映画音楽を金管楽器で！
次世代の奏者たちによる「FILM BRASS Ⅴ」10月29日開催！

その名の通り映画音楽を金管楽器で演奏するブラスアンサンブル。メンバーには国内外コンクール入賞者が多数在籍、他にも次世代の金管楽器界を背負う13名による迫力の演奏をお送りしています。

FILM BRASS プロフィール

FILM BRASSは、映画音楽を専門とする大型ブラスアンサンブルです。まず、私達の演奏を少しお聴き下さい。

こうして生まれた！FILM BRASS の成り立ち

2017年9月18日、映画音楽界の巨匠ジョン・ウィリアムズの生誕85周年を記念し、JWFC（ジョン・ウィリアムズ公式ファンクラブ)主催による映画音楽の演奏会が開催されました。そこに出演した金管楽器奏者たちが、映画音楽の魅力を金管アンサンブルでも伝えられるのではないかとこの企画を発案。2018年1月にデビューコンサートを開催しました。チケットは完売を記録。以降立て続けに、1年間で3度のコンサートを開催する快進撃を見せて界隈を驚かせました。

どんな活動をしているの？

映画音楽はファンこそ多いものの、実際のコンサートで演奏される機会の少ない分野です。私たちは、弦楽器や木管楽器のパートも金管楽器で補うことで、より統一され、より共鳴し、より迫力のあるサウンドを作り、名曲の新たな魅せ方や金管楽器の可能性を追求しています。
メンバーには国内外コンクール入賞者が多数在籍。東京藝術大学をはじめ首都圏の各音楽大学を卒業し、プロオーケストラに在籍するなど、日本の金管楽器界の次世代を背負っていこうという新進気鋭のメンバーで構成されています。
年数回の自主公演のほか、小学校対象の芸術鑑賞教室、スタジオでの収録など、活動を多岐に渡らせています。
これまでの公演では「スター・ウォーズ」「ジュラシック・パーク」「サウンド・オブ・ミュージック」など、映画音楽の王道とされる作品40曲以上を、当団ホルン奏者、鎌田渓志による編曲で演奏して参りました。
また、映画で使われたクラシックとしてエルガー作曲「威風堂々」（ファンタジア2000より）なども取り上げています。本来オーケストラの規模は60～80名程度、多い時は100名を超えるものですが、我々はわずか13名。個々の技術に裏付けられる圧巻のパフォーマンスは必聴です。

今回のプロジェクトについて

2019年10月29日（火）19時より、文京シビックホール小ホールにて当団第5回公演「FILM BRASS Ⅴ」の開催が決定しています。「スーパーマン」「紅の豚」「ハリー・ポッター」などの名作映画から、馴染みのある名曲たちをお送りします。
演奏会後半では「Special Highlights of FILM BRASS」と題し、過去4回の公演で特に人気の高かった作品を新たなアレンジで再演。特に今回のメインプログラム「スカイウォーカー組曲」（スター・ウォーズ）は、12月公開予定の最新作「スカイウォーカーの夜明け」を意識した選曲です。ブラスアンサンブルファンは勿論、そうでなくとも映画好きの方にもお楽しみ頂けるプログラムです。

【FILM BRASS Ⅴ】

2019年10月29日（火）19時00分開演（18時30分開場）
文京シビックホール小ホール
一般￥3000／学生￥2500
チケットご予約は公式ホームページから
https://filmbrass.wixsite.com/filmbrass

出演者紹介

出演者を一部紹介します。メンバーからのコメントも寄せられています。

犬飼伸紀（トランペット）

岐阜県出身。9歳よりトランペットを始める。東京藝術大学音楽学部を卒業。第28回大仙市大曲新人音楽祭コンクール奨励賞受賞。12th Jeju International Brass Competitionファイナリスト。2018年セイジ・オザワ松本フェスティバル室内楽勉強会に参加。トランペットを本間千也、栃本浩規、佐藤友紀、古田俊博、菊本和昭、杉木峯夫の各氏に、室内楽を日髙剛、古賀慎治の各氏に師事。エリック・オビエ、ガボール・タルケヴィ、ジャン＝フランソワ・マドゥフ、ハンス・ペーター・シュー各氏のマスタークラスを受講。2019年2月より公益財団法人千葉交響楽団に入団。

