コレクターの皆様、
おはようございます。
いよいよ昨日から開催されていますアースデイ東京2013
ニコルズフォレストキッチンも生憎のお天気ですが、
そんな中でも沢山のお客様が足を運んで下さっています。
グランドシェフのニコルさんは
アースデイの実行委員長として開会宣言をお話されたり、
フォレストエリアのトークへのご出演、
またキッチン内で料理をなさる姿の生放送の対応など
分刻みのスケジュールで動いて頂きました。
例年食事をお買い求め頂くお客様のおそらく半数以上の方が
鹿肉は初めて食べますという感じです。
美味しいんですか?においは?固くないですか?と
色々とご質問ありますが、我々が提供する鹿肉は本当にクセもなく、
柔らかく、何とも言えない美味しさです。
3年前のプロジェクトスタート時に、
いくつもの産地をご紹介頂きました。
その一つが北海道根室で鹿肉の加工、
販売を手がけるユックさんでした。
北海道のエゾ鹿を食材としての流通を実現した先駆者です。
日本には北海道から九州まで全国にエゾシカ、ホンシュウジカ、 キュウシュウジカ、マゲシカ、ヤクシカ、
ケラマジカ、ツシマジカの7種類の鹿がいます。
各地に生息する鹿はすべて「ニホンシカ」の種類にあたり、
その中でも北海道に生息するエゾ鹿は日本一大きく
体重100kgを超える最も大きなニホンシカです。
南西諸島の3亜種は特に小型であり、
オスの体重で比較するとエゾジカの140kgに対して
マゲジカとヤクシカで約40kg、ケラマジカでは30kgと小振りなのです。
生息数が多く、個体として、サイズが大きいため
精肉が取りやすいという事や、
平原地など比較的猟のしやすい環境が多い事から
安定した収量の確保、供給が比較的可能となり、
ブランド化されました。
またアイヌ人の文化として、本土よりも食用として
古来から食べられて来たことも後押しし、
ユックさんは安全性、安定性、味など様々な取り組みをしながら、
エゾ鹿肉の食材としての価値を発信し続けてこられました。
詳しい活動はサイトをご覧頂けるとご理解も頂けます。
ニコルさんもその味や西尾社長と懇意にもなった事で
仕入れて食べる事もあると仰っています。
通販も行っていらっしゃるのでぜひ、
その味を楽しんで、味わって頂きたいと思います。