高見龍さんインタビュー&PV用プロトタイプ楽曲配信
vol. 9 2018-12-15 0
プロジェクトも残り二週間となりました。
フルボイスに向けて更なるご支援をよろしくお願いいたします。
キックスターターは残念ながらサクセスなりませんでしたが諦めはしません。
またリベンジの決意と共に制作に入らせていただきます。
さて、本日は音効コンビのもう一翼を担う高見龍さんのインタビューと彼に作曲していただいたプロトタイプサウンドを配信させていただきます。PVにも使われていますのですでにご存じの方も多いと思います。
どのような思いで「フクロウさん」に向きあっていただくのか、ぜひ知ってください。
文音
髙見さん、今回はお時間いただきましてありがとうございます。
いろいろとお話を伺っていこうと思ってます。
よろしくお願いします。
髙見龍
はい、よろしくお願いします
文音
前回の「隣人-Neighbor-」から引き続きの「フクロウさん」ということになります。
まずは、前回の「隣人-Neighbor-」の時のお話を少しお伺いしたいなと。前回の音効はまさに「音響効果」というにふさわしく効果のための音がふんだんにありました。BGMも漫然と流れるのではなく、流れる時も消える時もしっかりと計算されつくしたタイミングがまさに絶妙だったなと感じていますし、まさにそういう部分が評価されていると思いました。
髙見龍
ありがとうございます。
「隣人-Neighbor-」はホラーでも、日常ホラーと言う面が強かったので、出来る限り環境音や、効果音も現実的なモノを、と思っていました。
ただそれだけでは、音がリアルだってだけですから、空間を意識して音作りをしました。
この場合の空間は、画的に言うならレイアウトみたいなもので、画面内に収まる配置と似たように、そのシーンの空間を音で作ることを意識しました。
評価されているなら、とても嬉しいです。
文音
それまでBGMとは背景である、景色であるという認識が私の中にあったんですが、「隣人-Neighbor-」を通してBGMとは風景であり、状況そのものであるという認識も得られました。勉強させていただいたなと思うところが大きいです。
「フクロウさん」は「隣人-Neighbor-」とガラッと違った作風になります。そういった点で、音効プランもかなり変わると予想されてますか?
髙見龍
変わると思います。と言うか、変えるつもりで居ます!
「隣人-Neighbor-」は日常に隠れた未知や異常の恐怖ですが、「フクロウさん」は生死に関わる恐怖がメインのホラーです。
変な言い方になりますが、生きるか死ぬかみたいな状況で、周りの音なんて耳に入るはずもないでしょう?(笑)
とまぁ、そう言う状況でどう演出するかは、今はまだ秘密ですが、「隣人-Neighbor-」とは違うアプローチになることは確かですね。
文音
今回、(基本は)ヨナオケイシさんとのタッグということになります。ヨナオさんとは「YU-NO」などでもご一緒されていますが二人で「フクロウさん」についてお話されることなどありますか?
髙見龍
「フクロウさん」については、決まった直後にその場でアイディアをいくつか話したくらいですね。
なにせ、良く会ってるし一緒に何かをすることが多いので、いつの間にか別の話になったりしますね。…ガンダムの話とか(笑)
ただ、お互いによく知った仲なので、安心感はありますよ。
ヨナオさんの曲を引き立てる意味でも、音効に力を入れるぞって感じですし、ヨナオさんをびっくりさせるぞ、とも思っています。
文音
ファンとしてはお二人のタッグがただただ楽しみではありますが、クリエイターとしてはお二人が作られるものが楽しみでもあり気持ちがすごく引き締まると言いますか。大先輩方とご一緒させていただくので勉強させていただこうと思ってます。
「フクロウさん」は「隣人-Neighbor-」と違って非日常の部分がかなり出てくることになります。その分特殊な音効も必要になってくると思いますが、そのあたりかなり大変なのではないかと。
髙見龍
いやいや、こちらこそ沢山勉強させて頂いてますよ?(笑)
そもそも、ホラー物をやりたいと思ってても機会がありませんでしたからね。
本当にありがとうございますと言うか、アピールして良かったーって今でも思ってます!
で、その非日常の部分こそが、「隣人-Neighbor-」とは違うアプローチになる理由でして、勿論大変でしょうけどそこにこそやり甲斐があるわけです。
先程も言いましたが、「隣人-Neighbor-」が空間的音効とするなら、「フクロウさん」の非日常は異次元的音効になると思うのです。
今はここまで!
だって、実際にやってみないとどうなるかは僕にも分からないですからね!(笑)
文音
それはヨナオさんも仰ってました。ホラー好きほどホラーの仕事が少ないって話で、結果的に自分で作ってしまったのがうちなんですが(笑)
アピールしていただいた結果、「隣人-Neighbor-」のような素晴らしい作品に出会うことができて私としても感謝です。
「フクロウさん」の演出の鍵は非日常ということで、ヨナオさんも秘密のプランをたくさんお持ちのようでしたので本当に楽しみにしてます。
では、最後にファンの皆様にメッセージをお願いしたいんですが今回のクラウドファンディングでは「隣人-Neighbor-」の時に支援してくださった方もたくさん支援してくださってます。前作をプレイしたからこそ改めて支援してくださる皆様に向けても、今回初めてという方に向けてもそれぞれにお言葉をいただけると嬉しいです。
髙見龍
「隣人-Neighbor-」で、音効含め全ての音作業を任されました。
仕上がりは自信を持って出せる物だと自負しても居ますが、流石に情熱溢れ過ぎてキャパシティを超えた設計になってしまった反省も有るんです。
そして今回、長年の盟友であり尊敬する先輩でもあるヨナオさんと組んで進めることになりました。
これは期待をしない訳には行きませんね!(僕も期待で胸がいっぱいです!
何より、我々は皆、「ホラーが大好き」なんです。
そんな我々が作るホラー作品が、つまらない筈が無いのです!(と言い切ります)
「隣人-Neighbor-」から引き続き支援をして下さってる方々には感謝と、勿論その期待に応えることを約束します。
そして初めて支援して下さってる方達にも感謝と、…あと「隣人-Neighbor-」好評発売中です、こちらもどうぞ!!
文音
作る側がたくさんの期待を持って作る作品が良くならないわけがないですね!
私も本当に楽しみにしてます。
髙見さん、今日は本当にありがとうございました!
髙見龍
文音さんこそ、ありがとうございます!!
髙見さんに作曲していただいたプロトタイプサウンドはこちらからダウンロードしてください!