facebook twitter mail key notification checkmark chevron chevron-left location image user group plus comment bubble

日本各地で行われているアートプロジェクトの10年の動きを伝える本をクラウドファンディングで実現!

日本各地で行われているアートプロジェクトの10年の動きを伝える
本を出版したい!

国内各地でプロセス公開・参加型のリサーチ・取材を行い『日本各地で行われているアートプロジェクトの動きを伝える10年本(仮)』をクラウドファンディングで制作、出版します!

FUNDED

このプロジェクトは、目標金額1,200,000円を達成し、2019年9月30日23:59に終了しました。

コレクター
299
現在までに集まった金額
1,910,584
残り日数
0

FUNDED

このプロジェクトは、目標金額1,200,000円を達成し、2019年9月30日23:59に終了しました。

Presenter
EDIT LOCAL LABORATORY プロフィールを表示

プロジェクトをブログやサイトで紹介

テキストエリアのコードをあなたのブログやサイトのHTMLに張り付けると、右にあるようなプロジェクトウィジェットが表示されます。

まちを“編集”するプロフェッショナルをつくる、伝える 。これからの地域メディア、地域に必要な編集のノウハウをインタビューとコラムで紹介するウェブマガジン「EDIT LOCAL」のオンラインコミュニティ「EDIT LOCAL LABORATORY」です。

【取材報告】地域からの風 石巻篇 是恒さくら展 +石巻ブックフェア

vol. 20 2019-08-29 0

【取材報告】カテゴリでは、アートプロジェクトラボのメンバーが取材・参加したアートプロジェクト・イベントの様子をクラウドファンディングや本の制作とは直接関係がないものも含めて、ご紹介していきます。

ーーーーーーーーーー

宮城県石巻市を中心に開催されている「Reborn-Art Festival 2019(RAF)」へ足を運ぶ前に、石巻のことを様々な形で知っておきたい。そんな時に、RAFへも参加している是恒さくらさんの作品展示と、石巻に関係するブックフェア&トークが行われるということで、足を運んできました。

地域からの風 石巻篇是恒さくら「ありふれたくじら」展 +石巻ブックフェア | コミュニケーションギャラリー ふげん社fugensha.jp

会場は、築地にある小さなビルの2階にある、「コミュニケーションギャラリー」を名乗るブックショップ・ふげん社。足を運んだ日は、ISHINOMAKI2.0の拠点運営マネージャーを務め、「石巻まちの本棚」の設計から運営までを行う勝邦義さんと、石巻市出身の作家で、震災後に地域誌『石巻学』を発行する大島幹雄さんによるトークが行われました。

トーク「いま、石巻で起こっていること」

2019年8月8日(木)19:00~

ゲスト:勝邦義(石巻まちの本棚)×大島幹雄(『石巻学』発行人)

司会:南陀楼綾繁(ライター・編集者)

ーー

トークはライター・編集者で、2005年から谷中・根津・千駄木で「一箱古本市」を開催する不忍ブックストリートの代表でもある南陀楼綾繁(なんだろうあやしげ)さんの丁寧な進行ではじまりました。会場には石巻まちの本棚&南陀楼綾繁さんによる石巻に関するおすすめ本のコーナーもできていました。

ブックフェア+トーク「地域からの風」は、これまでにも北九州、新潟、山形県・置賜など様々な地域をテーマに開催されてきているシリーズ企画だそうです。

大島さん(写真左、右は南陀楼綾繁さん)からはまず、父が捕鯨などを行う大洋漁業に務めていたこと、ロシアアバンギャルドを勉強していたこと、仕事としては長らくサーカスの巡業で全国を旅していたことなどの生い立ち。そして震災後に知人の消息をたどり石巻入りして、土蔵の再生や、『石巻学』の発行、かつての石巻の様子が写っている映画『鯨と斗う男』の上映プロジェクト(原盤のデジタル化等)などに携わってきたというお話を聞くことができました。

