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こども映画レッスンをクラウドファンディングで実現!
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1988年生まれ。神奈川県在住。大学在学中より映画美学校にて映画制作を学ぶ。2013年第九回シネアスト・オーガニゼーション助成作品『GET BACK NIGHT』を大阪アジアン映画祭にてプレミア上映。東京での上映を待機している。東京都教育委員会・BumBスポーツ会館助成事業「こども映画レッスン」広報担当を務める。
本事業は映画美学校OBによる「映画の運動会」が主催です。今夏豊洲の街を舞台に、子供のメディアリテラシー教育を目的とした、子供たち主体の短編映画制作、上映企画を5日間で行います。
東京都教育委員会・BumBスポーツ会館助成事業「こども映画レッスン」は小学校1年生~中学校3年生が中心になって、短編映画の発案、撮影、編集、上映の全工程を体験してもらい、映像を読み解く力=メディアリテラシーに対する認識を深めてもらうプロジェクトです。
メンバーはNPO法人映画美学校の修了生によって構成されています。全員現役の映画制作者です。
今回私たちが本プロジェクトを行うきっかけとなった出来事の一つは、バラエティー番組の中で紹介されたとある映像とそれに対する視聴者の反応にありました。
これは明らかに作り物の映像ですが、カメラを揺らし、舞台を暗所に設定してカットのつなぎ目を分かりづらくすることによって本当に起こった出来事として表現しようとしています。 私たちはこの映像が本当に起こったこととして多くの人たちに受容され、流通していることに驚きを憶えました。 現代では、TVやPC、スマートフォンはもちろん、電車内に設置されるモニターや街頭の大型スクリーンなど映像を見る頻度は日々増大しています。また、携帯電話の機能拡張により、映像を撮影し公開する機会がすべての人に開かれるようになりました。 しかし、それら映像記号をどのように読み解くのか=メディアリテラシーを考える機会はほとんどありません。文字や数字などの記号であれば、就学、またはそれ以前から、国語、算数の授業や家庭での読み聞かせなどを通じて、習得する機会が多数あるにも関わらずにです。
本事業は、実際に映像制作を体験しながら、メディアリテラシーに対する認識を深め、多くの映像に無防備にさらされている現状から、こども達が主体的に映像に関わっていけるきっかけにしたいと考えています。
子供たちには以下の二つのコースを選択してもらいます。
・ホラーコース
10名一班となって、5分程のホラー映画を作成してもらいます。ホラーは見る人を怖がらせたり、驚かせたりする為に、様々な手法が使われているジャンルです。ホラー映画を作る体験で、多くの映像表現に触れ、映像をよく見て考える力を養える機会にします!
・探偵コース
5名程で映画探偵グループとなり、撮影舞台である豊洲4丁目団地の住民の方々の「大切なひと、もの、できごと」を調査して、15分程のドキュメンタリー映画(インタビュー、再現などで構成)を作成してもらいます。普段は接する事のない人々と交流する過程で、映画を通じたこども達のコミュニケーション力を養える機会にします!
撮影舞台 豊洲4丁目団地
ゲスト講師 万田邦敏
開催が決定している本事業ですが、撮影機材費、人件費などの半分は運営メンバーの自費に拠っています。
募らせて頂いたお金は、事業を成立させるために不可欠な活動費用に使わせて頂きます。
こどもたち自らが作った映画を上映し、一人でも多くの観客の多様なリアクションに触れてもらうことは、制作過程と同じくらい重要な経験です。
募らせて頂いた資金の一部は団地集会場でのこども映画上映会のために使わせて頂きます。豊洲に暮らす方々とこども達、住民の方々同士が交流できる機会にしたいと考えております。
【ホラーコース】
・ロケハン
撮影場所を探索します。
UR団地さんと自治会長さんの御協力で、豊洲4丁目団地敷地内と団地集会場での撮影が可能となりました。
撮影場所を通してどんなものを撮ろうか発見してもらいます。
・シナリオ作成
実体験や、想像力、撮影場所、出演者などを加味してシナリオを共作します。
・キャスティング
班内のメンバーや、ボランティアスタッフ、あるいは近所の方などに出演の依頼をします。
・小道具・衣裳の打ち合わせ
映画で使用する衣裳は基本的にもちよりとさせていただきます。また小道具など必要な場合は、もちより、もしくはダンボールなどでの作成となります。
【探偵コース】
・取材内容と対象の検討
「ホラーコース」が実体験や自分の想像力、撮影場所などからシナリオを作成することに対して「探偵コース」はいろいろな人と関わりながら映画の形を構成していきます。
シナリオを書いて物語を映像化するという一般的な映画作品の制作様式にとらわれない自由な作品がつくれます。
・取材対象へのアポ取り
豊洲公団自治会長さん、豊洲町内会会長さん、豊洲小学校PTA会長さんらの協力により、古くから豊洲を知る方々に事前にこちらからアポをとっています。近くにいるが普段話を聴くことの少ない大人とコミュニケーションを結ぶ機会が多数あります。
また、その方だけでは取材対象数は足りないので、こどもたちに団地内の人などに取材の約束を実際にとってもらいます。肖像権の許可取りなど、ある人を映像で残すことの倫理観が体験を通して学べます。
山田 剛志
1988年生まれ。神奈川県在住。大学在学中より映画美学校にて映画制作を学ぶ。2013年第九回シネアスト・オーガニゼーション助成作品『GET BACK NIGHT』を大阪アジアン映画祭にてプレミア上映。東京での上映を待機している。東京都教育委員会・BumBスポーツ会館助成事業「こども映画レッスン」広報担当を務める。
小出豊
1974年生まれ。映画監督。主な作品に『こんなに暗い夜』、『綱渡り』など。映画美学校フィクション科コース修了。万田邦敏監督に師事し、『接吻』ではスクリプターを担当した他、同監督の短編TVドラマ『県境』、『一日限りのデート』では脚本も担当。『お城が見える』で第4回CO2オープンコンペ部門優秀賞を受賞し、CO2助成を得て撮り上げた初長編『こんなに暗い夜』が大きな話題となる。また映画批評紙「シネ砦」の執筆者。「映画の運動会」主催「こども映画レッスン」副代表。
本事業は2014年8月17日~23日に事業を行うことが確定しております。また、映画美学校試写室でのお披露目上映会も9月13日に行うことが決まっております。
ご支援下さった方は本事業に何らかの形で、必ずご参加頂けます。
現在、今年の8月中旬の実施へ向けて、東京都教育委員会、地元小学校のPTAさんと連携を取りながら、子供たちに、一生の思い出になるような充実した体験をしてもらいたいという一心でプログラムを策定しております。
また、本事業は今後も継続して行いたいと考えております。それは一重にメディアリテラシーの大切さを伝えていくためです。
メディアリテラシー=「映像を読み解く力」という少し硬い印象を与える言葉ですが、それを学ぶことによって、普段目にしている映像をいつもとは違った見方で捉えることが出来たり、いつもとは違った楽しみ方が出来ます。映像体験をより豊かにするためのきっかけ作り、クラウドファウンディングという形でご参加下されば幸いです。
ご観覧、ありがとうございました!
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