エゴイメ・コレクティヴ オリジナルのポストカードの紹介
vol. 2 2019-04-03 0
エゴイメ・コレクティヴ オリジナルのポストカードの紹介
エゴイメ・コレクティヴの応援ありがとうございます。
エゴイメ・コレクティヴのクラウドファンディングでは、
応援してくださった方へお礼としての
素晴らしい特典品ーリターンを用意しています。
我々の展覧会のために応援してくださる方へ、
感謝を込めたリターンの数々です。
今回は、ポストカードの詳細です。
エゴイメ・コレクティヴ オリジナルのポストカード
9枚1セットで、2000円の特典の品となっております。
今回のクラウドファンディングのために製作したオリジナルのポストカードです。
松下誠子 floor brush 2018
クチバシ、パラフィンドレス、ワックス、羽根などのオブジェをモチーフにしたインスタレーション及び立体、ダブロー、写真、ビデオ、音、セキュリティ・ブランケットをテーマにしたパフォーマンス&インタビューなどの表現方法で活動。
ひらいゆう Entre Chien et LoupーフタアカリーHorse 2 2002
『境界』をテーマに制作活動をしています。
私にとって『境界』とは、単純に物事をニ分する線ではなく、
様々に異なった世界の間に存在する曖昧な領域を意味します。
そんなグレーゾーンから現代の出来事を改めて見つめ直し、
アナログ写真やドローイングの制作、発表活動を通して、
既成概念に疑問を投げかけた、新しい視点を提案しています。
岸かおる spare-part 2013
主婦の視点で、女性のあり方や生き方、人の生老病死の問題を扱う。
また、社会に繋がる問題として国家、イデオロギー、戦争、核開発、環境問題にも取り組む。
作品は、インスタレーション、映像など様々であり、素材も、生活の中で身近に存在する食物や古着を使い、主婦のスキルを利用し制作。
碓井ゆい shadow of a coin 2013
手芸の技法を中心に、布をはじめとした身近な素材を用いて平面・立体作品を制作する。
社会・文化・歴史などの大きな制度に対し、それらに対していかに関わり批評していくかを、女性や労働の視点を中心とした様々な角度から読み解き・実践していく。
カリン・ピサリコヴァ Hirsulate 2017
チェコ共和国ブルノ市生まれ。アーティスト、キュレーター、講師として活動。人間の生活や相互の関係、日常の儀式的なことから発想を得て、主にインスタレーションの形式で発表。パフォーマンスやヴィデオ、写真も含む。
人間の髪の毛を素材とするが、それは身体と結びつき、両義的な性格を持つからである。人間の状態に焦点を当て、アートの実践を毎日の生活に不可欠なものとしている。確実性、虚構、そして現実の問題が、彼女の作品の主要テーマである。
綿引展子 Untitled 2018
われわれを包み込むように生々しく迫ってくる正面性の面。存在の象徴であり、また不在でもあるその作品において、何らかの塊りとしての色面はそのままに意味深長な精神的な存在なのだ。直接的な顔であろうとも、また顔を遥かに超えた繊細にして底抜けに深い世界だ。それはもはや私か世界かではなく、世界との摩擦と和解をも孕んだ、それを越えた界面であり、入り口であり、出口なのだ。
「近寄れ、されど... ・世界と私を超えて」-綿引展子のために、2017 美術評論家 天野一夫 より抜粋
イトーターリ One Response - for Bae Bong-gi and countless other women
エポックは1996年に行ったパフォーマンスでのカミングアウトだった。セクシュアルマイノリティであることについて考察し、パフォーマンスを行ったのだが、そのことは黙殺されている声や忘れ去れている事への「応答」へと導いていくことになった。身体、ジェンダー、軍事下の性暴力、原発事故をテーマとした。また、ウィメンズアートネットワーク<WAN>(1994~2003)、PA/F SPACE(2003~2013)を運営、人が出会う場を思考した。最近は筋肉が萎縮してゆく難病を抱えてしまったが、「身体」との旅を続けたいと思っている。
一条美由紀 誰もが知っている秘密
世の中の矛盾や悲しみ、怒りが、
見たことのある物体や人の形となって木炭や絵の具を通して現れる。
それらの形は、実は私の作品の中で重要な意味を持たず、
見る者の心の動きによって内容が浮き出る。
鑑賞者に浮き出てきたその意味を味わってもらうことが、
私の一番の望みである
小勝禮子(キュレーター)
専門は近現代美術史、ジェンダー論。実践女子大学、京都造形芸術大学、明治学院大学、学習院女子大学ほか非常勤講師。1984年より2016年栃木県立美術館学芸員。主な展覧会に、「揺れる女/揺らぐイメージ」展(1997年)、「奔る女たち 女性画家の戦前・戦後」展(2001年)、「前衛の女性1950-1975」展(2005年)、「アジアをつなぐ―境界を生きる女たち1984-2012」展(福岡アジア美術館ほか、2012-13年)、「戦後70年:もうひとつの1940年代美術」展(2015年)など。共著に、香川檀・小勝禮子『記憶の網目をたぐる―アートとジェンダーをめぐる対話』(彩樹社、2007年)、北原恵編『アジアの女性身体はいかに描かれたか』(青弓社、2013年)など。
個性的な作家集団であるエゴイメ・コレクティヴのオリジナルポストカードを是非お手にとってお楽しみください。
よろしくお願いいたします。