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日本各地で行われているアートプロジェクトの10年の動きを伝える本をクラウドファンディングで実現!

日本各地で行われているアートプロジェクトの10年の動きを伝える
本を出版したい!

国内各地でプロセス公開・参加型のリサーチ・取材を行い『日本各地で行われているアートプロジェクトの動きを伝える10年本(仮)』をクラウドファンディングで制作、出版します!

FUNDED

このプロジェクトは、目標金額1,200,000円を達成し、2019年9月30日23:59に終了しました。

コレクター
299
現在までに集まった金額
1,910,584
残り日数
0

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このプロジェクトは、目標金額1,200,000円を達成し、2019年9月30日23:59に終了しました。

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プロジェクトをブログやサイトで紹介

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まちを“編集”するプロフェッショナルをつくる、伝える 。これからの地域メディア、地域に必要な編集のノウハウをインタビューとコラムで紹介するウェブマガジン「EDIT LOCAL」のオンラインコミュニティ「EDIT LOCAL LABORATORY」です。

【リターン紹介】アートプロジェクトを楽しむ!:おすすめ情報メール

vol. 5 2019-07-08 0

※2019.7.8 21:10 訂正/MOTION GALLERYのメール機能に準じて、画像はなしでお届けすることにしました
※2019.9.19 12:40 追記・訂正/8,9月号の発行に関する記載部分を修正しました

こんばんは!

クラウドファンディング開始より1週間が経ちました。現時点で30人より、175,000円のご支援をいただいています。資金という形での支援が嬉しいことはもちろんですが、友人・知人だけでなく、そうでない方にもクラファンを通して活動が広がっていきそうな雰囲気にとてもわくわくしています。

本日は、リターン「アートプロジェクトを楽しむ!(5,000円)」に含まれる、「アートプロジェクトのおすすめ情報メール」のご紹介をさせてください。

今回は準備号というかたちで、ほぼ全て(最後のイベント情報の一部以外)を公開させていただきます。配信は月1度を予定しており、クラファン中の8,9月号は、発行後にお申し込みいただいた方にも、後追いでお送りさせていただいています。2020年6月までリターン特典として対象コレクターの方やEDIT LOCAL LABORATORYの有料会員のみにお届けしてまいります(以降の運用は未定)。

もし、「完成した本をお届け!(3,000円)」コースへのリターンをお申し込みいただいた方で、やはりこれを購読されたいという方がいらっしゃいましたら、割高になってしまいますが5,000円以上のリターンコースに再度お申し込みいただくか、お手数ですが、同内容のアーカイブnoteマガジン(2,000円)の購入をお願いいたします。

本の制作が佳境を迎えるまでの約1年の間、皆さんにも楽しんでいただけそうな最新のアートプロジェクトの情報(大型芸術祭のめぐり方のコツからニッチなイベントまで)や、取材活動などを通して得たちょっとした話をコラムにしてお届けしていきます。

ーーーー

アートプロジェクトラボ メルマガ準備号

こんばんは!
EDIT LOCAL LABORATORY アートプロジェクトラボより、メールマガジンの準備号をお届けいたします。

ーーもくじーー

[お知らせ]
・クラウドファンディング開始!サイト、noteで取材報告などを更新中
・7/14トークイベント、7/27交流会開催!

[プロジェクトPICK UP]
・瀬戸内国際芸術祭2019

[今月の1冊]
・藝術2.0(春秋社、2019)

[コラム]
・災害復興とアートプロジェクト

[おすすめイベント]

・はこだてトリエンナーレ みなみ北海道を旅する芸術祭(北海道)
・十和田市現代美術館「ウソから出た、まこと −地域を超えていま生まれ出るアート」(青森)
・瀬戸内国際芸術祭 連動展(東京・代官山)
・美術手帖 ✕ VOLVO ART PROJECT 辛酸なめ子・市川靖子 トークイベント(東京・青山)
・塩田千春展:魂がふるえる(東京・六本木)
ほか全10件

ーー

[お知らせ]

・クラウドファンディング開始!サイト、noteで取材報告などを更新中

7/1より9/30まで、3ヶ月かけて120万円以上を集めるクラウドファンディングをMOTION GALLERYで開始しました!

