なぜ「エディンバラフェスティバル」で、 ソロ公演を行うのか?
vol. 6 2016-05-23 0
なぜ日本から遠く離れた、スコットランドの「エディンバラフェスティバル・フリンジ」で、
ソロ公演を行うのか?
理由は、それが「世界最大の芸術祭」の一つだからであり、あらゆる国の人々が、数多く訪れるからです。 期間中、2000団体ほどのパフォーマンスがあり、日本からもこれまでに、多くの太鼓グループが参加しています。
私はそこで、自分の身体一つと和太鼓のみの公演を、十日間連続で行ないます。
人種、年齢、文化など、まったく違う感性の人々が集まる、この「エディンバラフェスティバル・フリンジ」で、グループ演奏とは趣の違う、ソロ演奏の“響き”を伝えて参ります。
昨今、地震など多くの天災が、日本、世界を大きく揺るがせています。
このような時こそ、「心の足腰」が大切になる、と感じます。
表面的、物質的にだけ楽しみ、ただ命を繋ぎ、おざなりに生きていては、
未来を拓いていくことはできない。
「今こそ、私たちは、魂の力を取り戻す時。」
そのような時代になったのではないでしょうか?
私の信じる、“真”の和太鼓の響きで、世界を大きく震わせ、光に満ちた未来を創造していく。
そして、その一歩を踏み出すこと。
これが、「エディンバラ ソロ公演プロジェクト」の目的です。
和太鼓の響きは、言葉や人種を越え、“魂”の力を雄弁に伝えてくれる。
私は、そう信じています。
プロジェクト代表・和太鼓奏者 佐藤健作