「愛玩拒否」の人形作家、土井典。評伝発行プロジェクト

横浜人形の家で開催されている「ひとはなぜ”ひとがた”をつくるのか」展（会期4月6日〜6月30日）で、6月22日（土）には特別イベント「土井典追悼　トークショー＆舞踏公演　“人形を語る─『夜想』と『DOLL FORUM JAPAN』”」が開催されました。
ご来場くださった皆様に心から感謝申し上げます。

トークショーには、『夜想』のミルキィ・イソベさん、このプロジェクトの評伝を執筆する榊山裕子さん、羽関チエコが登壇しました。最初に舞踏を演じたアスベスト館で土方巽に師事した小林嵯峨さんは土井典さんの名が知られるきっかけとなった貞操帯をつけたときの話を交えて、鼎談に合流しました。

創作人形と美術、暗黒舞踏、ジェンダーなど、土井さんをめぐってさまざまな問題提起があったことを再認識した日でした。
参加された方からは、この評伝ができるのを楽しみにしている、応援しているとの声をいただき、胸が熱くなりました。励みになります！どうもありがとうございます。

このイベントを企画し、このクラウドファンディングにも協力していただいた横浜人形の家と長尾千斗さんに心からお礼を申し上げます。

イベント終了後の記念写真

左から　羽関、小林嵯峨さん、ミルキィイソベさん、榊山裕子さん、長尾千斗さん