楽器を置いて、合唱に挑む子どもたち
vol. 15 2020-02-22 0
今回の音楽祭でもっとも大きなチャレンジをするのは、実は大槌の子どもたちかもしれません。
普段は弦楽器教室や学校の吹奏楽部で音楽に取り組む大槌の子どもたち。
しかし世界子ども音楽祭では、一部の子どもたちは楽器を置き、合唱に参加することを決めました。
会場の奥まで声を届けるための発声法に、知らない言語の歌詞。すべてが初めての経験となる子もいますが、20日は吹奏楽指導者の竹森かほり先生をお招きし、長い時間みっちりトレーニングを受けました。
子どもたちが特に苦戦したのはドイツ語特有の発音です。現地のコーディネーターによると、これまで見たことがないほどの集中力で、発音練習に励んでいたようです!
大人でも難しい第9の練習で各地の子どもたちも四苦八苦していますが、大槌の子どもたちはこの日、竹森先生の第9への愛あふれるレッスンを受け、その魅力に気付き始めた様子。本番までのあと残り1ヶ月半で、どれだけこの曲を大好きになれるのかが、本番成功のカギとなりそうです。
竹森先生、ご指導本当にありがとうございました!