蔵の改修が始まりました!
vol. 3 2022-03-08 0
古川利意記念美術館「農とくらし」開館に向けて、蔵の改修作業が始まりました!
改修前の様子〜
<1階のようす>
<2階のようす>
ここから、
展示空間にするために工夫を施していきます!
〜〜
はじめに
改修に先立って地区の方々に蔵の清掃を手伝っていただきました!
150年の積年の汚れを落としていきます。
そして改修作業へ〜
まず第1回目の改修作業は
①近年の改修で貼られた仕上げを剥がして古い蔵の表情を現す作業
●2階天井の板剥がし
●2階の壁の板剥がし
↑天井に貼ってあった新しい板を剥がすと、野地板がでてきました。
↑2階の化粧板を剥がしていきます
↑化粧板を剥がすと粗壁(藁と土を混ぜた壁)がでてきました。
②新たに展示空間にしていくための壁や床の下地づくり
●2階の小上がりの床の下地制作
●1階の壁に展示壁の下地を取り付ける作業
↑小上がりの下地制作のようす。この小上がりは作品や関連資料の保管など小さなライブラリースペースにしていきます
↑1階の展示壁の下地制作のようす。この上に合板、石膏ボードを打ちつけていきます。
↑階段の手すり加工、仕上げを解体した跡を電動カンナで整えているようす
改修設計者の小泉立と
西会津と郡山で活動されている、あしたのアーキテクツのメンバー協力のもと施工に挑みました!
改修作業後のようす〜
150年前に建てられた当時を思わせる、古い壁や天井が現れて、趣ある空間になりました!
設置した下地にこれから床板や展示壁を施工して、1階と2階で雰囲気の違う空間になっていきます。
蔵の古さを生かし、新旧の調和の取れた、心地いい空間を目指していきます!
また施工が進み次第アップデートしていきます。