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超没入型映画『郷』観客配給をクラウドファンディングで実現!
映画を社会に広めていくために必要な映画配給。“観客配給”とは、支援1口がそのまま上映劇場や上映週の確保に変わる新しいチャレンジです。皆様がご支援いただくことで、映画『郷』の上映館の拡大・上映の継続を促進していきます!!!
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初めまして。ページをご覧頂き、ありがとうございます。映画『郷』上映実効チームです。映画『郷』は2026年1月2日より鹿児島ミッテ10での先行上映を皮切りに、1月9日より新宿ピカデリー、大阪なんばパークス、名古屋ミッドランドスクエアシネマ、宮崎セントラルシネマなど全国順次公開となります。今回の取り組みでは、映画を社会に広めていくために必要な映画配給制度の中で新しい取り組みとして、“観客配給”を実施します。“観客配給”とは、支援1口がそのまま上映劇場や上映週の確保に変わる新しいチャレンジです。皆様がご支援いただくことで、映画『郷』の上映館の拡大・上映の継続を促進していきます!!!
映画を社会に広めていくために必要な映画配給。“観客配給”とは、支援1口がそのまま上映劇場や上映週の確保に変わる新しいチャレンジです。皆様がご支援いただくことで、映画『郷』の上映館の拡大・上映の継続を促進していきます!!!
映画を社会に広めていくために必要な映画配給。
今回なぜクラウドファンディングを実施しようと考えたのか、という点からお話しさせてください。
日本国内における映画の劇場公開の実情として、大作・娯楽系がスクリーンの多くを占め、静かな作品や社会的メッセージの強い作品は、初動の数字で継続が左右され、「観たい人に届くまで」の道のりが果てしなく遠いのが現状です。
『郷』は華やかな商業映画ではありません。しかしながら、2024年に文部科学省選定となり、メンタルケアの一環として全国の中学・高校で約1万人が鑑賞しました。教室での対話から、「一般の劇場でも観たい」という要望が急増しています。
そこで私たちは『郷』をひとりでも多くの方に知っていただき、観てもらうために《観客配給》を導入します。
“観客配給”とは、支援1口が、そのまま上映劇場の拡大や上映週の確保に変わる仕組みです。あなたと一緒に、上映館の拡大・上映の継続を進めましょう。そして、『郷』をひとりでも多くの子どもたちや育児や教育に一生懸命なすべてのお父さんお母さんのもとへ届けます。
監督構想から完成まで、実に約10年。デビュー作にして数々の国際映画祭で高い評価を重ねてきた本作は、日本初となる世界的機材メーカーARRI提供のプロフェッショナル機材によって実現した、圧倒的な映像描写が最大の特徴だ。全編を通してマジックアワーにこだわり抜いた映像美はテレンス・マリックを想起させ、高校球児の鬼気迫る練習シーンや、何気ない田園風景までもが一つひとつ鮮烈に脳裏に刻まれ、観る者を強く作品世界へと引き込んでいく。
北京電影学院監督学科卒の伊地知拓郎監督は、視聴覚言語を徹底的に研究し、台詞を極力そぎ落とすことで、「心で見て、感じる」映画に挑んだ。その結晶たる93分の映像の塊は、まさに“映像美のエスプレッソ”と呼ぶにふさわしく、観る者に「今をどう生きるか」を問いかけ、魂を揺さぶる。言葉を超えたその体感が、観客一人ひとりの疲れた心を、そっとほどいてゆく。
『郷』チラシ裏面
鹿児島で、ひとりの学生監督がメガホンを取りました。
きっかけは、日本の子どもたちの「精神的な幸福度」の低さに対する強い危機感でした。構想から完成まで、約10年の歳月をかけて誕生した映画が『郷(ごう)』です。
『郷(ごう)』は、セリフをできるかぎり削ぎ落とし、観客一人ひとりの視点や感じ方に委ねながら、「いま生きている、この瞬間の尊さ」をそっと浮かび上がらせることを目指した作品です。
人生において、私たちは何を大切にし、これからどう生きていくのか――。本作は、そんなことを静かに考えるための時間として寄り添えたら、という願いを込めて制作されました。
より多くの子どもたちに届けたい。悩みを抱える人たちの、ささやかな救いになりたい。“心を育む”物語を、社会へ送り出すために。
監督 伊地知拓郎から皆さまへ
タイトル『郷』に込められた想い
元々、製作初期には「流転」と呼び、生き物や命の移り変わりを示すタイトルを掲げていました。脚本段階では「その一瞬を噛み締めて」という仮題も経て、最終的に選んだのが『郷』です。この一文字に、故郷や土、無常、そして郷愁への思いを重ねていった。私たちは土から生まれ、いつか土に還っていく──その自然の循環とふるさとへの感情を、この題名に託しています。
