【追記】プロジェクトにかける思い
vol. 1 2021-10-11 0
<片瀬あや からのメッセージ>
私は踊るのが好きで、人生のとあるタイミングで踊りを生活の中心に、と思ったものの、長い療養生活を強いられることとなり、活動や舞台にコミットすることができない年月が続きました。即興のセッションだったり家で一人で踊ったり、踊り続ける日常ながら表現として社会的に開いていくことは半ば諦めに近い気持ちで過ごしていました。
そんな私にとっては、コロナ禍で世の中のオンライン化が進んだことは、社会への窓が開いたような感じがあります。そしてその窓の向こうにはコアコレのメンバーがいました。体調や生活が不安定でも運営や表現、議論への参加に躊躇する必要がない、コアコレにはそんなインクルーシブなところがあり、それってこれからの時代とても貴重な事だと思います。
6年前までアメリカに暮らしていた時、表現形態を通したアーティストやダンサーのコミュニティを見てきましたが、そこでは表現と生活が密着し、コミットメントの仕方、表現者としてのあり方も多様な中、アーティスト同士が支え合っていました。こういったコミュニティを日本でも作れたらと思っていたので、今、コアコレに参加できていることがありがたく、また長期的に育てていきたい場です。いろんな人のいろんな日常の一端にコアコレのようなダンスの場がある。そんな期待とともに、ご支援いただけたら嬉しいです。
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