残り7日!地域の人と双方向で作る新しい価値交換の仕組み
vol. 27 2020-08-29 0
Creative Hubを初めて、2ヶ月。
この2ヶ月で最も感銘を受けたのは、Creative Hubの隣に住むお母さんが演劇や売られる野菜を楽しみにしてくれていることだ。
そのお母さんは、裏口から毎日Creative Hubのパフォーマンスを楽しみにのぞいてくれている。
北上から思いのこもった野菜を集めて売る、八百屋のフチコが出展した時のこと。
(フチコは野菜を並べさせたらみぎに出るものはいない)
野菜を買いに来てくれて、いくつかカラフルな野菜を手にとった後に、「これはおいくらか?」とフチコに聞いた。
フチコが「投げ銭です」と答えると、「それでは家からお金を持ってくるから待っていて」とおうちに戻る。
帰ってきたお母さんは、「こんなに美味しそうな野菜をいただくんだから、いっぱいお金を持ってきたのよ」と、小銭のカゴに両手にいっぱいのありったけの小銭を入れてくれた。
籠の中には値段にするといくらにするかわからないけれど、山もりの小銭積まれている。
お金の価値ってなんだろうなと考えさせられる出来事だった。
その小銭には、「価格」以上の価値や、その小銭を集めていたお母さんの大切な時間が込められている。
電子マネーやブロックチェーンが普及し始めたけど、それはどこかで誰かが誰かを思って働いて生み出した価値であって欲しい。
Creative Hubでは金融工学的な数字に惑わされない思いのこもった価値交換を広げていきたいと思っています。
共感いただけたらぜひともご支援いただけた嬉しいです!