロジェクトの進行報告
応援していただいた皆様にはこのプロジェクトの進み具合を出来るだけ報告していきます!そしてテレジーナでの活動報告も出来るだで皆様にお届けしようと思っております!
2.テレジーナからの特製絵葉書
二人からのメッセージとサイン入りスタジオCAMPO特製絵葉書をテレジーナの街からポストに投函してお届けします。(日本まで確実にお手元に届くことを願って投函したいと思います。)
3.テレジーナのスタジオでの稽古風景と現地での日置あつしのパフォーマンスの映像DVD
テレジーナでマルセロ・エヴェリンと彼の新作に出演するダンサー達に日本舞踊を教えている稽古風景や街の様子、そして現地での日置あつしのパフォーマンスを納めた特別な映像を編集し、DVDとしてお届けいたします。
4.漆装飾 羽の小道具を模した漆塗りの栞(しおり)
2017年1月6〜9日にアトリエ劇研(京都)にて上演される日置あつしの新作ソロ公演『極楽鳥の森』にて使用される予定の漆で塗られた特製装飾。それと同じ素材と製法で漆で作られた特製の栞(しおり)をお手元にお届けいたします。なんと、国の重要文化財の修復なども手掛けていた漆芸家によるオリジナル作品です。
5.2017年1月6〜9日にアトリエ劇研(京都)にて上演される日置あつし新作ソロ舞踊『極楽鳥の森』公演へご招待!!
日置あつしがソロで躍り、日替わりで豪華なゲストが登場するダンス作品へご招待致します!又は、ご来場が難しい方には公演記録DVDを後日、ご招待の替わりに郵送させていただきます。*ご招待の場合、京都の会場までの交通費は含まれませんのでご了承ください。
6.更には、日置あつしの日本舞踊(所作)ワークショップあるいはソロパフォーマンスをお届けします。
マンツーマンや一般公開のワークショップなどご希望にお答えいたします。あるいは日本舞踊やコンテンポラリーダンス、即興などお好みのパフォーマンスを応援いただいてくれた方のために、ご希望の土地などへ出向いて躍ります!※すいませんが、京都より遠方の場合は時期や交通費などを相談させてください!!
テレジーナでの滞在中には出来るだけ皆様に、日本からもっとも遠い国ブラジルでの活動をお届けしたく思っております!!!
ブラジルへ行くにはとりあえず、渡航費が高い!そして海外保険も高い!
それを支払える目処が立たなければ、私たちは自腹を切って赤字で渡航せざるを得なくなります。そしてとても安い航空会社だと遅延や欠航、荷物の紛失などの可能性が高まります。これは私達にはとても高いリスクです。しかしこれらの問題をクリアできる資金があれば日置あつしは安全にブラジルのテレジナへ行き、新作のために日本舞踊を教えて、無事に日本に帰ってくることが保証されます。このプロジェクトはこの期間にしか達成されず、またこの期間に行わなければ全く意味をなさないものです。
私たちはこのプロジェクトは単に日本舞踊をマルセロの新作のために教えに行くだけではなく、日本とブラジル、京都とテレジナという国と街のあらたな文化交流を生み出すきっかけになると信じています。地球の反対側同士の地域ですがわたしたちは心で繋がることが出来ます。
この思いをどうしても実現して、次の未来へと繋げて行きたいのです。その為には皆さんの心と力が本当に必要なのです!!
私たちはいつでも待っています。
どうかこのプロジェクトを実現させるために貴方の思いを私達に託してください。
そして、その行動に私達は心底感謝しております。
最後まで私達の思いを読んで下さり心より感謝致します。
ありがとうございます。
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