ドローイングの断片(岩根彰子)
vol. 20 2017-05-25 0
ドローイングの断片・その1【ダークダックスとムーディ・ブルース】
「大学時代の同級生に長谷川って奴がいて、当時、そいつがダークダックスとムーディ・ブルースには共通点があると言ってたの。その頃は何バカなことを、と思ってたんだけど、この前、京浜島に渡る橋を自転車で走りながら、ふとムーディ・ブルースの『One More Time to Live』を頭のなかで再生してたら、わかったんだよね、ダークダックスとムーディ・ブルースの共通点が。大学卒業してから40年近く経って、ようやく」(根本敬)
……というわけで、その日のドローイングには「ダークダックスとムーディ・ブルース」という走り書きが残されています。
ドローイングの断片・その2【お馴染みの……】
村田!
ここにも村田!
ドローイングの断片・その3【謎のスタンプ】
ドローイングに時々、押されているこの鱗模様のようなスタンプ。実は……。
キャンバスの木枠の梱包材でした。チョロの爪とぎ用にひとつ捨てずに残して置いたのですが見向きもされず、根本さんに拾われて画材として再生。
ドローイングの断片・その4【京浜島に犬はいない】
野良猫天国の京浜島ですが、野良犬はいません。
海を渡ってこられないのです。
ドローイングの断片・その5【京浜島に亀はいる】
犬はいない京浜島にも、亀はいます。
遠く南の国から紆余曲折を経て、ここに。
(岩根彰子)