「回を重ねるごとに、ファンの皆様の温かい応援が強く感じられ、私たちのモチベーションに直接繋がっていると実感しています。FILM BRASSがこれからもお客様と一緒に長く続くよう、ご支援のほど何卒宜しくお願いいたします。」

鎌田渓志（ホルン）

鎌倉市出身。東京藝術大学音楽学部卒業。2015年、ロサンゼルスで行われた 第47回国際ホルンシンポジウム(IHS)において、IHS プレミア・ソリスト・コンペティション 4位、並びにカルテットで出場のIHS アンサンブル・コンペティション 優勝。第35回日本管打楽器コンクール入選 他。Will Sanders、Ignacio Garcia、Denise Tryon、David Harlof 各氏のマスタークラスを受講。ホルンを守山光三、森雅彦、日高剛、西條貴人、伴野涼介、五十畑勉の各氏に師事。現在フリーランスのホルン奏者として国内のプロフェッショナルオーケストラに客演するなど活動しながら、FILM BRASSやAzure Winds(木管アンサンブル)などを主催するなど様々な演奏活動を行なっている。

「メンバーの映画愛に溢れる文字通り『熱い演奏』。また、これが聞きたかったんだ、というような映画音楽の定番から、コアなファンの心を擽るような作品まで、幅広く取り上げるプログラムにも魅力があると思います。ただ曲を並べるだけでなく、曲順、メンバー構成まで趣向を凝らしており、本番の会場でしか味わえない高揚感も、ここまでFILM BRASSが支持されている要因だと感じております。」

安久津理子（トロンボーン）

埼玉県出身。埼玉県立大宮光陵高等学校音楽科を経て、東京藝術大学卒業。第20回日本トロンボーンコンペティション第2位。第6回トロンボーンクァルテットコンクールインジパング第3位。2017年セイジオザワ松本フェスティバル「子供のためのオペラ」に出演。第3回日本トロンボーンコンペティション四重奏部門第1位。木曜コンサート室内楽、藝大定期「室内楽」第44、45回に出演。第4回リエクサ国際コンクールトロンボーン部門第3位(1位なし)。大学在学中に安宅賞、卒業時に同声会賞を受賞。平成30年度公益財団法人青山音楽財団奨学生。藝大フィルハーモニア管弦楽団、愛知室内オーケストラと共演。トロンボーンを尹富弘、和田正行、古賀慎治、石川浩、黒金寛行の各氏に、室内楽を日高剛、栃本浩規、古賀慎治の各氏に師事。オラフオット、ファブリスミリシェー各氏のレッスンを受講。

「この世界に存在する映画は、生きてるうちに見尽くせないほどに数があります。誰もが知っているようなものから、あまり知られていない作品まで…そんな映画の中で重要な役割を担っている音楽。FILM BRASSの演奏会は、映画音楽の良いところだけを取った、"オイシイ"演奏会なのです！原曲には忠実ですが、オーケストラのサウンドとはまた違った味が出せる、金管楽器と打楽器のアンサンブルを、是非会場で！体感して頂きたいです。いつも会場に足をお運び下さっている皆様、ありがとうございます。結成3年目を迎えようとしていますが、こうして5回目開催まで来ることができたのは聴いてくださるお客様あってのことです。『映画が好き』から来てくださった方は是非この機会にクラシックの音楽を！『楽器をやっていて』から来てくださった方は是非様々なジャンルの映画を！私達がその両方の方々の興味の架け橋になれれば幸いです。これからも応援の程、どうぞよろしくお願いいたします。」

池田侑太（チューバ）

千葉県船橋市出身。県立津田沼高等学校、東京藝術大学卒業。卒業と同時にアカンサス音楽賞、同声会賞を受賞。第1回J.E.T.A学生ソロコンクールジュニア部門第1位。第4回J.E.T.A学生ソロコンクールシニア部門第1位。第12回チェジュ国際コンクールにて金管五重奏部門第1位。これまでにチューバを大塚哲也、池田幸広の各氏に師事。室内楽を栃本浩規、古賀慎治、五十畑勉の各氏に師事。またハイコ・トリーベナー、レックス・マーティンの各氏のマスタークラスを受講。現在は全国のプロオーケストラに客演、中高生への楽器指導などを中心に活動している。