映画は「小説的」な物語から解放されうるのではないだろうか。そう考えたとき、映画が本来もつ視聴覚言語(cinema language)の可能性が見えてきます。物語は、人の“意識”という全体の一割ほどに働きかけるための枠組みにすぎないのかもしれない。一方で、言葉と音と光は、それ以外の“潜在意識”へ直接働きかける力を備えているのではないだろうか。文字の発明や絵画、彫刻、音楽に比べれば、映画の歴史はまだ百年余りと若い。だからこそ映画は、いまだ開拓されつくしていないフロンティアなのだ──そうした確信から、本作では後半にかけてあえて抽象度を上げていきました。絵画でいう“印象派”のように。
本作のあらすじ
軍隊のような規律、しごき、怒号が飛び交うグラウンド──プロ野球選手を夢見る高校球児たちの懸命に練習する姿が眩しく映る。
野球部内で起こる人間社会の理不尽さ、立ちはだかる残酷な現実が精悍な岳(がく)を苦しめていく。
優しく励ましの言葉をかける担任霧島に心を救われ、幼なじみ隆(りゅう)との再会によって昔の記憶がよみがえる。夏の田園、大木の間を走り回る岳と隆。青い空、大きな入道雲、噴煙を上げている桜島。風や木々の匂いを感じ、夢中で未知なるものを追い求め、走ったあの頃。
巡る季節と続く人生の中で、隆もまた同じように悩みや苦しみを抱えながら生きていたことを知る。目の前には雄大な自然が広がっている。岳は自分自身に問いかける。
ぼくは、あの頃何を感じて生きていたのだろうか…。
『郷』のこだわり
『郷』の主役は自然だと言い切る、監督・伊地知の揺るぎないこだわりのもとに製作されました。
製作当時、『郷』は、予算のない中で、どう作っていくかを模索していました。そんな折、2021年5月、ARRIが初めてインディペンデント映画制作者を支援するプログラムの募集を打ち出します。そのニュースを見て、「これに賭けるしかない」と『郷』の企画を提出したことにより、アジアで1チームのみ、唯一『郷』が選出されるという奇跡が起こりました。その結果、カメラ、レンズ、照明など全機材の提供を世界的機材メーカーであるARRI社から受け、長期間の撮影を行うことができたのでした。
本作は2024年、文部科学省選定映画として認定されました。これまでに全国の中学・高校で約1万人の生徒が鑑賞し、道徳・いじめ防止・メンタルケアの授業で活用されています。
「一般ではどこで観られますか?」――そんな声が多くなりました。
そこで私たちは、『郷』の全国劇場公開への実現に乗り出しました。このチャレンジは、リスクを冒して、これから出会えるであろう、まだ見ぬ『郷』の可能性を追求する壮大な試みです。
映画を劇場公開するということは、商業=興行のフィールドに打って出る、ということです。つまり、作品を映画館に売り込み(営業)し、世の中の人たちに存在を知ってもらうための宣伝活動を行わなければなりません。その土台となるのが「宣伝費」であり、ここにどうしても費用が必要になります。
実際に年間1000本以上の映画が作られている中で、映画館で上映される映画は600本程度のみに限られるという現実。また、上映された600本も数日間の上映で終了してしまうこともたくさんあり、お客様が観たいと思ったときにはすでに終わってしまっていると言う、この現実をなんとか変えられないだろうかと言う想いなのです。だからこそ、私たちは何にも縛られない自主制作映画だからこそできる、新たな挑戦を掲げているのです。
そのような状況下の中で私たちは、冒頭でお伝えしたとおり “観客配給” という取り組みを立ち上げました。それはつまり、映画『郷』への応援として、このクラウドファンディングを通じ、ムビチケオンライン(映画チケット)をご購入いただく。その力を束ねることで、少しでも多く、少しでも長く、『郷』を各地の映画館で上映し続けられる仕組みを実現したいと考えています。それが“観客配給”です。
<プロジェクト実現までの想定スケジュール>
2026年1月2日 鹿児島ミッテ10先行上映開始
2026年1月9日 東京新宿ピカデリー、大阪なんばパークス、名古屋ミッドランドスクエアシネマ、千葉キネマ旬報シアター、宮崎セントラルシネマ、京都シネマ上映開始
現在、全国での上映が確定している劇場は上記の通りです。いまも一館でも多くの映画館で上映していただけるよう、各地の劇場へアプローチを続け、作品の存在や魅力を伝えています。とはいえ、日本各地の映画館で、オリジナルの新作をかけてもらうことは、特にノーネームの本作品にとって非常にハードルの高い挑戦でもあります。
だからこそ、このクラウドファンディングを通じて、皆さまのお力をお借りしたいと考えています。ご支援いただいた資金によって、上映終了日の延長や、全国での上映館の拡大を実現し、『郷』をより多くの土地へ、そこに暮らす人々へ届けていきます。
<支援金額の内訳>