石巻は、まちの規模の割にはライブハウスが3件あったりと音楽が盛んだったり、日和山にはそうそうたる文人の文学碑が建っていたり、『石巻学』を制作していると原稿を提供したいという方が次々と現れるなど、文化的に少しマニアックな活動が根づいているのではないか、と見ているようでした。

勝さん(写真左)からは、震災後ISHINOMAKI2.0が手がけてきたフリーペーパー『VOICE』や冊子『浜日和』などまちのメディアや、復興バーや「IRORI石巻」など小さな場所づくりに関する紹介。そして「石巻まちの本棚」の立ち上げから今にいたるまでのお話を聞くことができました。

きっかけは、2012年に復興イベントとして「一箱古本市」を行ったことだったそうです。まちなかに出店者が点在し、マップを片手に、あるいはふらりと歩きながら訪れた人々が本を手に取る様は、いわゆるお祭り的な復興イベントとは異なり、静かだけどもにぎわいを感じる、欲しい日常と繋がる可能性を感じられたそうです。

また中心市街地には、震災前から本屋さんが無くなってしまっていたそうです。そういったこともあり、小さくても本に親しむことのできるスペースを志して設立、運営されているそうです。

機能としては、貸本と新刊・中古本の販売。土日と平日1日のオープンを基本に、不定期で本に関わる仕事について知ることのできる「本の教室」というトークやワークショップイベントも開催しているそうです。企画によっては、市内はもちろん、市外、県外からも参加者がいらっしゃるとか。

運営には苦労が多い様子でしたが、本に関わるコミュニティとまちをつなぐスペースとして、一定の方々にとって必要とされる存在になっている様子をうかがい知ることができました。RAFの会期中は、関連するものやアートブックの取り扱いも増やし、平日は金曜の夜もオープンして、アートに興味のあるお客さんにもぜひ来て欲しいということでした。

トーク後には勝さんと名刺交換をお願いし、RAFのリサーチに合わせてまちの本棚にもお邪魔させていただくことに。

会場で行われていた是恒さくらさんの展示ももちろん拝見。是恒さんは、牡鹿半島など各地をフィールドワークして鯨にまつわる文化や物語を集めたリトルプレス『ありふれたくじら』も制作されています。『石巻学』最新号と合わせて購入させていただきました。

他にも、石巻の今の風景がそのまま登場するマンガ、たなか亜希夫『リバーエンド・カフェ』(双葉社、たなか亜希夫はRAFにも参加)や、1933年の三陸大津波のあと、集落移動を分析した民俗学の本・山口弥一郎『津波と村』(三弥井書店)、石巻の郷土料理や地元食材の調理方法を紹介する『たべるつくる石巻(春夏編)』(日本家政学会)など、石巻に関する本やリトルプレスをたくさん知ることのできるイベントでした。

EDIT LOCAL LABORATORY 橋本誠

ーーーーーーーーーー

◯日本各地で行われているアートプロジェクトの10年の動きを伝える本を出版したい! https://motion-gallery.net/projects/editlocal_artbook/

◯EDIT LOCAL LABORATORYについて  http://edit-local.jp/labo/

◯EDIT LOCAL LABORATORY(有料会員)への登録はこちらから  https://peatix.com/group/6889532

※会員はリターンの「編集に参加する」「リサーチ・取材に同行する」の一部へご参加いただけます

◯アートプロジェクトラボのみへの無料登録(承認制)はこちらから https://www.facebook.com/groups/1039981929545131/

◯アートプロジェクトラボおよび本クラウドファンディングに関するnoteマガジン https://note.mu/hashimon/m/m4921234c8792

アップデート一覧に戻る

リターンを選ぶ

  • 3000

    完成した本をお届け!

    • 完成した本をお届けします(送料込み、おまけつき)
    • 完成した本にお名前をクレジットします
    • 2021年07月 にお届け予定です。
    • 145人が応援しています。
  • 5000

    アートプロジェクトを楽しむ!

