FUNDED
ClafT2022参加アーティスト 上野悠河さんから応援メッセージ！
vol. 31 2022-09-18 0
いつも応援いただきありがとうございます！
中央線芸術祭実行委員会です。
皆様からご支援とお力添えをいただき、ご支援者様71名、目標達成率56%を超えてまいりました。
ファンディング期間も残り2週間となり、ここから必ず目標達成できるよう、実行委員会一同向かって参りたいと思います。引き続きのご支援と、情報のシェアや拡散のご協力を、何卒よろしくお願いいたします！
今年のフェスティバル参加アーティスト上野悠河さんから応援メッセージが届きましたので、皆さまにご紹介いたします。
上野さんは、昨年のフェスティバルの「スペースシェアリングプログラム」に初参加されました。2年目のフェスティバル参加となる今年は、高円寺のギャルリー・ジュイエでの個展と、同時期に阿佐ヶ谷の高架下空き倉庫で開催されるグループ展「孤独な散歩者たちの庭」にダブル展示されます。
精力的に活動を展開される上野さんは、2022年に「録れコン2022」にてグランプリを受賞、また同年「SICF23」にて大巻伸嗣賞を受賞されるなど、現在最も注目される若手作家のお一人です。
上野さんの揺るぎない作家としてのセンスは、ご自身が語られる言葉からも感じ取ることができると思います。
上野さんからの応援メッセージ、是非ご一読ください！
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上野悠河と申します。
未熟ながらも、昨年度の中央線芸術祭2021より継続してプログラムに関わり参加できましたこと、たいへん嬉しく思います。昨年の選出、展示とその過程を経て得られた実感は今でも褪せてはいないと改めて感じるところです。
ひとりのアーティストとして中央線芸術祭に関わるに、「芸術祭」が他の表現の機会(展示・公演)と異なる印象を見い出せます。壇上から地域をも巻き込む舞台のスケールで、かつ作品が会場内に完結しないような空間の広がりと時間の流れ。日々変わる生活と環境のなかの、「非日常」よりもう少しだけ普段の自分と接している・・・たとえば純粋な美術の文脈では評し得ないような、枠を超えた関わり合いと複雑さ(ともすれば普遍的なコミュニケーション)に実感的な重みを感じることができます。
そこではジャンルを超えたかかわり合いやぶつかり合いがあり、自分自身と作品とそのプロセスが切り離されることはありません。プロセスは身体と作品とを結び介する現実のコミュニケーションとしてあり、作品の奥深さや力強さをおのずと語ってくれるものです。
ここにいるアーティストたちは、さまざまな方法で議論とコミュニケーションを交わし、作品にむけてさまざまにプロセスを重ねています。そして、作品とともに問いを投げかけます。それは答えの無い、難しい問いかもしれません。しかしできることなら、多くのイベントに足を運んで、観て聴いて感じて、その問いに応えてみてください。より一層と作品を、芸術祭を体感できるはずです。
この機会に感謝するとともに、中央線芸術祭が今後も語り継がれるものでありたいと願い、メッセージとさせていただきます。
上野悠河（中央線芸術祭2022 参加作家）
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上野悠河
1997年千葉県生まれ。2019年和光大学表現学部芸術学科中途退学。
現代美術家として2016年より活動するほか、ミュージシャン「Mus’c」名義での活動とを交差的に行なっている。
近年の展示に、「時に、糺そうとする」（ギャラリイK, 東京, 2021）、中央線芸術祭2021 スペースシェアリングプログラム「ともにある場所」（KOGANEI ART SPOT シャトー 2F, 東京, 2021）、「そこに太陽ある限り、わたしの最後の青い時間」（千葉市民ギャラリー・いなげ, 千葉, 2021）、「SICF23」（SPIRAL, 東京, 2022）など。
2012年JSECC日本学校合奏コンクール全国大会出場・金賞受賞(ソロ・マリンバ)、翌2013年に習志野市教育功労者顕彰および表彰。「録れコン2021」アレンジ賞、「録れコン2022」グランプリ受賞。2022年「SICF23」大巻伸嗣賞受賞。
HP : http://yugaueno.zohosites.com
Center line art festival Tokyo 2022
上野悠河個展
「さあ、踊りましょう。お外はこんななのに？
そのときぼくの、スカートがひらり、ひらり (1974)」
会期 2022年10月21日（金）〜25日（火）
OPEN 12:00〜CLOSE 19:00
※最終日は17:00でCLOSE
会場 ギャルリー・ジュイエ（高円寺）
個展詳細はこちら
グループ展
「孤独な散歩者たちの庭」
参加作家 阿目虎南 上野悠河 越智波留香 金暎淑 三本木歓 鈴木誌織 戴飴霏 森有未
会期 2022年10月21日（金）〜25日（火）
OPEN 11:00〜CLOSE 18:00
会場 高架下空き倉庫（阿佐ヶ谷）
プログラム詳細はこちら