平波亘監督による新作、シネマプロジェクト第4弾『ハッピートイ』へのご協力をお願いします！

映画『ハッピートイ』監督の平波です。早いものでこの『ハッピートイ』のクラウドファウンディングが始まってもう一ヶ月、本日23時59分までの募集となりました。改めまして、これまでご支援をしてくださった方々に、そしてこのプロジェクトの拡散にご協力いただいた皆様に厚く御礼申し上げます。本当にありがとうございます。しかし、このプロジェクトはまだ目標金額に到達しておりません。最後のお願いをと思いまして、筆をとらせていただきました。

今回のクラウドファウンディングにつきまして、映画『ハッピートイ』はポストプロダクション（最終編集・仕上げ）費用、そして海外版制作（翻訳、字幕作業）費用の製作サポートを、皆様より募っております。今回のクラウドファウンディングは自分にとっても初めてのことだったので、説明不足な部分なども多々ありまして、もしかしたら不快な思いをさせてしまったこともあったかもしれません。映画製作に於いて、切っても切り離せないお金というナイーヴなことをお願いするのですから、そこにはもっと最大限の誠意が必要だと改めて痛感しております。

『ハッピートイ』は来月の公開に向けて、いまも作業中です。撮影によって生まれた素材や、物語を丁寧に紡ぎながら、この映画をもっと広い世界に、そして多くの方々に届けたいという思いで、すべてが難航してきました。要は首が回らなくなったというわけなんですが…この映画に今も尽力してくれているスタッフに、そしてこの映画に自分の思いを賭けてくれて今も宣伝などを頑張ってくれている若い俳優たちのために、製作サポートを募集させていただくことに至った次第です。『ハッピートイ』がとても小さく、地味な映画です。そんなインディーズ映画は収まるところに収まっていればいいのではないかと思いますが、この混沌に満ちた世界で埋もれてしまいそうな、大切な願いや祈りが込められています。僕たちが求めてやまないのは、そんな願いが映画を観てくださった方にどう届くのか、そこから生まれる新しいコミュニケーションなのです。

そんな思いを込めて『ハッピートイ』の新しい予告編を作らせていただきました。

最後になりますが、本日10月30日23時59分をもちまして、このクラウドファウンディングは終了致します。この経験で学んだことや皆様のご厚意を大切に受け止めて、今後も映像作家として邁進させていただきます。この映画の可能性を信じて、最後まであきらめずにいれる自分でいようと思います。それでは、長文を読んで頂き、本当に有り難うございました。

平波 亘