未知の領域!35mm Film カラーグレーディング!
vol. 7 2023-02-12 0
皆様、お世話になってます。
本作監督の中嶋です。
まず、本プロジェクトの経過報告ですが、
現在、99名の皆様から1,158,411円のご支援をいただいております!
ご支援いただいた皆様、本当にありがとうございます…!
ご期待に添えるよう、チーム一丸となって頑張ります!
さて、今回は撮影監督の石坂さんと、カラリストの三浦さんによるカラコレ(カラーコレクション/カラーグレーディング…映像の色味を調整する作業)のレポと、完成した予告編をご紹介します!
35mmフィルムでは、現像後にフィルムをスキャンし、4Kのデジタルデータにしてからカラコレを行うのですが、デジタルと違って驚きだったのは最初から発色が良かったことでした。パッと見もうこれでいいじゃん!となるくらいの美しさでしたね。お二人曰く、お仕事でもあまりに綺麗に撮れている場合は撮ったままの素材で進める場合もあるのだとか。35mmフィルム恐るべし…。
今回、カンヌのスクリーンを想定した状態でカラコレチェックを行うべく、SKIPシティの映像ホールで試写を行いました。このように画角ギリギリまでカーテンを閉めるのがカンヌ流。カンヌでは少しでも隙間が開こうものなら上映中にも関わらずカーテンを閉めてましたね。カンヌ映画祭全体に言える事ですが、映画の上映だけでなく、会場やサービス、そして周辺の景観など全てにおいて美しさを求める姿勢は本当に凄かったです。
スクリーンで上映してみて、35mmフィルムの映像はデジタル以上にモニターとスクリーンでは感じ方が異なる事に驚きました。あの独自のトーンや粒子感が本領発揮されるというか…。35mmフィルムとはまさにスクリーンで観る映画の為のフォーマットなんだなと痛感した瞬間でしたね。
スクリーンで気付いたところを修正し、磨きに磨いて完成です!以下、カラコレ後の本編画像をご紹介していきます!フォトグラファーでもある石坂さんの卓越した画作りも相まって、絵画的な美しさを感じる仕上がりに!
たばこの火ってこんなに魅力的だったっけ?
最後に完成した予告編をどうぞ!
いつか本作を35mmフィルムで上映したいものです…!石坂さん、三浦さん、SKIPシティのご担当者の皆様、東京現像所の皆様、ありがとうございました!
次回のアプデ内容は決まってませんが、クラファン終了まで残り17日の為、更新頻度高めに頑張りたいと思います!それではまた!
なかじま