新マスク作成
vol. 24 2018-09-22 0
この映画で使用しているマスクですが、デザインや原型は野中工房さん、塗装はダイスNo.4を演じていただいた古川さんの会社(古川車体)へお願いをし、それ以外の作業については自分たちで行いました!
今までは何事もプロデューサー一人でデザインをしたり、マスクを作ったりと自分が行なわなければ不安だったそうなのですが、この映画製作を通してプロデューサーが自分に課した挑戦の一つとして「他の人に任せること」に挑戦したそうです!
新ダルライザーのマスクデザイン
いくつか案がある中からこのマスクデザインにたどり着きました。
何度もやり取りをしてすごく細かな違いではありますが、徐々にブラッシュアップしていったそうです。
粘土模型の製作
マスクの曲線や凹凸の位置など細かく調整。
よく見るとダイスマスクのデザインが今と多少違う…!?
模型の完成
造形の後、いくつかの工程を経て模型が完成。
この時に凹みや傷などがあるとそのままマスク表面に出てしまうため、いかにきれいに出来るかがポイントだとか。
型の作成とマスク作り
模型から型をとり、マスクを複製していきます。
ダイスマスクの型はこんな感じ。
ここにFRPを流していきます。
FRPだと強度がたりないので、ガラスクロスというものを使って強度を上げていきます。
このガラスクロス、名の通りガラス繊維から作った織布で取り扱いには重々注意が必要です(吸い込んだりすると大変です!)
このFRPとガラスクロスの使用量によってマスクの強度が変わるのですが、使用すればするほど強度は上がりますが重くなります。
この強度と重さのバランスの調整が難しかったですね!
ダイスの場合、予備用含め12個作らなければならないのですが、失敗作も含めると…多分16個くらい作ってるかも知れないです…。
ダイスマスクの当初は今よりももっと黒味が強いシルバーでした!ダイスの目をもっとはっきりさせるため明るいシルバー色となりました。
ほぼ完成
FRPが固まり次第、型から取り外し、バリ取り、表面を磨き、口と目を削り、塗装を施します。
塗装については既存のショーで使用しているマスクと同じく古川車体さんへお願いし、車用のカラーリングをしていただきました!
ここまで作業が進めばほぼ見たことのある形まで完成いたします。
その後は微調整で視界確保のためヤスリを入れたり、空気孔を広げたり、ダイスは目を付けたりの作業でしたね!
ちなみに
プロデューサーはダルライザーマスクの頬の部分の布地にもこだわっておりました!
映画のために新しく作成したマスクですが、今後は映画だけでなく極稀に通常のダルライザーショーやイベントで着用することがあるそうです!
ぜひダルライザーの出動するイベントがあった時はチェックしてみてください!
そしてダイスマスクはご支援いただいた方のリターンとしてもご用意しております!
【ダイスマスクレプリカ】
実物と塗装が異なり、ウレタン塗装(車用)ではなくアクリル塗装(プラモデル用)です。
お好きなキャラクターの番号を指定頂き、目・口はこちらで穴を空ける処理を行います。
頭に装着できるような加工はございません。お手元に届き次第、皆様の方でお願いいたします。
すべて一つ一つ手作りいたしますので、同じものはございません。
一つだけのマスクとなりますので、ぜひご支援を頂ければ幸いです。
クラウドファンディングも残り11日で約90万円で目標達成となります。
ぜひ、最後までご支援・応援を何卒よろしくお願いいたします。