内田洋子さんがラジオに出演します & more...
vol. 25 2020-09-26 0
こんにちは。たくさんのご支援と応援をありがとうございます。
おかげさまで、目標の90%までくることができました。
残り11日。ゴールに向けてラストスパートをかけていきます。
ラストスパートに向けて、クラウドファンディングの最終日に、
本書の企画・取材・翻訳の内田洋子さんがラジオ出演することが
決定しました。
10月5日(月)~6日(火)に放送されるNHKラジオ第一・ラジオ深夜便
午前4時台の【明日へのことば】
「私とイタリアの40年、そしてこれから・・・」で、
アナウンサーの渡邉幹雄(わたなべみきお)さんとともに、
『デカメロン2020』の連載やイタリアのの若者たち24人に
ついてのお話もオンエア予定とのことです。ぜひお聞きください!
なお、NHKのラジオセンターのHPから入ると、放送後1週間程度
「聞き逃しサービス」で聴く事が出来るそうです。
https://www.nhk.or.jp/radio/
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続きまして、マルティーナさん、ジョヴァンニさんからメッセージが届いています。
©︎Martina Raineri /UNO Associates Inc.
「皆さん、チャオ。インペリアからマルティーナがご挨拶します。私もこの企画『デカメロン2020』のメンバーです。ほかに類似のものがない、特別な出版企画です。ずっと書いてきた私達にとっては、スペシャルな本になります。ゴールまであとわずか。私達には、皆さんが必要です。皆さんのお力が必要です。どうか資金を集めるのにお力をお貸しくださいませんか。いっしょに参加してくださいませんか。大変に心強く思っています。大きなキスをリグリアから送ります!」
©Giovanni Pintus/UNO Associates
「チャオ、Yuki! ご支援くださってどうもありがとうございます。なんというか、大変に光栄で、全員から深くお礼を申し上げます。僕、ジョヴァンニとしてもお礼を申し上げます。イタリアから大きなハグとご挨拶を送ります」_____________________________________________________________________________
続いては内田洋子さんのインスタグラムからの転載です。
まずはキアラさん、オットさんについての投稿です。
#デカメロン2020
を始める前夜、イタリアの地図を見ながら、各地を訪れた時のことを思い出していた。
シチリアは、忘れられない。
20歳の時、ナポリから船で渡った。学生旅行で、甲板席だった。
イタリアの最南端まで地方線で行ったことは、昨日のように覚えている。
お金がなくて、よかった。
2度と繰り返すことができないあの数週間は、今でも宝物だ。
キアラ。
毎日、書いてきてくれた。
シチリアのことを、エトナ火山を、空を、海を、食べ物を、そして家族との毎日を。
私自身のシチリアの記憶と重なり、不思議なタイムトリップを味わった。
キアラのおかげで、あの頃の自分と会えた。
内田洋子
(20.9.21)
の連載開始にあたり、すぐに連絡を取った、オットさん。
彼が生まれる前から、私はその父母とも別々の機会に知り合い、仕事仲間だった。
オットの夜泣きには苦労したらしい。
今は、静かで優しく、断固とした青年だ。
絵か医学か進路を迷って、現在は解剖学、外科志望の医学部生だ。
小学生の頃からよくうちに遊びにきてくれて、いっしょに料理を作り絵を描いたりした。
最近の顔写真を頼んだら、せっかく自分でアイロンがけしたシャツに愛犬を連れてお気に入りのセッティングをしたのに、
"あれオット、マスクを外さないと "
私に注文をつけられた。
ロックダウンの終わる頃、ベランダからミラノの夕焼けといっしょに送られてきた、彼の弾くギターの音色が今でも耳に残っている。
内田洋子
(20.9.21)_____________________________________________________________________________
続いても内田洋子さんのインスタグラムからの転載です。『デカメロン2020』およびクラウドファンディングのサイドストーリーとしてお楽しみください。
その1
車窓からの眺めは、映画です。空想の世界に入り、降りそびれたこともしばしば。
旅より、旅感の強い窓からの想像。
(20.9.5)
その2
見惚れている。外からは、虫の声。
(20.9.5)
その3
坂道を登る路面電車の窓の中には、斜めになったたくさんの窓が見えた。
電車の窓のすぐ下を走り抜けていった、自動車のフロントガラス。
追い越されざまに目が合った。
(20.9.5)
その4
夜の街に浮かぶ窓。一生に一度だけのショットドリンクを。いつまでも残る甘い味。秘密の調合は、街の歴史。
(20.9.5)
その5
空が勝つか、建物が勝つか。濃紺の暮れが金箔を浮き立たせる。これもイタリア。町外れの威風堂々。
(20.9.5)
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【コロナ禍のイタリアで若者たちが綴った日々の記録『デカメロン2020』を書籍化したい】
クラウドファンディングも残り11日。
目標達成に向けて、みなさまのお力をお貸しいただけませんでしょうか?
ぜひこのプロジェクトのことをTwitterやFacebook、Instagramなどで
シェアや拡散をしてください。
この本の存在がより多くの人に届きますように。
10月6日の23:59まで挑戦は続きます。引き続き応援をおねがいします。
たくさんの応援をありがとうございます。_____________________________________________________________________________
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