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ふとんで年越しプロジェクト2014をクラウドファンディングで実現!
行政機関の窓口が閉まる「年末年始」の期間、私達は一人でも多くの方が暖かくして年を越せるように、共同のシェルターを借りて運営していきます。
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1987年東京生まれ。 認定NPO法人自立生活サポートセンター・もやい理事長、新宿ごはんプラス共同代表。ホームレス状態の方、生活困窮された方への相談支援に携わっています。また、生活保護や社会保障削減などの問題について、現場からの声を発信したり、政策提言しています。
行政機関の窓口が閉まる「年末年始」の期間、私達は一人でも多くの方が暖かくして年を越せるように、共同のシェルターを借りて運営していきます。
日本には現在、いわゆる「ホームレス」の方が一万人ほどいると言われています。しかし、政府の統計では明らかにならないものの、いわゆる「ホームレス」の方に加え、ネットカフェ難民と呼ばれる人たち、知人宅に居候している人たち、住み込みの仕事で失職と同時に路頭に迷ってしまう人たちなど、広い意味での「ホームレス状態」の方は全国で数万人にのぼると言われています。
仕事を失ったり、収入が絶たれたり、住まいを失うなどして生活困窮状態におちいった場合、私たちは公的な社会保障制度によって、必要ならすぐさま支援を受けることができます。
しかし、行政機関の窓口が閉まる「年末年始」は、そういった支援につながりたくても相談窓口が開いていないため、必要な制度を利用することができません。
公的な支援を望めないこの期間、私たち民間の支援団体は、全国各地で路上生活者や生活に困窮された方のために、炊き出し・夜回り・医療福祉相談などの「越年・越冬活動」をおこなっていますが、手弁当のボランティア活動のため、なかなか必要な支援を用意することができないでいます。
2013年~2014年の年末年始に、私たちは「ふとんで年越しプロジェクト」を結成し、クラウド・ファンディングを通じてみなさまからのご支援をいただき、約20名の方にシェルターを提供することができました。
また、プロジェクトの実施結果をもとに、政府に対して年末年始に必要な支援施策を実施するよう要望をおこないました。
しかし、残念ながら、今年の年末年始に新しい施策が整えられるようになるには、いたりませんでした。
今年の年末年始は、昨年同様土日が重なり、12月26日(金)17時~1月5日(月)9時までの10日間、行政機関の窓口が閉まってしまいます。
国や自治体が年末年始対策の施策をおこなってくれないなかで、私たちは再度、「ふとんで年越しプロジェクト」を結成し、自分たちでできることを模索していくことにしました。
一人でも多くの方が、暖かくして年を越せるように、ふとんで年を越すことができるように、年末年始の間、共同のシェルターを借りて、運営していきたいと思っています。
東京では、新宿、渋谷、池袋、山谷地域などで、各団体が「越年・越冬活動」をおこなう予定です。しかし例えば、体調が悪いが救急搬送をするほどでもない、などの方の宿泊場所は、なかなか用意することができません。
一人でも多くの方が安心して休めるような、個室でプライバシーが守られたシェルターを開設・運営したいと考えています。
東京の各団体が年末年始の期間に活用できる共同のシェルターを用意するために、ぜひご協力ください。
当面は10部屋を確保する予定ですが、目標額をこえてご寄付をいただけた場合には部屋数も増やしていきたいと考えています。
お金の使い道は、基本的には下記を考えています。
ご協力いただけた方には、会計報告等をお送りします。
この年末年始、寒さに震えて過ごす方が一人でも減るように、一人でも多くの方が暖かくして、ふとんで年を越すことができるように、「ふとんで年越しプロジェクト2014」にぜひご協力ください。どうぞよろしくお願い致します。
大西 連(おおにし れん)
認定NPO法人自立生活サポートセンター・もやい理事長(http://www.moyai.net/)
新宿ごはんプラス共同代表(http://www.moyai.net/)
1987年東京生まれ。ホームレス状態の方、生活困窮された方への相談支援に携わっています。また、生活保護や社会保障削減などの問題について、現場からの声を発信したり、政策提言しています。
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