おかじいの【衣・食・住】(「衣」編)
vol. 7 2025-07-31 0
現在岡田さんが暮らすサービス付き高齢者住宅の管理者・柴山祐一郎さんが岡田さんの日々の暮らし(衣・食・住)の様子を伝えるエッセイ第三弾!「衣」編です。
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岡じいは、特にこだわっている服装は特にないと思われます。今ではトイレに行った時に、ズボン等の上げ下げが自分では難しくなっていて、普段、ズボンはジャージ、上着はポロシャツで過ごしています。
今は週に2回、介護職員の介助による入浴。もちろん入浴後には洗濯もします。部屋は室温27℃くらいになるようにエアコンを効かせています。今の時期は特に「暑い」も「寒い」も言われません。(高齢になると室内では「暑い」ということはあまり聞かれません)
ただ、こだわっているのは、首元に巻く「手ぬぐい」はこだわりがあるようです。昔から愛用している手ぬぐい、それがなければタオルを必ず首に巻いています。なぜ巻いているのかはわかりません。舞台稽古の時には、手ぬぐいを「捻りハチマキ」のように頭に巻かれます。そうすることにより、役者へのスイッチが入るのだと思われます。
岡じいは、年齢のわりによく寝られます。岡じいは、いびきもかいているが、「寝てるのではない、考え事をしとるんじゃ!」といわれます…。寝るスタイルも、必ず顔の上に「手ぬぐい」か「タオル」をかけて、掛け布団をきちんとかけ、足元は、布団の中で足を組んで寝るのが、岡じいの就寝スタイルです。時に寝ぼけてか、真夜中に髭剃りをしたり、深夜0時に「もうご飯か!?」と言われることもありますが、説明をすると「あぁ、そうか」と言われ、またすぐ寝られます。
久留米公演に向けて岡山を出発する日は、昼の12:00にサービス付き高齢者向け住宅を出発する予定でした。岡じいにも「12:00に出発」と伝えていましたが、前日23:35くらいに目を覚まされ「12時に迎えにくる、と言ってたから、起きて用意をしないといけない」と夜勤職員に言われ、夜勤職員も12時間早い意気込みに笑いが止まらなかったようです。
職員からも大人気の岡じいです!