農家の記憶
vol. 10 2024-07-19 0
ツインシネマはボランティアで運営しております。
館長柴田の、登録職業は農家でございます。
シクラメンとお米をつくっております。
農家といえば自然相手で、暑い、寒い、汚れる、儲からない、最近は良いことがひとつもなくなってきました。
もともと、島根県松江市の山間の生まれで(八雲村といってました)、緑の方が、DNAにしっくりくるみたいです。山間は、人口が激減しておりまして、動物さんたち、イノシシ、シカ、勢いを感じます。お猿さんはとても賢くて、農家の人がつくる野菜が美味しく実ると、取っていってしまいます。農家の人も戦う意欲もなくなってますね。
黄インイク監督のドキュメンタリー映画「緑の牢獄」の文句ばっかり言ってるおばあちゃんを思い出します。そして、我ら山口が誇るエバンゲリオン化現象、オレンジ色のガードレール(※シン・エバンゲリオン参照)が緑に覆われている様が、戦意をさらに喪失してくれるのですね。
緑は癒されます。
緑の勢いは、すごい。日本の緑はヤバい。。
萩は、海と山が近くて、漁民と農民の感性にふれることができて、面白いです。今は漁業も厳しいですが、ちょっと前まで、海の町は、とっても活気がありました。農業はずっとネガティブな感じですが。
ツインシネマの三代目T Soul はるディは、夏の不毛な戦いを、強いられています。この、文明の輸入化石燃料がなければ、緑との戦いなどやってられませんね。
修行でございます。この、経験が、農家よりツインシネマの仕事がマシて、思えることでしょう。
シクラメンの、本植え付けが終了しました。(7月14日)