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演劇「ファミリーツリー」をクラウドファンディングで実現!
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宮城県名取市閖上出身。東京都在住。1996年『超光戦士シャンゼリオン』で準主役としてデビュー。その後、テレビ、映画、舞台で活動。代表作に北野武監督『Dolls』大林宣彦監督『野のなななのか』がある。主演した大畑創監督作品『へんげ』ではモントリオールファンタジア国際映画祭特別賞を受賞。 舞台作品では弘前劇場『家には高い木があった』、日中韓共同制作演劇『祝/言』(長谷川孝治演出) セルフプロデュース『あたま山心中』『三日月堂書店』の主演を務める。原作・製作・主演を務めた短篇映画『恋わつらい』では仙台短篇映画祭2008「新しい才能に出会う」部門上映作品に選ばれる。
東日本大震災で被災した人たちにおくる物語。全編が宮城の方言で書かれたある家族の物語です。宮城県沿岸地域の市民有志による朗読と県内で活動する俳優による演劇を被災地域の人々に届けます!!
東日本大震災から間もなく6年、東北沿岸の町の復興は少しずつではありますが着実に進んでいます。しかし一方で「復興とは破壊だ」そんな言葉があります。日に日に整備される故郷。それは町の面影をなくしていくことでもあるのです。必要なことと分かっていながら、心の奥では寂しさを感じています。
そんな姿かたちを変えていく生まれ故郷を見ながら思い出したのは些細なこと。口うるさい両親、煩わしいと思う時もあった親戚付き合い。友人とのバカ話。日常のさもない出来事や騒がしい浜言葉のやり取りが懐かしく、温かだったなぁと。
あの町の風景、人々、風、音、匂い、そして家族や友人との何気ない思い出。町が無くなってもこれらは忘れたくない。そして忘れて欲しくない。そう思いながら、戯曲『ファミリーツリー』を書きました。
震災後、若い世代は新しい土地で新しい生活を始め、順応していきます。しかしシニア世代はというと、新しい環境に馴染めず孤立している人も多いと聞きます。私の両親もそうですが、口を開けば以前住んでいた町や人の話ばかり。集まりといえばお寺の再建に向けての話し合いの時ぐらい。近所に話し相手もいなく、日常に張り合いがない感じです。
そこで私は考えました。この物語を聴いてもらう機会をつくるという事は、町の人が集まる機会をつくる事にもなる、と。そして、朗読チーム「名取リーディングクラブ」を立ち上げました。仮設住宅や復興住宅、被災者サロンに出向いて朗読を披露し、その後、聞き手と読み手、そこに集った人が共に故郷の思い出を語り合う時間を持つ。このような時間が被災した人びとの心を和らげ、失われつつある繋がりを取り戻せるのではないかと考えたのです。
練習中の名取リーディングクラブの皆さん
名取リーディングクラブは、名取、塩竈、亘理、仙台在住の市民有志が参加しています。子供たちに読み聞かせをしている人やシニア劇団に所属している人、普通のお父さんもいます。皆さん楽しく作品に取り組んで頂いております。
また、この物語と活動をより多くの人に知ってもらうために、演劇公演を合わせて企画しました。こちらは宮城県内で活動している俳優さんにご賛同いただき、実現の運びとなりました。
演劇チームの俳優の皆さん
朗読や演劇の上演を観た人の中から「うちの町でもこの物語を朗読したい!!」と思う人がいらしたら、上演台本をご提供しますので是非やって欲しいと思っています。この物語は、劇中に出てくる民謡や特産品をその土地のものに代えるだけで「おらが町の物語」になります。いろいろな町でいろいろな『ファミリーツリー』が生まれることを私は望んでいます。
東北のとある海辺のまち。海の見える日和山には一本の桜の木がありました。花見をしようと集まってきた家族や友人。そこへ、東京から帰省した長男が顔を出して、宴は始まります。そこで話されるのは家族の心配事ばかり。お酒も入り、本音も愚痴も飛び出して、会話はあらぬ方向へ。四世代集まっての大宴会、にぎやかで懐かしい風景が見えてきます。
舞い散る桜、カモメの鳴き声、潮風の香り。
やがて楽しい時間は過ぎて、そろそろ宴はお開きに。そして最後に訪れるものは・・・。
震災前の閖上(貞山運河)
震災直後の貞山運河
朗読チーム(名取リーディングクラブ)
・2017年3月2日(木)宮城県名取市の仮設住宅にて朗読&お茶会
・3月4日(土)~5日(日)仙台市宮城野区文化センター震災復興交流事業に出演
※この後も要請に応じて仮設住宅や復興住宅、被災者サロンなどに出向いて朗読を披露する予定です。
演劇チーム
・2017年4月22(土)せんだい3.11メモリアル交流館 プレ公演(入場無料)
・5月19日(金)~21日(日)仙台市宮城野区文化センターパトナシアター(入場料500円)
・5月26(金)~27日(土)名取市文化会館小ホール(入場無料)
※この後、数年をかけて多くの沿岸地域で上演することを目指します。
目標金額は 1100000 円 演劇を上演するためにかかる費用に使います。
・劇場費 300000円
・舞台スタッフ人件費 600000円
・装置、小道具等制作費 100000円
・稽古場代 60000円
・チラシ作成費 40000円
目標額を超えた場合は、朗読チームの活動費(稽古のための公共施設使用料、遠征する場合の交通費)および演劇チームの次回公演の準備に使います。
この公演は、無料上演もしくはワンコイン上演で被災地域の方々にお届けするもので、営利的な目的はございません。共感して頂いた皆様のご協力とご支援を期待しております。
名取市の仮設住宅での朗読発表が、NHK〈ラジオ深夜便〉【明日へのことば】で取り上げて頂けることになりました。
内容は朗読風景と、私相澤が故郷と作品への想いをお話します。
放送は、3月13日(月)午前4時台【明日へのことば】「故郷へ捧げる朗読劇」です。
①お礼のサンクスメール
②『ファミリーツリー』公式サイト上の支援者一覧にお名前の記載(希望者のみ)
③実施レポート
朗読チーム発表終了後と演劇チーム公演終了後の2回、支援者の皆様にレポートをお送り致します。
④『ファミリーツリー』上演台本の進呈
朗読ではショートバージョンになっているので、フルバージョンの台本をお送り致します。
⑤『ファミリーツリー』朗読発表の時のライブ音源をプレゼント
聴いていただいているお客さまのつぶやきや笑い声、読み手の息遣いなどを聴くことができます。
⑥『ファミリーツリー』仙台公演へのご招待
同伴者2名まで公演にご招待いたします。(劇場までの交通費は自己負担です)
この企画は、実施が決定しています。
目標額に到達しなくても、私が責任をもって実行します。
この物語が、懐かしい人や土地を思い出すきっかけとなり、この物語を媒体として、遠くへ行ってしまった人と心の中で語り合う時を持っていただけたらさいわいです。。
私たちと一緒に、この物語と活動を広げていきませんか?
最後まで読んで頂きありがとうございました。
1000 円
3000 円
5000 円
10000 円
15000 円