    • 完成した本をお届けします(送料込み、おまけつき)
    • 完成した本にお名前をクレジットします
    • アートプロジェクトのおすすめ情報メールをお届けします(〜2020年6月まで、月1回)
    • 2021年07月 にお届け予定です。
    • 82人が応援しています。
  • 残り22枚

    10000

    アートプロジェクトを小冊子でも楽しむ!

    • 完成した本をお届けします(送料込み、おまけつき)
    • 完成した本にお名前をクレジットします
    • アートプロジェクトのおすすめ情報メールをお届けします(〜2020年6月まで、月1回)
    • アートプロジェクトに関わる小冊子セットをお届けします(送料込み)
    • 2021年07月 にお届け予定です。
    • 28人が応援しています。
  • SOLDOUT

    10000

    編集に参加する!

    • 完成した本をお届けします(送料込み、おまけつき)
    • 完成した本にお名前をクレジットします
    • アートプロジェクトのおすすめ情報メールをお届けします(〜2020年6月まで、月1回)
    • 勉強会や編集会議へ参加いただけます(随時、オンライン)
    • 2021年07月 にお届け予定です。
    • 30人が応援しています。
  • 残り1枚

    20000

    リサーチ・取材に同行する!

    • 完成した本をお届けします(送料込み、おまけつき)
    • 完成した本にお名前をクレジットします
    • アートプロジェクトのおすすめ情報メールをお届けします(〜2020年6月まで、月1回)
    • リサーチ・取材予定から3件まで同行いただけます(日時は随時ご連絡)
    • 2021年07月 にお届け予定です。
    • 9人が応援しています。
  • 残り5枚

    50000

    完成した本を販売する!

    • 完成した本をお届けします(送料込み、おまけつき)
    • 完成した本にお名前をクレジットします
    • アートプロジェクトのおすすめ情報メールをお届けします(〜2020年6月まで、月1回)
    • 完成した本をお届けします(送料込み、販売用30冊以上)
    • 出版記念イベントを優先的に企画協力します(ゲスト謝金、旅費等の経費は応相談)
    • 2021年07月 にお届け予定です。
    • 5人が応援しています。
  • 残り50枚

    50000

    アートプロジェクトをオリジナル冊子でも楽しむ!

    • 完成した本をお届けします(送料込み、おまけつき)
    • 完成した本にお名前をクレジットします
    • アートプロジェクトのおすすめ情報メールをお届けします(〜2020年6月まで、月1回)
    • アートプロジェクトに関わる小冊子セットをお届けします(送料込み)
    • 本の完成前に制作するZINEをお届けします(送料込み)
    • 2021年07月 にお届け予定です。
    • 0人が応援しています。
  • 残り5枚

    100000

    アートプロジェクトを企画する!(研修・トークなど)

    • 完成した本をお届けします(送料込み、おまけつき)
    • 完成した本にお名前をクレジットします
    • アートプロジェクトのおすすめ情報メールをお届けします(〜2020年6月まで、月1回)
    • アートプロジェクトに関わる企画を丸1日お手伝いします(日程・都内からの旅費等は要調整)
    • 2021年07月 にお届け予定です。
    • 0人が応援しています。
  • 残り1枚

    300000

    アートプロジェクトを企画する!(展示・イベントなど)

    • 完成した本をお届けします(送料込み、おまけつき)
    • 完成した本にお名前をクレジットします
    • アートプロジェクトのおすすめ情報メールをお届けします(〜2020年6月まで、月1回)
    • アートプロジェクトに関わる本格的な企画をお手伝いします(日程・経費等は要調整)
    • 2021年07月 にお届け予定です。
    • 0人が応援しています。
  • 残り1枚

    350000

    瀬戸内のアートプロジェクトを楽しむ!

    • 完成した本をお届けします(送料込み、おまけつき)
    • 完成した本にお名前をクレジットします
    • アートプロジェクトのおすすめ情報メールをお届けします(〜2020年6月まで、月1回)
    • 秋の瀬戸内国際芸術祭2019+αを貸切クルーズと専用車で楽しむ旅をご提案(10/27〜2泊3日)
    • 2021年07月 にお届け予定です。
    • 0人が応援しています。