アレッシアさん、ヤコポさんからのメッセージ+内田洋子さんのインスタグラムより
vol. 22 2020-09-23 0
こんにちは。たくさんの応援ありがとうございます。
8月19日からスタートしたクラウドファンディングも
早いもので、残り2週間を切りました。
179名もの方からご支援を頂き、目標金額の85%まで
来ることができました。あと少しで目標の金額に
到達します。これもひとえに、みなさまのご協力の
おかげです。ありがとうございます。
あと少しだけ、みなさまのお力をお貸しください。
このプロジェクトについて、SNSでシェアや拡散を
していただけませんでしょうか。ご協力をお願いします。
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さて、本日のアップデートはアレッシアさん、ヤコポさんのメッセージと、
内田洋子さんのインスタグラムからの転載です。まずはメッセージから。
「チャオ、皆さん。アレッシアです。モンテレッジォに住んでいます。これまで私達を応援してくださりありがとうございます」
©︎Jacopo Di Napoli /UNO Associates Inc.
「チャオ、皆さん。ヤコポです。残り少ないバカンスを過ごすためにカラブリアにやってきました。不思議な夏でした。皆さん、これまで、そしてこれからも僕達を応援してくださることにお礼を申し上げます。ありがとう、ありがとう、ありがとう!」
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続いては内田洋子さんのインスタグラムからの転載です。
まずは内田洋子さんの想い、そしてサーラさん、シルヴィアさん、
クラウディアさんについての投稿です。
誰も知らないイタリアに会った。
天に向かって立つ聖人たち。
なぜこんなことに?
どうなるのだろうか。
これからの人生。
大げさで気恥ずかしく、書いたり言ったりしてこなかった言葉が迫る。
2020年は転換の年だ。
向き合えてよかった。
内田洋子
(2020.9.16)
42年前、ナポリに住んだ。初めての海外だった。
卒論を書くためだったが、ナポリの大震災直後で、大学はもちろん町も社会もめちゃくちゃだった。
ところが人々は少しもうなだれていなかった。
かけがえのない友達ができたのは、復興期をともに過ごしたからだ。
瓦礫の中の親友の子どもたちが、ローマの次女サーラと三女シルヴィア、ボローニャの長女クラウディアの3人だ。
3人とも、速報連載に参加している。
#デカメロン2020 には、ナポリの震災からの生きる力が流れている。
負を正とした、私自身の誇りの軌跡でもある。
未来の自分へ話したい。
内田洋子
(2020.9.16)
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続いても内田洋子さんのインスタグラムからの転載です。
本クラウドファンディングと『デカメロン2020』の
サイドストーリーとなっておりますので、ぜひご覧ください。
その1
ときどき私の方から探しに行ったり、向こうからこちらに飛んでくるテントウムシがいます。これ!イタリアンでしょう⁈新着メッセージの中にこのアイコンを見つけると、やる気が湧いてきます。
競馬騎手のミルコ•デムーロさんです。外国人で初めて、JRA日本中央競馬会所属を果たしたイタリア人騎手。
出会いは瞬間。一生の思い出になる記録を留める。
(2020.9.1)その2
勝負の世界がどれほど厳しいのか、想像はつかない。ミルコさんは、馬のような目をした人。幼い頃から、一日働いてヘトヘトにったロバを山の上の小屋へ戻すために跨った。疲れた生き物を労わり、手綱捌きを手で覚えたのが、彼の基盤を作った。「ダービーの仕事です」声をかけてくれた、文藝春秋のNUMBERというスポーツマガジンの編集者に感謝しています。
どんなことにも物語がある。書かなければ伝わらない。残しておきたい瞬間がある。
(2020.9.1)
その3
ロバといえば、ロドス島に出かけた夏を思い出す。
50度近くになる岩の山の尾根を歩いていた。上を向いて歩けない。チリチリと足の裏から、頭のてっぺんから、焦げていく。木陰に座り、濃厚なヨーグルトにたっぷりハチミツを混ぜて食べてひと休みしていると、目が合った。ロバ。着飾って、客を待っている。近寄って目を覗き込むと、大粒の涙がポロリ。あの目。
(2020.9.1)
その4
ギリシャの目。トルコにも同じ目がある。魔眼。にらみを効かせて、災いを遠ざけてくれる。家に飾ったり、身につけたりする。
四方八方から青い目玉がにらんでいる。いつもあなたを見守る眼。
(2020.9.1)
その5
誰かに見られている。見上げると、眼と目が合った。
南仏の小さな港町の入り江に建つのは、船乗りを守る神聖な場所。窓の上に魔眼を描いたのは、ジャンコクトーである。
大切な人を亡くし失意のどん底にいたコクトーに黙って寄り添った海への、返礼だったのか。
(2020.9.1)
その6
ジャン・コクトーは引きこもっていたホテルの部屋から出てこの道を歩き、海から生きる意欲を少しずつ授かった。
内田洋子
(2020.9.1)
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あと2週間を切りました。クラウドファンディングも佳境に
差し掛かっています。あと少し。みなさまのお力をお貸し
いただけませんでしょうか?
10月6日まで挑戦は続けますので、引き続き応援をおねがいします。
ぜひこのプロジェクトのことをTwitterやFacebook、Instagramで
シェアや拡散をしてください。この本の存在が多くの人に届きますように。
よろしくお願いします。
たくさんの応援をありがとうございます。_____________________________________________________________________________
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©UNO Associates Inc., 2020