「クラシックからポップスやジャズなど幅広い表現ができる金管楽器の迫力満点なサウンドは、必ずや皆様を非日常な世界へと誘う事ができるでしょう。より多くの人に、私たちの音楽に触れてもらう為、ご支援いただけると幸いです。」

主な資金の使い道と現状

～演奏会開催における主な費用～

・会場利用料（リハーサル含む）…25万円

・楽器運搬費用（打楽器等）…10万円

・チラシ等製作費用…7万円

・出演料…2万円×出演者数(リハーサル・本番時の交通費を含む)

～現在の主な収入割合～

チケット売上：広告料ほか＝９：１

演奏会開催にかかる費用のほぼ全てはチケットの売り上げによるものです。安定的な運営には私たちの営業努力も必要不可欠ですが、チケット収入以外にもご支援が必要なのが現状です。
今回のクラウドファンディングで集まった資金は、会場利用料等の諸経費に使わせて頂きます。

クラウドファンディング成功時のビジョン

・コレクターの皆様に実際にコンサートにお越しいただくことで、新たなお客様のご来場につなげる。

→過去の演奏会にお越しいただいたお客様の多くは「出演者の知り合い」でした。毎回大変ご好評を頂いておりますが、さらに多くの方に演奏を届けるのが音楽家の使命でもあります。そこで、今回ご支援賜りましたコレクターの皆様をFILM BRASS Ⅴのコンサートにご招待いたします。迫力の金管楽器による映画音楽を実際に体験して頂き、是非演奏をお楽しみください。それがFILM BRASSが広く多くの方に愛されることにつながります。

・出演料がきちんと確保され、今の理想のメンバーが継続して出演できる。

→現状、出演者にはリハーサルから本番までかなり厳しい価格で出演を依頼しています。潤沢な資金のもと、今在籍している最高のメンバーに継続して出演を依頼し、演奏クオリティの更なる進化を目指します。

・今後の演奏会でより良い会場、より凝った演出を選択できる。

→現在は演奏会場を主に「座席数」「会場利用料」の2点を基準に選んでいます。しかし、立地条件が悪い、開演時間に都合がつかないなどでご興味を持って下さっているにも関わらずお越し頂けていないお客様も少なくありません。また、扱う映画をより一層彷彿とさせる舞台演出にも拘りたいなど、実行したいアイデアが沢山あります。予算が組めれば、今よりも更にお楽しみ頂けるステージ作りが実現できます。

特典について

オリジナルステッカー＆メンバーサイン入りお礼状プレゼント
演奏会終了後、順次郵送にて送りします。

FILM BRASS Ⅴご招待
実際の演奏会にご招待します。FILM BRASSの演奏をお楽しみください。（会場までの交通費等はご負担ください。）

FILM BRASS フットサル部オリジナルユニフォームプレゼント　
FILM BRASSにはフットサル部が存在し、チームユニフォームもあります。非売品につき、貴重なグッズです。

メンバーによる体験レッスン実施
トランペット、ホルン、トロンボーン、チューバ、パーカッションの各メンバーによる体験レッスンを受けられます。日時や担当講師は申し込み時にご確認ください。

FILM BRASS出張演奏
FILM BRASSが演奏に伺います。5人以下の小編成で、日時、会場、プログラム等はご相談ください。（遠隔地での演奏や、派遣メンバーの指定など一部ご希望に添えない場合がございます。予めご了承ください）

本プロジェクトのリスク

演奏会はクラウドファンディングによる資金調達率に関わらず開催されます。なお、現時点で出演料を除いた諸経費は、チケット売上で賄える見通しです。

最後に

昨年1月のデビューから早くも5回目の公演を開催できるのは、ご来場いただいている皆様のおかげです。今後FILM BRASSが若手音楽家の先頭に立ち、さらに幅広く活動を展開していく為にも、皆様からの温かいご支援を、何卒宜しくお願い申し上げます。