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鈴木卓爾監督 映画『嵐電』をクラウドファンディングで実現!
京福電鉄嵐山本線と北野線沿線の人々、他所から来た男、撮影所のエキストラ、学生、そして不思議な女性。電車と電車が往路と復路を行き来してすれ違うように、路面電車の光景に絡めて、人物の近づきと遠のきを描く。
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京都市で映画製作・宣伝・配給と本の編集・出版を行っています。
京福電鉄嵐山本線と北野線沿線の人々、他所から来た男、撮影所のエキストラ、学生、そして不思議な女性。電車と電車が往路と復路を行き来してすれ違うように、路面電車の光景に絡めて、人物の近づきと遠のきを描く。
映画『嵐電』に、応援をよろしくお願いします!
京都市の西、洛西エリアには、四条大宮から嵐山までを結ぶ嵐山本線と、帷子ノ辻から北野白梅町までを結ぶ北野線、総称「京福電気鉄道嵐山線」が走っています。観光客や地元の人たちに親しまれるこの電車は、通称「嵐電(らんでん)」と呼ばれています。明治43年開業の歴史あるこの鉄道は、市電廃止になってから京都市内唯一の路面電車(一部)としても市民に愛され、四季を通じて景観の美しい嵐山、映画の町太秦、世界文化遺産の天龍寺、御室仁和寺、龍安寺など、日本を代表する名刹が集中する地域を走っていることから、日本国内はもとより、世界中から訪れる人々の思い出作りも担っています。また、沿線には映画創世記より撮影所が数多く作られて、東映京都撮影所、松竹撮影所、すでになくなりましたが、大映撮影所、東宝撮影所、日活撮影所などの撮影所が集中していたことから、多くの映画俳優やスタッフの方々が撮影所へ通うため嵐電を利用していました。嵐電に乗ればスターに会える、そんな時代があったのですが、もちろん今も多くの俳優さんたちが嵐電を利用しています。
映画『嵐電』では、京福電鉄嵐山本線と北野線沿線の人々、他所から来た男、撮影所のエキストラ、学生、そして不思議な女性。電車と電車が往路と復路を行き来してすれ違うように、沿線の町の風景、路面電車の光景に絡めて、人物の近付きと遠のきを描きます。嵐電乗客の視点、嵐電を巡る幻想的な風景、嵐電に日常的に接している町の人の視点。京都特有の人間味をペーソスとして意識し、嵐電を舞台に出会った人々との不思議な関わり、ささやかな幸せも描き、やさしく走る嵐電のように、心が温かくなる物語にしたいと思います。
98年に映画『ワンダフルライフ』に初主演。主な出演作品は『実録・連合赤軍あさま山荘への道程』『11・25自決の日 三島由紀夫と若者たち』『ジ、エクストリーム、スキヤキ』など。昨年、主演映画『光』『二十六夜待ち』が公開。3月17日より『ニワトリ☆スター』が全国順次公開。その他『赤い雪 RED SNOW』『菊とギロチン‐女相撲とアナキスト‐』などが控えている。
京都造形芸術大学映画学科俳優コース在学中に、高橋伴明監督がメガホンをとった北白川派映画第2作『MADE IN JAPAN~こらッ!~』で、当時1回生ながら主役に抜擢。北白川派映画第4作『彌勒~MIROKU~』では、主人公 江美留の友人役で出演。卒業後は連続テレビ小説『花子とアン』(2015)、『べっぴんさん』(2016)や日曜劇場『ごめん、愛してる』(2017)、行定勲監督『ナラタージュ』(2017)などに出演している。
あがた森魚:1972年『赤色エレジー』でデビュー。音楽の他、俳優として『ビリギャル』『しあわせのパン』など出演多数。映画『夢みるように眠りたい』『オー・ド・ヴィ』では音楽をプロデュース。北白川派映画第3作目の『カミハテ商店』に俳優として出演している。
撮影:鈴木卓爾
私、西田宣善は、「嵐電」北野線、御室仁和寺駅近くで生まれました。御室幼稚園(鳴滝)御室小学校、嵯峨野高校と、ずっと嵐電沿線の学校に通っていました。街に出る時に嵐電に乗り、学校に通う時に嵐電に乗りました。家にいても遠く嵐電の走る音が聞こえてくるように、いつも嵐電は身近な存在でした。また、高校の時に8ミリカメラを初めて買った時、最初に撮ったのは正しく嵐電でした。理屈ではありませんが、私は直感的に嵐電が映画にふさわしい被写体だと感じていたのでしょう。その後、高校で劇映画をクラスで撮った時、祖母の追悼映画を撮った時にも、嵐電が登場します。映画を作るようになっても、いつも嵐電は身近な存在でした。それから30年という時が過ぎました。私はその間、東京で暮らしていました。そして、京都に帰ってきて、初めての映画がこの『嵐電』という作品になります。最初は漠然とした企画でした。嵐電を舞台にしたラヴストーリーというだけでした。しかし、この映画の監督にと鈴木卓爾さんにご相談したことから、この映画は大きく実現に向けて動き出しました。ちょうど京都造形芸術大学へ准教授として赴任されたばかりの鈴木監督のお取り計らいで、同大学との共同製作が実現しました。
