スタッフ・キャスト紹介 #6|主人公の上司役・ウラシマさん
vol. 12 2026-09-10 0
今回ご紹介するのは、
主人公が働く職場の上司役を演じてくださる、ウラシマさんです。
ウラシマさんと私が初めてご一緒したのは、2024年12月。
とあるCM撮影の現場でした。
しかも、ご一緒した現場はその一度だけ。
その後、頻繁に連絡を取り合っていたわけでもありません。
それでも今回、上司役のキャスティングを考えた時、かなり早い段階でウラシマさんの顔が浮かびました。
改めて考えると、これって結構すごいことだなぁと思います。
約1年9か月前に、一度だけ一緒に仕事をした人。
それでも、
「この役なら、あの人が合いそう」
と思い浮かぶ。
今回、自分がキャスティングする側になってみて、
“また呼ばれる人”って、こういうことなのかもしれない。
そんなことを考えました。
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初対面なのに、距離感がちょうどいい人
そのCM撮影では、2日間ご一緒しました。
その時にすごく印象に残ったのが、ウラシマさんの人との距離の取り方でした。
初対面なのに馴れ馴れしくない。
でも、ずっとよそよそしいわけでもない。
自然と話せる距離まで、いつの間にか近づいている。
その加減がとても上手な方だな、と思った記憶があります。
撮影の帰り道にはポケポケを勧められ、私はそのままインストールしました。笑
その後には、アルバイト先を繋ごうとしてくださったこともありました。
結局タイミングが合わず、そのお気持ちだけありがたく受け取る形になったのですが、
一度現場で会っただけの相手にも、さらっとそういうことができる。
勝手ながら私の中では、その頃からなんとなく
「シゴデキのアニキ」
みたいな印象があります。
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なぜ、1年9か月経っても覚えていたのか
もうひとつ、その日の現場で強く感じたことがあります。
それは、
「この人、現場慣れしているな」
ということ。
撮影現場って、ずっと100%の緊張状態でいられる場所ではありません。
長い待ち時間もある。
人と雑談する時間もある。
逆に、短い時間の中で一気に集中しなければいけない瞬間もある。
だからこそ、
どこで力を抜くのか。
どこで人と話すのか。
そして、どこできちんと仕事をするのか。
ウラシマさんは、その切り替えがとても自然な人だなと思っていました。
その現場で、ウラシマさんから「また呼んでもらう仕事も多い」という趣旨のお話を聞いたのですが、
当時の私は、
「現場慣れされているんだなぁ」
くらいに聞いていたと思います。
でも今、自分が作品を作り、人を呼ぶ側になってみると、なんだかものすごく腑に落ちます。
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一度選ばれることと、「また一緒に仕事したい」は少し違う
俳優として仕事をしていると、オーディションで選ばれることは大きな目標のひとつです。
たくさんの候補の中から、
「この役を任せたい」
と思ってもらう。
それだけでも、もちろん簡単なことではありません。
でも、一度選ばれることと、その仕事が終わったあとに、
「またこの人と一緒に仕事がしたい」
と思ってもらうことは、少し違うのかもしれません。
視聴者の方から、
「またこの人を見たい」
と思ってもらうことも大切。
でも同時に、撮影現場を実際に作っているのは人間です。
求められたものにきちんと応えられる。
現場の空気を読める。
周囲とコミュニケーションが取れる。
必要な時には仕事に集中する。
そして、一緒に仕事がしやすい。
そういう積み重ねも、次の仕事につながっていくんだと思います。
今回私自身が、一度しかご一緒していないウラシマさんを思い出して出演をお願いしたことが、
そのひとつの答えなのかもしれません。
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SNSは、「思い出してもらう場所」でもある
今回、キャスティングする側に立って、もうひとつ気がついたことがあります。
私と監督は実際に、候補となる方々のInstagramなどを見ながら、
「この役、誰が合うだろう」
と考えていました。
そこで、
「あ、この人最近も活動してるんだ」
「今こういう作品に出てるんだ。今回の役に合いそう」
と目にすると、過去の記憶と現在の活動がつながることがあります。
SNSというと、どうしてもフォロワー数やバズることばかりに目が行きがちです。
でも、誰かがキャスティングを考えている時、
ふと
「そういえば、あの人どうしてるかな」
と思い出した時に、ちゃんと活動している姿が見える。
それも、仕事につながるひとつの役割なのかもしれないな、と今回初めて実感しました。
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“真面目に不真面目”ができる人
