小矢部訪問記1 埴生護国八幡宮
vol. 18 2021-07-22 0
北陸新幹線の富山駅から乗り継いで石動(いするぎ)駅に到着。今回は、小矢部市役所の船見さんが、木曾義仲関連の場所を詳しくご案内くださいました。今まで本を読むだけではわからなかった倶利伽羅の地形や様々な史跡を丁寧に説明してくださって、ありありと思い描けるようになりました!ありがとうございました。
最初に訪れたのは、埴生護国八幡宮。倶梨迦羅峠の合戦で、義仲が本陣を構えた場所です。
義仲があたりを見回すと、
夏山の峰のみどりの木の間より、朱(あけ)の玉墻ほのみえて、かたそぎ作りの社あり。
そこが源氏の守り神である八幡宮と知った義仲は、勝利まちがいなしと喜びます。
急な石段を登っていくと社殿が見えてきました。義仲が見つけた時は朱塗りだったんですね。
社殿の隣にある宝物殿に、義仲が奉納した願書と鏑矢、矢じりが展示されています。
これは江戸時代に作られた、願書の精巧な写し。
願書にもっと近づいてみましょう。
義仲のやる気が、文字の力・言葉の力を通して、ぐいぐい心に伝わってきます。
埴生護国八幡宮で「願書」を見たことで、金子は舞台で語るときの心構えが定まりました。
「国の為君の為にして之を起こす。家の為身の為にして之を起こさず」
平家追討の大功をなんとしても成し遂げるという義仲のまっすぐな思いを受け取ったからです。
宝物殿で、富山新聞、北日本新聞、北陸中日新聞の記者の方に取材をしていただきました。
富山新聞
「義仲題材に舞台映像 4K撮影、配信を計画 俳優・金子さん 脚本制作へ小矢部視察」
https://www.hokkoku.co.jp/articles/-/394030
北日本新聞
「義仲題材に舞台制作 俳優 金子さん 小矢部の埴生護国八幡宮見学」
https://webun.jp/item/7750855
北陸中日新聞
「物語の舞台 小矢部を視察 義仲演劇配信の俳優・金子さん」
https://www.chunichi.co.jp/article/242776?rct=k_to...
社殿の前で記念撮影、左から丁寧にご説明をしてくださった埴生雅章宮司、金子、ご案内くださった小矢部市役所船見さんです。
金子も、義仲にならって、プロジエクトの成功を祈願いたしました。
次に向かったのは 倶梨迦羅不動寺。そこから平家が倶梨迦羅峠にむかったルートをたどります。