私の父は(すでに亡くなりましたが)俳優でした。嵐電車内で、世界的巨匠、溝口健二監督と劇的な出会いがあり、映画俳優の道へ入りました。いくつかの溝口作品に出演した父との思い出も、嵐電に乗るたびに蘇ります。私は、過去何作か映画を作ってきましたが、このように最初から自分の企画であるというのは稀です。いつも何らかの形で持ち込まれる方が多いです。それゆえか、この映画は「西田さんの念願の企画」と周囲から言われています。電車の嵐電がそうであるように、この映画が右京区、京都市、日本、そして世界で愛される映画になるように、皆様からお力をいただき、この作品を完成して、世界中の人々に見てもらえるよう強く願っています。応援をよろしくお願いいたします。
プロデューサー西田宣善
西田宣善:オムロ代表。製作した映画に、『冬の河童」(95)ロッテルダム国際映画祭第1回タイ
ガーアワード受賞、『無伴奏』(16)サハリン国際映画祭審査員特別賞受賞、などがある。配給作品に、『ローカルニュース』(99)、『花を摘む少女と虫を殺す少女』(00)、『ラストシーン』(02)芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞、『食卓の肖像』(13)など。宣伝作品に、『ベティー・ブルー・インテグラル』(93)、『屋根裏の散歩者』(94)、『東京兄妹』(95)など。また、「夢幻彷徨 映画美術監督木村威夫の世界」展(02)を企画。映画関連本の出版も手がけ、「アニメーターズ1カレル・ゼマン」、「溝口健二著作集」(日本図書館協会選定図書)、「映画 無伴奏フォトブック」、「南木顕生遺稿集」など。編著に「映畫読本 溝口健二」がある。
撮影:鈴木卓爾
京都の街は、東と西と北が山に囲まれた中に、ぎっしりと街が、箱庭のように詰まっています。空は時に澄み、時に霞み、深く広く感じます。他所の世界からやって来て、この街にいると、「来し方行く末」の感覚が不意に分らなくなります。ひょっとしたら、元々どこかに暮らしていたはずのこの身は、そちらでは現在行方不明となってしまっているのかもしれないと妄想します。
一方で、ずっとこの街に暮らして来た人は、この街をどう感じ、どんな言葉で語るのでしょうか? この街の中を、生態系を黙々と移動する生命のように、すれ違い走り続けている小さな電車があります。「嵐電」といいます。嵐(あらし)と、電(いなづま)という文字を持ったこの電車は、線路を走っていたかと思うと、自動車と一緒に大通りを並走したりして、ひっきりなしに人を運んでいます。ずっとこの街に暮らす人々も、どこかから大きな荷物を抱え迷い込んで来た人々も、嵐電に運ばれて行きます。人を運ぶという事は、きっとその人の抱えているものも丸ごと運んでいます。誰かに対する想いも運んでいます。
この街に居る人達の恋や愛やすれ違う気持ちを、小さいながらも嵐のように電のように、ラブストーリーとして描こうと思います。他所から来て、何かをずっとここで待っている人がいます。やはり他所からやって来て、離れられなくなってしまう相手と出会う人がいます。出会いに巻き込まれて、他所の人を想わざるを得なくなる人がいます。嵐電がすれ違うように、互いに偶然の交差を繰り返すたび、嵐のように電のように、物語がそこから散り、立ち上がる、一瞬一瞬の光景を、真冬の一時、掴みたいのです。
脚本・監督:鈴木卓爾
鈴木卓爾:京都造形芸術大学 映画学科 准教授。長編映画監督作品に『私は猫ストーカー』(09)、『ゲゲゲの女房』(10)、『ポッポー町の人々』(12)、『楽隊のうさぎ』(13)、『ジョギング渡り鳥』(16)、『ゾンからのメッセージ』(18)がある。独特の世界を描いている。俳優としても活躍中で、『容疑者Xの献身』(08)、『セトウツミ』(16)、『あゝ荒野』(17)など、多数の作品に出演している。
撮影:鈴木一博
鈴木一博:京都造形芸術大学 映画学科 准教授。『ヴァイブレータ』(03)、『NANA』 (05)、『小さき勇者たち〜ガメラ〜』(06)、『海を感じる時』(14)、『秋の理由』(16)、『月と雷』(17)など数多くの作品を担当。ベテランの撮影監督。
鈴木卓爾監督と鈴木一博撮影監督は、矢口史靖監督『裸足のピクニック』(93)で出会いました。
