応援コメントをいただきました!<第四弾>
vol. 12 2022-08-07 0
こんにちは、シネマ・チュプキ・タバタ スタッフの宮城です。
プロジェクトの進捗ですが、この1週間で店頭・お振込でのご支援も含め、
67名もの方にご支援いただきました!
ありがとうございます!!!
そして、ご支援は現在361万2419円。
ついに!たった今、目標金額の60%に達しましたー!
600万円は途方もない目標金額だと思っていましたが、
これはもしかして、もしかするでしょうか。どきどき。。。
チュプキを応援してくださっている監督さんのご紹介と、嬉しい応援コメントをお届けします!
今日はもう1通、応援コメントをアップします。
まずお一人目は、
★映画「返還交渉人 いつか、沖縄を取り戻す」の柳川強(やながわ つよし)さんです。
第二次大戦後、アメリカの統治下におかれていた沖縄が、1972年、5月に日本に返還されました。そこに至るまで米軍による圧政に対し、県民による粘り強い抗議や団結があったことはもちろん、外交官として交渉に尽力した実在の人物、千葉一夫を描いた映画です。
鬼の千葉と言われた熱い人物を、井浦新さんが演じました。チュプキでは昨年の沖縄特集で上映、そして返還から50年になる今年、再上映しました。
今年の舞台挨拶で柳川監督は、
「あんなこともあったんだねと言える日が来れば。しかし、5年経っても変わっていない。この映画が過去の遺物になれば良い、と思っている」とお話されました。
すらっと背が高く、帽子がよくお似合いの柳川監督。一見クールな印象ですがとても気さくで、熱い方です。
応援コメントをご紹介します。
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私が知る限り、日本で一番小さな映画館かも知れません。
でも心ひそかに、もしかしたら、
日本で一番大きな志を持っている映画館かも、と思っています。
そして、いつ伺ってもスタッフの皆さんが笑顔で迎えてくれる、
日本で一番暖かな映画館、かも知れないと感じています。
「だれもがいつでも安心して、一緒に映画を楽しむことができるユニバーサルシアター」の更なる挑戦と進化…応援します!!
返還交渉人 監督 柳川強
写真のキャプション:チュプキの入り口にて、やながわ監督と代表平塚。
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次にお二人目は、
★ドキュメンタリー映画「まちの本屋」の大小田直貴(おおこた なおき)監督です。
映画は兵庫県尼崎市の商店街にある売り場十坪の小さな本屋、小林書店の小林さん夫婦と書店の半年を追ったドキュメンタリー。活字離れが言われて久しいですが、さらに電子書籍の普及もあり町の本屋さんはこの20年で半数近くにまで減ったそうです。しかし出版社からの信頼も厚く、遠方から足を運ぶ人もいる小林書店。お客様だけでなく、取引先、そして街にも、ご夫婦の丁寧で、誠実な仕事がファンを呼んでいるのです。小林由美子さんの講演を聞き感動した監督は、数年にわたり通ったのち、この映画を撮ることを決めたそうです。
よくチュプキに映画を観にきてくださる視覚に障害のあるお客様が、本作を馴染みのお店の上映会でご覧になり、とても良い映画だったから音声ガイドつきで上映してほしい、と熱いリクエストをいただき上映に至りました。
小林さん夫婦の生き方、仕事への姿勢には学びがいっぱい。
どんな時もユーモアと、優しさと知恵を。本のようにまた見返したくなる映画です。
(映画になる前の書店の歴史やエピソードが小説になっています。「仕事で大切なことはすべて尼崎の小さな本屋で学んだ」)
連日のように舞台挨拶に来てくださった監督から、応援コメントをいただきました!
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私の大切な映画館、シネマ・チュプキ。
ドアを開ければ笑顔と心のこもった挨拶で迎えてくれます。
20席の小さな映画館だから笑い声が聞こえ、
涙を流す気配が伝わってきます。
人と一緒に映画を観ることの豊かさ、
スクリーンの前では誰もが平等であることを教えてくれます。
そんな大好きなチュプキにDCPが導入!
これでたくさんの映画を字幕、音声ガイド付きで見られます。
チュプキ製作映画は見えない人に手話を伝える。
どんな映画でしょう?ワクワクしかありません。
チュプキに行ってみて下さい。きっと大切な場所になると思います。
そして、クラウドファンディングでの応援よろしくお願いします。
チュプキへの投資が世界を明るく照らすと信じています。
ドキュメンタリー映画「まちの本屋」監督
大小田直貴
写真のキャプション:チュプキの入り口で、ポスターを抱えるおおこた監督と、平塚代表、スタッフみやぎ。
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最後は、
★ドキュメンタリー映画『へんしんっ!』の石田智哉(いしだ ともや)監督です。
大学では、哲学、写真、映画、身体論などを学びながら、3年次より映像制作系のゼミに所属。在学中に『へんしんっ!』を制作し、第42回ぴあフィルムフェスティバルでグランプリを受賞。手足に不自由があり、電動車椅子を使って生活する石田監督は、「しょうがい者の表現活動の可能性」を探ろうと取材をはじめ、その中で全盲の俳優美月めぐみさん、ろうの役者で、手話表現者の育成にも力をいれている佐沢静枝さん、振付家でダンサーの砂連尾理さんと出会います。そんなさまざまな違いを架け橋するひとたちの中で新たな表現がひらかれていく作品です。
そして監督の要望で、これまでにない試みが行われました。どの劇場で上映する場合も、字幕付き、音声ガイドをオープン(映画の音と一緒に音声ガイドも流す)で上映するというもの。
「健常者」にとって必要のない、字幕やガイド。違和感や、わからなさに触れる映画体験をも作品の一部になっています。
映画の中のインタビュー場面ではシネマ・チュプキ・タバタのロビーも使われています。
当時カメラとマイクを担いだ学生さんと一緒に撮影に来られた時はまさか、こんなすごい映画になって、チュプキで上映することになろうとは思いも寄らず、嬉しい驚きでいっぱいだったことを思い出します。
監督の思考や模索の根っこには確かなビジョンがあり、今後どんな作品が生まれるのか、楽しみです。
さて、石田監督からいただいた応援メッセージをご紹介します!
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シネマ・チュプキ・タバタ初訪問は2017年6月。大学サークルで「音声ガイド」を学びたいとの相談に伺った時でした。
映画館内で印象的だったのは青地の葉っぱ。メッセージが書かれた葉と1つひとつの白い文字は夜空に降り注ぐ光のようで、たくさんの方の思いを感じました。ここで平塚千穂子さんや美月めぐみさんとお会いし「考え」を率直にぶつけ親身にきいていただいたことを思い出します。
車椅子ユーザーとして映画館へ行くと「どこで観られるかな?」とのドキドキがあります。自分にとってチュプキは心落ち着かせて、迫力のあるスクリーンと音に包まれて映画を観られる場の1つです。
チュプキでの映画体験をより多くの方にしてもらえることを願っています。
映画監督 石田智哉
・・・・・・・
映画のもつ熱量、誠実さ、奥深さ、それは監督の姿そのものです。
今日はもうひとつ、応援コメントを投稿します!
今回のクラウドファンディング期間中、「星にお願い」企画にて、みなさまから観たい映画のリクエストを募集しています。
そして寄せられた映画をご紹介する「#きら星ラジオ」をYouTubeにて公開中!
各回1週間限定です。
No.1 公開は8/7まで https://youtu.be/1cvvaTtThHs
No.2 公開は8/12まで https://www.youtube.com/watch?v=AqHR1DjPm74
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CINEMA Chupki TABATA
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