【応援メッセージ】唐津絵理(愛知県芸術劇場芸術監督/DaBY)
vol. 17 2024-05-21 0
こんにちは!
2019年に京都国際舞台芸術祭KYOTO EXPERIMENTにて世界初演を迎えた『消しゴム山』
3年ぶりの東京公演が2024年6月7日(金)〜9日(日)に世田谷パブリックシアターにて開催されます。
公演にあたってクラウドファンディングを実施中。
クラウドファンディングを通して、より多くの人に作品をひらいていく機会をつくります。
詳細はプロジェクトページをご覧ください。
プロジェクト達成に向け、続々と応援メッセージが到着!
本日は愛知県芸術劇場芸術監督/Dance Base Yokohamaアーティスティックディレクターの唐津絵里さんのメッセージをご紹介します。
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いま岡田利規さんが脚本と演出を手掛けたダンス作品『瀕死の白鳥 その死の真相』のツアーで米国に来ています。この作品では一羽の白鳥が死んだ理由にフォーカスすることで、人間中心主義の結果として地球が直面している環境問題を扱っており、米国では大きな驚きと共感をもって迎えられました。この前年に創作された『消しゴム山』では、モノとヒトとの関係をさらにフラットにすることで、自己中心的な私たちの価値観に強い揺さぶりをかけました。演劇というヒトによるパフォーマンスに依拠しながらも、人間中心主義を軽々と超えていく『消しゴム山』は、私たちヒトの行動を問い直す転機となるに違いなく、それは『消しゴム山』以前と以後と呼ばれるかもしれない、モノとヒト、双方にとってのエポックメイキングな出来事になることでしょう。
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唐津絵理(愛知県芸術劇場芸術監督/Dance Base Yokohamaアーティスティックディレクター)
お茶の水女子大学文教育学部舞踊教育学科卒業、同大学院人文科学研究科修了。舞台活動を経て、1993年より日本初の舞踊学芸員として愛知芸術文化センターに勤務。2000年に所属の愛知県文化情報センターで第1回アサヒ芸術賞受賞。2010年~16年あいちトリエンナーレのキュレーター(パフォーミングアーツ)。DaBY設立を機に、ダンス、パフォーミングアーツ領域全体の活動環境の整備、アーティスト・ダンサー・スタッフの権利擁護、観客・市場拡大施策等に積極的に関わる。令和4年度芸術選奨文部科学大臣賞(芸術振興部門)受賞。ディレクターを務めるDaBYが「メセナアワード2023」にてメセナ大賞受賞。
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引き続き皆様の応援をよろしくお願いします!!
<公演情報>
チェルフィッチュ×金氏徹平『消しゴム山』東京公演(2024)
【スケジュール】
2024年
6月7日(金) 18:30開演
6月8日(土) 13:00開演☆/18:00開演◉
6月9日(日) 13:00開演★
☆上演中ウィスパリング歓迎の回
◉終演後、アフタートーク
★鑑賞マナーハードル低めの回
【会場】世田谷パブリックシアター(〒154-0004 東京都世田谷区太子堂4丁目1番地1号)