facebook twitter mail key notification checkmark chevron chevron-left location image user group plus comment bubble

日本各地で行われているアートプロジェクトの10年の動きを伝える本をクラウドファンディングで実現!

日本各地で行われているアートプロジェクトの10年の動きを伝える
本を出版したい!

国内各地でプロセス公開・参加型のリサーチ・取材を行い『日本各地で行われているアートプロジェクトの動きを伝える10年本(仮)』をクラウドファンディングで制作、出版します!

FUNDED

このプロジェクトは、目標金額1,200,000円を達成し、2019年9月30日23:59に終了しました。

コレクター
299
現在までに集まった金額
1,910,584
残り日数
0

FUNDED

このプロジェクトは、目標金額1,200,000円を達成し、2019年9月30日23:59に終了しました。

Presenter
EDIT LOCAL LABORATORY プロフィールを表示

プロジェクトをブログやサイトで紹介

テキストエリアのコードをあなたのブログやサイトのHTMLに張り付けると、右にあるようなプロジェクトウィジェットが表示されます。

まちを“編集”するプロフェッショナルをつくる、伝える 。これからの地域メディア、地域に必要な編集のノウハウをインタビューとコラムで紹介するウェブマガジン「EDIT LOCAL」のオンラインコミュニティ「EDIT LOCAL LABORATORY」です。

【取材報告】「あいちトリエンナーレ2019」パフォーミングアーツ・プレトーク

vol. 4 2019-07-04 0

【取材報告】カテゴリでは、アートプロジェクトラボのメンバーが取材・参加したアートプロジェクト・イベントの様子をクラウドファンディングや本の制作とは直接関係がないものも含めて、ご紹介していきます。

ーー

情を手なずける技としての演劇・美術:「あいちトリエンナーレ2019」パフォーミングアーツ・プレトークin東京

8月頭に開催が迫った愛知県などが主催する国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019(あいトリ)」のパフォーミングアーツの見どころを紹介するトークイベントが東京でありましたので、足を運んできました。見どころもつかめた気がしますので、ラフに共有させていただきます(かため、詳しい人向けですいません)。

日時:2019年6月20日(木)19:00〜21:00
会場:ゲーテ・インスティトゥート 東京ドイツ文化センター(東京・赤坂)
登壇者:
相馬千秋(「あいちトリエンナーレ2019」キュレーター(パフォーミングアーツ))
市原佐都子(Q)(「あいちトリエンナーレ2019」参加アーティスト)
小泉明郎(「あいちトリエンナーレ2019」参加アーティスト)
高山明(Port B)(「あいちトリエンナーレ2019」参加アーティスト)
モニラ・アルカディリ(「あいちトリエンナーレ2019」参加アーティスト)http://aichitriennale.jp/event/preevent.html

共同体の感情を扱うメディアでテーマに応える

まずは相馬キュレーターより、経緯と概要の説明。
あいトリの芸術監督である津田大介から直接依頼を受け、感情の時代(後に「情の時代」となる)というテーマの元に企画を進めてきたそうです。

われわれは、情によって情を飼いならす(tameする)技(ars)を身につけなければならない。それこそが本来の「アート」ではなかったか。

という津田さんのステイトメントを引用して、そのコンセプトを紹介していました。

演劇は共同体の感情を扱うメディアであることを改めて認識し、カタルシスにも、批評にも偏ることのないアプローチを目指したこと、人間・近代・男性中心という視点を少しずらす作品を意識したこと(話題のジェンダーバランスについては、あまり意識することなくそうなった)などをお話しされていました。

これまでのあいトリの現代パフォーミングアーツは、どちらかといえばダンスが多目でした。今回は演劇、そして演劇と美術の間を更新するようなプログラムが多いことが特徴だそうです。

特に印象に残った作品紹介

・サエボーグ
ラテックス製のボディスーツを着用してパフォーマンスをしている。家畜という生態系の最底辺にいる生き物のリビングルームとしての空間をつくり、観客に長時間滞在してもらえるようにする。これまでに発表してきたキャラクターもたくさん登場する。中肉中背の女性パフォーマーの募集もしている。