ウラシマさんは、
芸人、俳優、振付師、DJと、かなり幅広く活動されています。
今年は、
SUMMER SONIC 2026 KIDS CLUB
「DJデッカチャンwith寿司DJのキッズディスコ」
に、寿司DJとして出演。
……寿司DJです。
情報量が多い。笑
でも、こういった活動を見ていても、
ウラシマさんには
“真面目に不真面目をやる”
という強さがあるように感じます。
ふざける時も、中途半端にふざけない。
でも、根っこではちゃんと仕事をしている。
その振り幅も含めて、今回の『シンデレラ』の世界に入っていただきたいと思いました。
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主人公の上司役
今回ウラシマさんにお願いするのは、主人公が働く職場の上司役です。
コワモテな存在感がありつつ、ただ怖いだけでもない。
かといって、単純なおもしろキャラクターでもない。
この作品の職場パートに、
独特の温度を持ち込んでくれる人物になればと思っています。
演出の細かい部分については、現在も監督と調整中。
だからこそ、
ウラシマさんがこの役をどう受け取り、
どんな人物をそこに立ち上げてくれるのか、
私自身とても楽しみにしています。
そして、ウラシマさんからいただいたコメントがこちら。
「監督とプロデューサーが『絶対にウラシマで…』となった役だそうで、
どんなイメージ持たれてるんだろう?と今からビクビクしてます。」
見てください。
このパスのうまさ。笑
こちらが思わず何か返したくなる余白を、ちゃんと置いてくる。
こういうところも、ウラシマさんらしいなと思います。
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【せっかくなので】3つ聞いてみました
今回の記事を書くにあたって、
せっかくならご本人にも聞いてみようと思い、3つ質問をしました。
①現場で、共演者やスタッフとの距離感で意識していること
「ヤバそうな人とはバレないように距離を置くようにしてます。」
②「また呼んでもらえる人」でいるために、自分なりに大事にしていること
「権力を持ってる人に『また呼んでください!』って言うようにしてます。」
③芸人・俳優・振付師・DJと色々やっている中で、全部に共通して大事にしていること
「遅刻するのが怖いので、どの現場もなるべく早く家を出るようにしています。」
……なんでしょう。
全部ちょっとおもしろい。笑
でも、ご本人としてはかなり真面目に答えてくださったそうです。
そして改めて読んでみると、
確かに全部、ちゃんと仕事の話なんです。
相手を見て距離をはかる。
また仕事がしたいなら、その意思をきちんと伝える。
遅刻しないように、余裕を持って現場へ向かう。
どれも、とても基本的なことです。
でも、長く仕事を続ける上で大事なことって、案外こういう基本の積み重ねなのかもしれません。
そういうことを、少し笑える言葉に変えて返してくる。
私がウラシマさんに感じている
「真面目に不真面目」
という印象は、こういうところにも表れている気がします。
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ウラシマさん プロフィール
ウラシマ
1986年8月16日生まれ。
芸人・俳優・振付師・DJとして幅広く活動。
映画
『ゾンビ1/2』
舞台
『吸血鬼すぐ死ぬ』
『ジョーカー・ゲームⅢ』
CM
『デリケアエムズ』
ほか多数出演。
2026年には、
SUMMER SONIC 2026 KIDS CLUB
「DJデッカチャンwith寿司DJのキッズディスコ」
に寿司DJとして出演。
ウラシマ Official Links
X | Instagram
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1年9か月後に、思い出した人
2024年12月。一度だけ一緒に仕事をした。
その後、頻繁に会ったわけでも、ずっと連絡を取り続けていたわけでもない。
それでも、
2026年に自分が初めて作品を立ち上げ、キャスティングを考えた時に、
私はウラシマさんを思い出しました。
人の記憶に残ること。
また一緒に仕事をしたいと思われること。
そして、
時間が経っても、誰かの頭の中の引き出しから
「この役なら、あの人」
と取り出してもらえること。
それも、この仕事を続けていくためのひとつの力なんだと思います。
今回、自分が呼ぶ側になったからこそ、それを実感しました。
ウラシマさん!
約1年9か月ぶりに、今度は私が立ち上げた作品でご一緒できること、とても嬉しく思っています。
『シンデレラ』の世界を、ぜひウラシマさん色に染めてください。
よろしくお願いいたします!
企画・プロデュース・主演
古川さら
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