リターン紹介②「かんころもち」
vol. 4 2015-12-21 0
うちにもついに灯油ストーブ導入しました!
部屋がぬくいってすばらしい。家の中でコート着なくてすむ!
とても幸せな気分です。
さ~て、今日はリターンに含まれる商品紹介第2弾、「かんころもち」についてです。
かんころもちは五島の郷土菓子なのです。
かんころというのは、切ってゆでてほしたさつま芋のこと。
関東で言えば、干し芋みたいな感じ。
時期になると芋掘りして、かんころを大量生産し保管しておきます。
年末の餅をつくときふかして餅と一緒に練り上げて、成形したのがかんころもち。
出来上がったら、家族親戚中に配り、のこりは冷凍庫で保管。
昔の保存食です。
家庭によっては、使う芋の品種も違えば、水飴や砂糖、
生姜やごまやよもぎがはいっていたりして
各家庭によって種類も配合も分量も違うので奥深いのです!
基本は芋と餅なのでほっこりするお味で食感はもちもち~!
かんころもちのできたては温かくてふわふわでめーーーっちゃ美味しいですが
固まったあとも焼いたり、油で揚げたり、天ぷらにしたりと楽しめます。
↓一番基本の食べ方、焼いたときのかんころもち
かんころを干す台をかんころ棚といい、毎年乾っ風が吹く頃になると
ばっば(おばあちゃん)たちが一斉に軒先や畑の隅にかんころ棚を組み立て、
かんころをゆがいてゆがいて干して干して干しまくります!
干し柿のように紐や藁でつなげて干すやり方もあります。
これをみるとああ冬が近づいてきたな、って。まさに五島の秋冬の風物詩。
ちなみに今年は暖冬だから芋が腐る~!ってみんな愚痴ってました。。。
かんころ棚だけじゃなく、かんころをつくるため芋をスライスする鉋のような調理器具もあり、
かんころもちをいれる専用ビニール袋も売っていたり、
いかにかんころが愛され、五島の暮らしに根付いているかおわかり頂けるでしょうか!
今までは、各家庭でつくられてきたかんころもち、最近ではお土産用に販売されています。
私がかんころもちLOVERなので必ずリターンに入れたい!って思っていました。
そんな時、島でデザイナーとして大活躍する友達から紹介してもらったのが
弘松(こうしょう)さんのかんころもち。
弘松の松尾さんが仕事を退職して、島のためになにかせんば!って始めたのが
かんころもちづくりでした。
30種類以上のさつま芋を栽培・研究し、いもづくりや土づくりから
こだわってつくられています。
今回は、さつまいも・よもぎ・むらさきいも 3種類を提供して頂きました。
どれが届くかはお楽しみに!
※パッケージに改訂予定のため、写真とは異なる新パッケージでのお届けになるかもしれません。
ご了承ください。
食べ方
焼く 好きな大きさに切り、フライパンやトースターで焼く
素揚げ 好きな大きさに切り、油で揚げる
(こげないように、鍋底にはりつかないように注意!)
天ぷら 好きな大きさに切り、小麦粉と卵を溶いた衣をつけ、油で揚げる