・ネイチャーシアター・オブ・オクラホマ
タイトルにある「幸福の追求」とは、ベースを置くアメリカ(ニューヨーク)で権利としてうたわれている言葉。トランプ政権誕生前後にダンサーと共につくられた作品で、アメリカの空虚さを表現している。文語的な台詞と、動きにズレがあり滑稽な面白さがある。

・劇団うりんこ+三浦基+クワクボリョウタ
東海地方で育った方は、子供の頃にほとんど、青少年向け劇団であるうりんこを見ている。うりんこは定期的に外部の演出家を呼んで作品をつくっていて、今回は三浦基。さらに舞台美術として、アーティストのクワクボリョウタのコラボレーションを見ることができる。

・小泉明郎
ギリシア劇「プロメテウス」を元にした新作。VRを活用し、どうしても客観性が残るビデオによる鑑賞体験とは異なり、自らの身体性を拡張するような主観性の強い鑑賞体験を提供する。装置としては疲れるものだし、身体の不自由さを感じさせる作品を過去につくっているが、今回は快楽を味わえるような内容にしたい。(本人談)

・市原小都子(Q)
新作の音楽劇。ギリシア劇の「バッコスの信女(しんにょ)」を元にする。ギリシア劇を扱うのははじめてだが、人間のコアな部分を書いているから、創作に行き詰まった時などに読むことはしてきた。登場人物をウシ人間や元家畜人工授精士に置き換えて制作している。キャストは全て女性になる予定。城崎アートセンターでワークショップを行い、歌をつくるなどしている。(本人談)

・高山明
ギリシア劇「嘆願する女たち」をやろうとしてかなり準備していたが何かが違うと思いやめた。そして「アリストテレスの詩学、弁論術、アジア主義者たちのテキストを演じる方法を探る演説スクールを開校する」という今の告知内容の方向性で進めているがどうなるかまだわからない。ブレヒトを扱ってきたということもあり、感情というテーマに対して、珍しいくらいに右往左往しながら準備を進めている。(本人談)

・エクステンション
パフォーミングアーツの中で、美術展の作品を経験してもらう枠組みを特別につくった。展示されている作品が活動の場を拡張して、レクチャーパフォーマンスや作品に関する議論・共有体験の場をつくっていく。ドラ・ガルシア、キンチョメ、田中功起、藤井光、ドミニク・チェンなど。

いつ、何を見に行けばいいか?

もちろん好みが分かれますが、美術畑である自分としては、まず8月のオープニング週に美術展をしっかり見ておくのと、展示空間に介入してくるらしいドラ・ガルシア(エクステンション)は体験してみたいと思いました。

9月は3連休のところに豊田で2作品あるので、美術展の豊田会場も残しておいてここで一気に見るというのも良さそう。

そして10月の3連休は市原、小泉、高山はじめ5作品見れるので足の運びがいがあり。高山さんも、お話されていた感じだとオープニングよりもこちらの方がどうなるのかわからない期待感があります。

また、あいトリから少しひろげて考えると、例年おすすめしている港まちづくり協議会が進めている「アッセン・ブリッジ・ナゴヤ」が9月7日〜11月10日の開催なので、9,10月の三連休のところをうまく使うと、こちらにも足を伸ばせるはずです。

EDIT LOCAL LABORATORY 橋本誠

ーーーーーーーーーー

◯日本各地で行われているアートプロジェクトの10年の動きを伝える本を出版したい! https://motion-gallery.net/projects/editlocal_artbook/collectors

◯EDIT LOCAL LABORATORYについて  http://edit-local.jp/labo/

◯EDIT LOCAL LABORATORY(有料会員)への登録はこちらから  https://peatix.com/group/6889532

※会員はリターンの「編集に参加する」「リサーチ・取材に同行する」の一部へご参加いただけます

◯アートプロジェクトラボのみへの無料登録(承認制)はこちらから https://www.facebook.com/groups/1039981929545131/

◯アートプロジェクトラボおよび本クラウドファンディングに関するnoteマガジン https://note.mu/hashimon/m/m4921234c8792

アップデート一覧に戻る

リターンを選ぶ

  • 3000

    完成した本をお届け!

    • 完成した本をお届けします(送料込み、おまけつき)
    • 完成した本にお名前をクレジットします
    • 2021年07月 にお届け予定です。
    • 145人が応援しています。
  • 5000

    アートプロジェクトを楽しむ!

