【初日舞台挨拶のようすをご紹介!(前編)】
vol. 50 2024-09-24 0
冒頭、涙をぼろぼろ流しながらも一気に語った石川真生さんのお話しと、写真をご紹介します!
撮影:平良竜次
●エブリバディ!どうもありがとうございます!来てくださってありがたいです。もうさっきから涙そうそう。ずっとずっとずっと、この映画観ながら泣いています。
真喜屋さんの作る映画はすごいよ。本当にすごい。この映画のパンフレットを見てごらん。私は文章って読まない人だけど、真面目に読んだわけよ。そしたらさ、真喜屋さんの心が伝わってきたわけ。本当にこんな素晴らしい映画を撮る人が沖縄にいたということは、私はすごく幸せだなと思うし、この映画に出られたことが、牧瀬茜さんの言葉じゃないけど、すごく名誉だと思う。嬉しいです。
こんなして大勢、来てくれる人がいるとは思わなかった。私はせいぜい10人かなと思ってたから(会場笑)しにかた、嬉しい。こういう映画は残すべきだと思うし、本当は首里劇場だって残して欲しかったけど。残念でなりません。だけどしかたない、もう無いんだし。いつまでもぐじぐじ言ってもしかたないからよ。だから今日は、ここに上がったらひとこと言いたかったわけ。真喜屋さん、ご苦労様でした!
司会「真生さんも、本当にご苦労様でした。撮影、お疲れになったんじゃないですか」
撮影はどの撮影も疲れるよ。でもそれよりも、おもしろい、嬉しい、楽しいっていう方がうわまわって、だから写真を続けるわけ。
写真っていうのは、こんな金食い虫ってないよ、お金ばっかり必要だからよ。だから私の後輩たちは、本当に貧乏しながらも、バイトしながらもそれでもずっと続けているからよ、みんなよ、本当に偉いよ。それでも残したい、撮りたい、沖縄が好きだって連中ばっかりなわけよね。そういう人がまわりにいたら、ぜひ助けてあげてください。写真を残すことはとても大事。
あの館長が生きてる時に会えなかったのが残念。機会がなかったんだよ。会いたかった理由はたった一つ。
彼が私の好みのタイプの男だったから!(会場笑)
※後編に続く