日本各地で行われているアートプロジェクトの10年の動きを伝える本を出版したい!

本の先行予約のお気持ちで3,000円のリターンコースを中心にご支援いただくことを想定すると、300〜400人の方々のお力を貸していただく必要があります。現時点で30人より、175,000円のご支援をいただいていますが、直接・間接にはコンタクトがない方などにも広がりをつくるためには、今の時期に30〜40%の達成率が求められる傾向にあるようです。どうぞ身の回りの方へもおすすめ、ご紹介をいただければ幸いです。

意気込みや活動報告、リターン紹介などは随時プロジェクトページの「アップデート」のコーナー、およびnoteマガジン(相互にリライト転載)にて更新していきます。ぜひ合わせてご覧ください。

・7/14トークイベント、7/27交流会開催!

クラウドファンディングに連動して、岡山と香川でイベントを開催します!

詳細につきましては、こちらのページにてご確認ください。
なお、交流会はEDIT LOCAL LABORATORYの有料会員、またはクラウドファンディングに参加いただいた方を対象とした会になります。

ゲストトーク「学びの場としての福祉・災害復興・アートプロジェクト」
日時:2019年7月14日(日)18:00〜20:00
会場:ラウンジ・カド(岡山市北区奉還町4-7-22)
料金:1ドリンク(500円)+カンパ制
定員:30名程度(先着)
ゲスト:滝沢達史

交流会「瀬戸内国際芸術祭を通してみる海辺の地域文化」
日時:2019年7月27日(土)19:00〜21:00
会場:時宅(香川県高松市亀井町11-10-2階)
料金:ドリンク+フードオーダー(2,000円程度〜)
定員:10名程度 ※要予約、対象の方には近日ご案内いたします
ゲスト:未定


[プロジェクトPICK UP]

・瀬戸内国際芸術祭2019

日本で最も知られている芸術祭・アートプロジェクトのひとつである、瀬戸内海の島々を舞台にした「瀬戸内国際芸術祭」の夏会期の開幕が迫っています(春・秋もあり)。基礎的な情報は公式ウェブサイトやガイドブックにおまかせするとして、ここではラボ独自視点での見どころや楽しみ方(コツ)、開催地域のおすすめスポットをご紹介します。

会期:
 春:2019年4月26日(金)〜5月26日(日)
 夏:2019年7月19日(金)〜8月25日(日)
 秋:2019年9月28日(土)〜11月4日(月)

会場:直島、豊島、女木島、男木島、小豆島、大島、犬島、沙弥島(春のみ)、本島(秋のみ)、高見島(秋のみ)、粟島(秋のみ)、伊吹島(秋のみ)、高松港周辺、宇野港周辺、広域・回遊(香川、岡山)

公式サイト:https://setouchi-artfest.jp/

見どころ
穏やかな瀬戸内海にぽつりぽつりと島々が浮かぶ風景、島ごとに異なる地勢や独自の文化を作品とともに見てまわることができます。直島、豊島、犬島を中心に、30年にわたって展開されてきた「ベネッセアートサイト直島」のハイクオリティなアート施設や作品を同時に楽しむこともできます。
夏会期ではひびのこづえや宇川直宏、秋会期ではクリスティアン・バスティアンスやjiku(山崎阿弥+マイケル・スミスウェルチェ)、ままごと×康本雅子らによるイベントに合わせて足を運ぶのもおすすめです。

楽しみ方(コツ)
島々をまわるにあたり、観光的な視点だけではなく、船や港の役割のかつてと今など、陸路の時代に生きる私たちの日常にはないものに思いをはせてみましょう。アーティストもそれぞれの視点でそういったものを拾いあげながら、その場所ならではの表現に挑戦しています。