    • 完成した本をお届けします(送料込み、おまけつき)
    • 完成した本にお名前をクレジットします
    • アートプロジェクトのおすすめ情報メールをお届けします(〜2020年6月まで、月1回)
    • 2021年07月 にお届け予定です。
    • 82人が応援しています。
  • 残り22枚

    10000

    アートプロジェクトを小冊子でも楽しむ!

    • 完成した本をお届けします(送料込み、おまけつき)
    • 完成した本にお名前をクレジットします
    • アートプロジェクトのおすすめ情報メールをお届けします(〜2020年6月まで、月1回)
    • アートプロジェクトに関わる小冊子セットをお届けします(送料込み)
    • 2021年07月 にお届け予定です。
    • 28人が応援しています。
  • SOLDOUT

    10000

    編集に参加する!

    • 完成した本をお届けします(送料込み、おまけつき)
    • 完成した本にお名前をクレジットします
    • アートプロジェクトのおすすめ情報メールをお届けします(〜2020年6月まで、月1回)
    • 勉強会や編集会議へ参加いただけます(随時、オンライン)
    • 2021年07月 にお届け予定です。
    • 30人が応援しています。
  • 残り1枚

    20000

    リサーチ・取材に同行する!

    • 完成した本をお届けします(送料込み、おまけつき)
    • 完成した本にお名前をクレジットします
    • アートプロジェクトのおすすめ情報メールをお届けします(〜2020年6月まで、月1回)
    • リサーチ・取材予定から3件まで同行いただけます(日時は随時ご連絡)
    • 2021年07月 にお届け予定です。
    • 9人が応援しています。
  • 残り5枚

    50000

    完成した本を販売する!

    • 完成した本をお届けします(送料込み、おまけつき)
    • 完成した本にお名前をクレジットします
    • アートプロジェクトのおすすめ情報メールをお届けします(〜2020年6月まで、月1回)
    • 完成した本をお届けします(送料込み、販売用30冊以上)
    • 出版記念イベントを優先的に企画協力します(ゲスト謝金、旅費等の経費は応相談)
    • 2021年07月 にお届け予定です。
    • 5人が応援しています。
  • 残り50枚

    50000

    アートプロジェクトをオリジナル冊子でも楽しむ!

    • 完成した本をお届けします(送料込み、おまけつき)
    • 完成した本にお名前をクレジットします
    • アートプロジェクトのおすすめ情報メールをお届けします(〜2020年6月まで、月1回)
    • アートプロジェクトに関わる小冊子セットをお届けします(送料込み)
    • 本の完成前に制作するZINEをお届けします(送料込み)
    • 2021年07月 にお届け予定です。
    • 0人が応援しています。
  • 残り5枚

    100000

    アートプロジェクトを企画する!(研修・トークなど)

    • 完成した本をお届けします(送料込み、おまけつき)
    • 完成した本にお名前をクレジットします
    • アートプロジェクトのおすすめ情報メールをお届けします(〜2020年6月まで、月1回)
    • アートプロジェクトに関わる企画を丸1日お手伝いします(日程・都内からの旅費等は要調整)
    • 2021年07月 にお届け予定です。
    • 0人が応援しています。
  • 残り1枚

    300000

    アートプロジェクトを企画する!(展示・イベントなど)

    • 完成した本をお届けします(送料込み、おまけつき)
    • 完成した本にお名前をクレジットします
    • アートプロジェクトのおすすめ情報メールをお届けします(〜2020年6月まで、月1回)
    • アートプロジェクトに関わる本格的な企画をお手伝いします(日程・経費等は要調整)
    • 2021年07月 にお届け予定です。
    • 0人が応援しています。
  • 残り1枚

    350000

    瀬戸内のアートプロジェクトを楽しむ!

    • 完成した本をお届けします(送料込み、おまけつき)
    • 完成した本にお名前をクレジットします
    • アートプロジェクトのおすすめ情報メールをお届けします(〜2020年6月まで、月1回)
    • 秋の瀬戸内国際芸術祭2019+αを貸切クルーズと専用車で楽しむ旅をご提案(10/27〜2泊3日)
    • 2021年07月 にお届け予定です。
    • 0人が応援しています。