今回の目標金額は舞台挨拶の移動・宿泊費 監督・プロデューサー:鹿児島→大阪→名古屋→東京→千葉を一日で移動(宿泊費節約!)、東京→鹿児島、約20万円 チケット手配・リターン配送費:約10万 チラシ・ポスター・パンフレット印刷費:約50万円 物販作成費:20万円等の用途として大切に使用させていただきます。
応援コメント
本作品の情報解禁および劇場公開に際し、応援コメントを頂戴しました。
今回はプロダクションファンディング(All in)での挑戦になるため、もし目標金額未達となった場合でも、不足する資金は上映実行委員会チームで補填し、たとえ小規模になったとしても『郷』の劇場公開を必ず実施致します。リターンも必ずお届けしますので、ご安心ください。
最後に本作プロデューサー小川夏果より
2011年から19年まで俳優として多くの映画やドラマ、CMに出演しました。そうした中で、「映画や演技をもっと学びたい」と想い、留学した中国の北京電影学院で伊地知監督と出会いました。伊地知監督が紡ぎ出す映像を見て、心が洗われるような作品の美しさ、ユニークな音作り、そして何よりも映画作りへの誠実な姿勢に心を奪われました。
私は学生時代、事故に遭いPTSDになった経験から、命の尊さを伝える使命を持ち、それが映画作りに繋がっています。
本作『郷』のテーマは「人々の精神的幸福度を上げること」苦しみを抱える人々の心を解放できるよう、多くの人に「郷」を届けたいです。みなさまのお力をどうぞお貸しください。
小川夏果プロフィール
熊本県出身、鹿児島県在住。Letheany&Co.代表/映画プロデューサー
同志社大学法学部卒。某銀行へ入行後、女優へ転身。TVドラマ「信長協奏曲」や「刑事7人」などに出演。さらなる挑戦として2019年に北京電影学院へ留学。帰国後、プロデューサーとして映画「郷」を制作。現在、鹿児島を拠点に様々な映画映像制作および人材育成に取り組む。
【取材記事】
http://cafemirage.net/archives/7753
【公式Note】
上記Noteでは女優業を離れ、中国で挑戦するため上海へ渡り、偶然の出会いから北京電影学院卒のプロデューサー張さんと出会い、「北京で学ぶ」という選択肢を得たこと、反対や不安に揺れながらも日本での基盤を手放し、留学を決意したこと。そして北京電影学院での濃密な一年のなかで、映画『郷』の監督・伊地知拓郎との運命的な出会いに至るまでを綴っています。
今回ご支援いただくと、「鑑賞チケット」は、1月9日からスタートする上映館に加え、今後新たに決まった映画館でもご利用いただけます。1月8日までに支援いただいた方にはムビチケオンラインをお送りし、1月9日以降は紙の鑑賞券をお送りする予定です。またチケットを学生(小中高生)に贈る=<ユース支援>という取り組みを実施しております。それは『子どもたちに“映画館という居場所”を作る』という本クラウドファンディングの趣旨を実現するためです。映画館で映画を鑑賞する習慣の少ないユース世代にこそ、『郷』を映画館で体感してもらいたいと、切実に思っております。
また、ユース支援を選択いただきました方には、<ユース支援デジタル感謝状>をお贈りさせていただきます。(支援対象となる学校は指定することができません)先ずは《東京23区内養護施設の中学生以上》を想定しています。(すでに鹿児島県、名古屋市の養護施設には配布済み)
その他、以下に本クラウドファンディングにご支援頂いた場合のリターン品のご案内を記載いたします。
『郷』を、もっと多くの人に観てもらいたい。だからこそ、《観客配給》という新しい方法で、全国へ届ける挑戦をはじめる決意をしました。
社会で疲れ、目的を見失いそうな大人たちには、立ち止まるための静かな避難場所として本作品『郷』は、世代を越えて、観る者の心に寄り添う映画です。いじめや不登校で悩む子どもたちにとっても、この映画が居場所になりますように。そうした願いを込めて、日々、劇場公開日に向けて、歩みを進めています。また、思春期の悩みや葛藤、挫折の真っ只中にいる子どもたちには、背中をそっと押す灯りとして。
映画『郷』を応援することで、信じられる未来を実現し、日本の幸福度を少しでも押し上げる一歩を、あなたとともにつくっていきたいと考えています。どうか仲間になってください。
このクラウドファンディングで集まった力は、上映館の獲得・公開の継続・学校連携へと直接つながります。映画『郷』を広げていきましょう!!!みなさまのご支援をどうぞよろしくお願い致します。
1500 円
3500 円
5500 円
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150000 円
300000 円
残り20枚
500000 円
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