ほかには、プロデューサーとして、教授で京都造形芸術大学映画学科長の山本起也(『カミハテ商店』(12)などを監督。『正しく生きる』(15)をプロデュース)、アドバイザーに、同大学教授で映画学科副学科長の福岡芳穂(『正しく生きる』(15)などを監督)、編集は同大学映画学科准教授の鈴木歓(『寝取られ宗介』(92)や、『CURE』(97) などの黒沢清作品をはじめ、『ジョギング渡り鳥』(16)などを編集)、ラインプロデューサーに小川勝広(『どついたるねん』(89)、『ソナチネ』(92)、などの制作担当。『ブタがいた教室』(08)、『乱暴と待機』(10)などをプロデュース)、美術にはベテラン嵩村裕司、監督補に浅利宏など、強力なスタッフが集まりました。この豪華なスタッフ陣は、大学製作ということでの特別協力となります。東映京都撮影所にもご協力を得、同大学映画学科の学生たちも、スタッフ・役者として参加します。
後援:京都市 協力:京都市右京区・京福電気鉄道株式会社・東映京都撮影所・右京じかん
1 試写会ご招待または劇場鑑賞券
試写会(会場未定につき決定後ご連絡します)または劇場鑑賞券をプレゼントします。
2 オリジナルポストカード
映画『嵐電』だけのオリジナルポストカードです。
3 嵐電1日乗車券
嵐山本線と北野線が1日乗り放題です。写真撮影や沿線のお寺めぐりなどお楽しみください。
4 映画のパンフレット
劇場でしか手に入らない映画のパンフレットをプレゼントします。
5 監督・出演者サイン入り台本型ノート
台本と同じサイズ・表紙デザインのノートを、貴重なサイン入りでプレゼントします。
6 嵐電のNゲージ模型など、電車ファンには嬉しい様々な嵐電グッズ
嵐電には様々なグッズがあり、パスケースやTシャツ、Nゲージ模型などをプレゼントします。
7 映画にお名前をクレジット
映画のエンドロールにお名前を掲載します。
8 京つけもの詰め合わせ
自社農場生産の野菜を使用した「もり」の美味しい京つけもの詰め合わせプレゼント。
9 季節の京和菓子詰め合わせ
京都といえばおつけものと和菓子。嵐電沿線の名店のお菓子をプレゼント。
10 エキストラとして映画に出演
嵐電沿線各地、東映京都撮影所などでロケを予定。映画の本場で出演体験しませんか?
2018年2月20日〜3月6日頃までの間になります。日程に関してご都合を調整し、
ご連絡します。
11 太秦映画村ご招待
京都のアミューズメントとして人気の高い太秦映画村で楽しい1日をお過ごしください。
12 嵐山温泉1泊ご招待
嵐山本線終点駅の嵐山で1泊(温泉・食事付*交通費はご負担をお願いします)ご招待します。
映画『嵐電』は、京都造形芸術大学より、人的機材的に大きな支援を得ることで実現に向かうことができました。また、嵐電沿線にお住まいの皆様からも宿舎などのご協力を得つつあります。鈴木卓爾監督による脚本もできています。が、まだ完成までの資金と宣伝費が不足しています。貸切電車にかかる費用や、スタッフ・キャスト費、公開が決まれば配給宣伝費が多くかかります。皆様からのご支援を得ることで、これらを解消することができます。内容をより充実したものにし、広く多くの皆様に見てもらうことができます。撮影は2月〜3月、完成は夏、来春以後に、東京・京都での公開を予定しています。海外展開もできればと思います。ただ、撮影時の気候(積雪など)や、運行状況により、遅れが出る可能性があります。
特典のうち、嵐電グッズですが、なるべく多くのご用意をするつもりですが、ご提供数が多くなった場合、他のものに変更させていただく場合があります。
2018年2月から3月にかけて撮影をします。その後ポストプロダクション作業を行い夏から秋にかけて完成の予定です。秋以降に映画祭への出品も予定しています。そして公開は2019年となります。アップデートにて随時ご報告いたします。目標金額の内訳は、制作費300万円(スタッフ費70万・キャスト費135万・準備費7万5千・ロケ費57万5千、仕上げ費30万)宣伝費200万円(HP作成・チラシ・ポスター・パンフレット・チケット・試写会場費・スチール撮影費など)となります。
電車に色々な種類があるように、電車が登場する映画も色々あります。森田芳光監督『キッチン』に出てくる函館の路面電車、三宅喜重監督『阪急電車』、アラン・タネール監督『白い町で』にはリスボンの路面電車、アキ・カウリスマキ監督『浮き雲』ではヘルシンキの路面電車が登場します。他にも電車が登場する映画を皆様はご存知かと思います。各地で走る電車が出てくる映画が、どれも印象に残るのはなぜでしょうか。プロデューサー西田宣善の父が世界的監督に出会ったように、箱型の乗り物の中で様々なドラマが起きていることを思い描くことができるからではないでしょうか。電車の前に見える線路は未来への希望を思わせます。映画『嵐電』はそんな映画にできればと思います。ここまで読んでいただいてありがとうございました。 映画『嵐電』へ、皆様からの応援を、心よりお待ちしております。
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