【活動レポート⑪】飯塚組ワークショップ終了!
vol. 19 2016-02-27 0
飯塚俊光監督のワークショップが終了しました!!!
飯塚監督のワークショップが無事終了しました。座学から始まったワークショップ、役者の皆さんも有意義な時間を過ごされました。
以下、飯塚監督からのワークショップレポートです。
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400名近い募集の中から、飯塚組ワークショップを20人選びました。とても悩み、他の監督とも意見交換し、選びました。実際にお会いした時、なんとも言えない感動がありました。
ぼくは自主映画あがりの監督です。自主映画を作っているときに、賞レースにもたくさん参加しましたが、なかなか結果がでず、悩んでいました。そして、色んな作品を見て、自分の作品は役者さんへのアプローチが足りないことに気が付き、そこから、監督としての役者さんへの演出やアプローチ方法を考えていきました。(当然、今も演出家として未熟ですので、試行錯誤中です)
芝居のバランスを、数字に置き換えたり、変数に置き換えたり、色んなことを自分で試しみたことがあるので、それをお話させていただき、実際に芝居に取り入れて試していただきました。
ピンとこなかった方も当然いるとは思いますが、提案したどれかひとつでも、役者さんの今後の方針に役立てることができるものがあったら、嬉しいです。
最終日に、「スクラップスクラッパー」の飯塚組のシナリオの抜粋を、実際に演じてもらいました。役者の皆さんの、気持ちが伝わってくる芝居に、すごく感動しました。皆さん、自分の個性を出して演じていただき嬉しかったです。そして、2日間で作り上げた共通言語でお話できたことも感慨深かったです。
ワークショップを通して、どれだけの役者さんへ伝えることができたかは、ぼくには分かりませんが・・・ただ、ただ、こうして出会えたことへ感謝の気持ちでいっぱいです。
このメンバー全員と、またいつか、会えることを期待して、ぼくのレポートは終わりたいと思います。
飯塚俊光
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