【活動報告】AREA INN×アートプロジェクトラボ
vol. 41 2019-09-28 0
【活動報告】カテゴリでは、アートプロジェクトラボで主催したイベントのレポートや、本の制作活動に関連する活動をご報告していきます。
2020年9〜11月にかけて、広島県東部(三原・尾道・福山)を中心に、広島県では初めてとなる国際的な芸術祭「ひろしまトリエンナーレ2020 in Bingo」が開催されます。まちづくりの活動が盛んになりつつある福山でもしアートプロジェクトを行うなら、どのようなことができるのか? ゲストトークとワークショップからなるイベントを9/27に開催しました。
AREA INN×アートプロジェクトラボ:芸術祭・アートプロジェクトとまちづくりの豊かな関係
https://motion-gallery.net/projects/editlocal_artbook/updates/25492
会場は、広島・福山駅前の伏見町地区にあるゲストハウス「AREA INN FUSHIMICHO FUKUYAMA CASTLE SIDE」。アートやまちづくりに興味のある社会人や大学生、アーティストなど約20名が集まりました。
橋本からイントロダクションの後、これまでにも柳幸典らと共に百島でのアートプロジェクトに取り組み、広島県の現代アート事業「海と山のアート回廊」なども進めてきた中尾浩治さんにお話しをしていただきました。
計画中の「ひろしまトリエンナーレ2020 in Bingo」についても、詳細はこれからとしながら「瀬戸内国際芸術祭」や「岡山芸術交流」とは連携をとりつつも性格を異にする予定であることを伺うことが出来ました。
後半はワークショップ。進行役の橋本からは、あいちトリエンナーレ2010、2013における長者町地区でのアートプロジェクトやそれに携わる人たちにどのような影響があったのかなど、まちづくりに繋がった事例をいくつかご紹介。
その後、まちづくりに限らず、○○×アートという形でキーワードをブレスとしてグループごとにアートプロジェクトの企画をつくり、ワークシートにまとめてプレゼンをしてもらうという内容に挑戦していただきました。
はじめましてのメンバーもいる中、40分ほどのグループワークを経て「家事×アート」「ファッション×スポーツ×アート」「のりもの×アート」「相撲×アート」などのアイデアが発表されました。「そもそも、どんなアートなのか?」から議論を始めるチームや、企画はまとまらなかったけれども、まちに暮らす人の視点でじっくりと意見交換をされたチームの方もいて、それぞれに盛り上がっていた様子が印象的でした。
中尾さんや橋本からもコメントをさせていただき、最後はフリーディスカッション。芸術祭・アートプロジェクトだけではなく、アート作品のコレクションや価格の話などにも話題は広がり、話し足りないと方はバー営業をしているAREA INNのカウンターで閉店までご一緒させていただきました。
このような、アートプロジェクトに関わるワンデイのトークやワークショップの企画は、リターン紹介「アートプロジェクトを企画する!(研修・トークなど)」にて承ることもできます!
AREA INNはカフェ&バーやコワーキングスペースもそなえる「まちやど」。
飲み屋さんなどが多く立ち並ぶエリアの一角にあります。
駅前の再開発が止まってしまったエリアの空き家・空き店舗などで、近年新しい飲食店や、若いクリエイターらの活動の動きが盛んになってきているそうです。
今月オープンしたばかりの、古い長屋をリノベーションしたアーティストランスペース「フクヤマツイスト」。
AREA INNのゲストルームはチェックインカウンターと別棟にあります。
福山駅と伏見町のまちなみを眺めることのできる、センス良くリノベーションされた個室に泊まらせていただきました!
素敵なまちやどマップもいただきました!
EDIT LOCAL LABORATORY 橋本誠
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