魔女消え日記 神戸上映!
vol. 22 2023-08-19 0
『CODE-D魔女たちの消えた家』日記です。
昨年の映像グランプリ受賞作品上映会で、
神戸にて来週末1回だけ上映していただきます。
ディストピア・サバイバル『CODE-D魔女たちの消えた家』
映像グランプリ受賞作品上映
日本芸術会館
神戸市中央区港島中町7-4-1
8/26(土)14:00 開場13:30
当日券500円
Blu-ray上映
映画祭のスタッフの方に、
充実の鑑賞記を掲載していただきました!
うれしいので、ここでご紹介させていただきます。
「あまりの迫力に、常に固唾を飲む…。
サスペンス、スリリング、伏線あり、そんな映画である。
まず驚くべきは、俳優陣の演技である。
その眼差し、指先に至るまで、全神経を張り巡らし、演技を全うしている印象を受けた。
知らず知らずのうちに物語に引き込まれて行く。
時は未来、隕石の影響により、世界は海の底に飲まれ、人口は激減する。
更に、国により、人々の階級をA~Eの5段階に分けることになる。
この話は、Dクラスに分けられた、女性だけで住む、山荘での話。 Dクラスというのは、この世界では決して良い待遇ではない。
Cクラスに上がろうと女達はもがく。
この山荘で一人が死に、また一人行方不明…。
広がる不信感、腹の探り合い、スパイの存在?
そしてショッキングな事件…。
まず、国により、階級を分けられるというのは、残酷な事だと思うであろう。
あってはならないことだというのが、現在の日本人の感覚だと思う。
しかしながら、この日本でも、既に階級というものはそれぞれの心の中で存在しており…。
勝ち組だの負け組だのとよく言われるのは、既にそうなっている証拠ではなかろうか。
この映画の世界は残酷かもしれない。
ただ、物語の中のある重要人物は、映画の山荘での生活でも、現在の日本でもつらい目にあう人なのかもしれない。
しかしこの映画のクライマックスでは、その人が恐らく一番幸せになるのかもしれない。
そう思うと、この世界は、今の日本より優しい世界かもしれないと錯覚してしまうのだ。 」
夏の終わり。
神戸のスクリーンで、魔女たちの花火をご覧になりませんか?