夏か、秋か?
夏会期は、からっとした瀬戸内気候の気持ちの良い暑さの中で行われます。島の宿を確保して、涼しさを感じることのできる作品や海水浴などもプランに入れながら回ると楽しそうですね。また、女木島で作品を発表している宮永愛子さんが高松市美術館で行っている個展も合わせて見ることができます(7/17〜9/1)。岡山では白桃がおいしい季節です。
秋会期は、4島が会場に加わります(本島は岡山からのアクセスも悪くないですが、他はかなり行きにくいです)。これらの島にも行ってみたい方や、岡山市で開催される芸術祭「岡山芸術交流2019(9/27〜11/24)」も合わせて訪れたい方は秋会期がおすすめです。

宿と食事処、移動手段を決める
高松市街地、小豆島を除いて宿が非常に少ない地域です。ゲストハウスやAirbnbも選択肢に入れてまずは宿を確保。島の食事処は限られ、混雑傾向にあるので船のダイヤとにらめっこをしながら食事をどこでとるか(お弁当やうどんをフェリーの中で食べる、という選択肢もあります)、ということも計画をおすすめします。
船には高速艇とフェリーがあり、前者は定員があるので、特に休日は遅くても30分前には港でチケットの確保をしましょう。犬島に行きたい人は、岡山市街地を流れる旭川からの直行便(予約制)が今年から走っていますので、そちらもおすすめです!

逃げない作品と会期またぎ
人気のある作品、体験型作品には待機列ができていたり、整理券が発行されている場合もあります。「これだけは絶対見たい」は決めておくといいと思いますが、その他はこだわりすぎず、見れるものを時間と気持ちに余裕を持って見る方が体験として豊かになることもあると思います。焦らず、気負わず。
そして豊島美術館、直島の地中美術館、犬島の精錬所など、会期外も営業しているベネッセアートサイト直島の施設は会期中大混雑しますが、逃げません。「あえて会期外にまた来よう」というのもおすすめです。休館日には注意していただきたいですが、会期前日か、翌日を使っていくという手もあります。1日違うだけで、島の雰囲気が全く異なるのも面白いですよ。

ツアーやイベントに参加してみる
作品を見てまわるだけではあきたりない方は、迷惑にならない範囲でボランティアや地域の方に島のことや作品のことを聞いてみると、それがどのようにつくられたのか、などのストーリーを聞くことができるかもしれません。今年から実施されているオフィシャルツアーに参加することでも、そういった機会を得やすくなると思います。
また、プロジェクトごとに制作ワークショップなどの形で参加者を募っている場合もあります。五十嵐靖晃「そらあみ〈島巡り〉」では、クラウドファンディングを通じて秋会期に展示する作品のワークショップを夏会期中に実施するそうです。人数限定なので、島の方々と密に交流することもできそうな企画です。

おすすめスポット

直島:建築家・三分一博志の井戸水を生かした体験型作品や、まったり系のカフェ・コンニチハでひと休み。

女木島:EAT&ART TAROさんが手がけるレストラン・イアラのランチ作品「瀬戸内ガストロノミー」、夏の鬼ヶ島大洞窟の天然クーラー。

宇野:コーヒー、ハンバーガーのお店、Airbnbなどのある東山ビル。イベントもしばしば開催されています。

高松:特別名勝・栗林公園の趣とお土産店の品揃え。近くの松下製麺所ではうどんはもちろん、いりこ出汁でラーメンも味わうことができます。

[今月の1冊]

・藝術2.0(春秋社、2019)

藝術研究家・実践家を名乗り、これまでに『美学特殊C』『脱芸術/脱資本主義論』などを書き上げてきた熊倉敬聡による新著です。日本における「芸術」「アート」のあり方に懐疑的な視点を投げかけながらも、美術家に留まらず様々な立場で現代的な文化活動に携わる実践者ー発酵デザイナーの小倉ヒラク、曹洞宗僧侶の藤田一照、美術家の小山田徹らの行動や言葉も紐解きながら、現代的な「藝術」についての思考を綴っています。
http://www.shunjusha.co.jp/detail/isbn/978-4-393-33372-3/

[コラム]

・災害復興とアートプロジェクト
岡山県をはじめとする瀬戸内海エリアにも大きな被害をもたらした西日本豪雨災害から1年が経ちました。瀬戸内国際芸術祭の開催地は比較的軽微な被害で済んでいたようですが、少し場所を変えるとまだまだ復興半ばの地域があります。岡山県では、未だに7,200人が仮設住宅での生活を余儀なくされているそうです。

芸術・文化そのものは、残念ながら災害に対しては無力です。むしろ有事に限らず、平時から必要論にも巻き込まれるくらいです。しかし、芸術・文化活動を通して育まれた人と人のつながりや、活動を通して得られた技術が災害復興などに役立つことがあります。

例えば、東日本大震災の後に、松島湾の沿岸や島々を舞台に立ち上がった「つながる湾プロジェクト」。参加者が被災した地域一帯のことを改めて知りなおし、新たなコミュニティを育みながら、それぞれが地域における自分の役割を見出し、生きる力を得るようなアートプロジェクトです。2014年に私が取材をさせていただいた「浦戸食堂 まりこさんのカレーとその記憶」では、純粋な地域づきあいでも、仕事の関係でもないアートプロジェクトを通して育まれる人々の関係の豊かさを感じることができました。これは、震災後に仕事や気持ちの問題でなかなか現地を訪れることのできなかった私にとっても、その心をほぐしてくれるような時間を提供してくれました。

レビュー記事:「記憶」を共有するアートプロジェクトが育む「つながる湾」コミュニティ

瀬戸内国際芸術祭、大地の芸術祭をはじめ、各地でアートプロジェクトの現場を経験してきた美術かの滝沢達史さんは、昨年の豪雨災害で被災しました。ご家族で倉敷市真備町に立ち上げたばかりの子どもの学び場「ホハル」が天井まで水没してしまったのです。

しかし彼はめげず、行政の支援などがあてにならない中、一刻も早くホハルを再開しようと数日でクラウドファンディングを立ち上げました。美術家ならではのアイデアで、被災したおもちゃを真空パッケージにした「リアルな体験を届ける」リターンを考案。各地にいる、これまで彼とアートプロジェクトの現場を共にした知人の支援からみるみる波が広がり、1ヶ月で535人もの方々から目標額の倍の支援金を集めることができました。

note:倉敷・真備の放課後等デイサービス 「ホハル」 支援と岡山の様子

note:「チャリTフェス」のトークから見えた被災地のエネルギー

また復旧作業の現場では、人、物、お金を手配し、段取りよく作業を進めていく。程よい緊張感の中で、ボランティアで来てくれた人たちと関係を育みながら現場へ前向きに向き合う。その姿は切ないことに、アートプロジェクトの制作の現場で見られる姿にとても似ていました。「これまでやってきたことが全部役に立った」と彼は言っています。

私も少しだけこの現場のお手伝いをさせていただいたのですが、この「結果として役に立っている」芸術・文化活動の価値は目に見えにくいものの、確実にある、という実感を得ることができました。

先にご案内させていただいた7/14に行うトークイベントでは、この滝沢さんにお越しいただきます。アートプロジェクトだけが素晴らしいと言っていきたい訳ではなくて、様々な現場で学ぶこと、生きる知恵を得ることができるということ。経験豊富な滝沢さんからきっと聞けると思います。

EDIT LOCAL LABORATORY 橋本誠

[おすすめイベント]

・はこだてトリエンナーレ みなみ北海道を旅する芸術祭
会期:2019年6月28日(金)〜7月21日(日)
会場:函館市内、北斗市内、木古内町内 十数箇所
https://shinhakodate.com/2019/

・十和田市現代美術館「ウソから出た、まこと −地域を超えていま生まれ出るアート」
会期:2019年4月13日(土)〜9月1日(日)
会場:十和田市現代美術館(青森)
http://towadaartcenter.com/exhibitions/chiiki-community-art/

(以降は「おすすめ情報メール」コレクター様のみにお届けします)

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    • アートプロジェクトのおすすめ情報メールをお届けします(〜2020年6月まで、月1回)
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    • 本の完成前に制作するZINEをお届けします(送料込み)
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